お値段以上?
こんにちはchessinuです。
10年近くずっと家で使用してきた椅子(オフィスチェア)がついに寿命を迎え突然壊れてしまったので、早急に新しい椅子を用意しなくてはいけない状況になりました。
早速ネット上で色々と調べてみたところ、「エルゴヒューマン(Ergohuman)」の椅子が作業用として良さそうな感じだと判明!
しかしいきなり購入するには躊躇する値段(約10万円)なので、実際に座って確かめるべく匠大塚に行ってみることにしました。
ということで、今回は埼玉県春日部市にある「匠大塚 春日部本店」に、椅子を含む家具全般を見てきた感想(レビュー)を紹介していきます。
ただし当然のことながら、記事内で匠大塚 春日部本店にある「全ての商品やサービス」を紹介できたわけではありません。
なのでもしこちらの記事を見ていて気になった方は、ぜひ実際に足を運んでみてください。
匠大塚について
既に皆さんはご存知でしょうが、とりあえずまず始めに「匠大塚」について簡単にですが紹介します。
- 匠大塚の歴史
- 匠大塚と大塚家具の違い
- 匠大塚の店舗所在地と店舗数
匠大塚の歴史
父親(勝久)と娘(久美子)の経営方針の違いによるいざこざの末に会社(大塚家具)から父親が追い出される形となり、長男の勝之氏らと共に2015年7月に新しく設立した会社が「匠大塚」です。
匠大塚の全ての店舗の中で最大級の規模を誇る「匠大塚 春日部本店(全5階)」は、2016年6月に春日部駅東口にあったロビンソン百貨店の跡地に建てられました。
そして何とも皮肉なことに、線路を挟んで反対側の春日部駅西口に元々あった「大塚家具(娘の久美子氏が経営)」は、2018年5月に業績悪化のため閉館をして撤退することになってしまいました。
匠大塚と大塚家具の違い
一般的に匠大塚と大塚家具の大きな違いは、「接客サービス」や「価格帯」と言われています。
匠大塚はコンシェルジュの様な案内スタッフが、お客さんに対して「マンツーマン」で売り場の案内や商品説明などの接客をします。(もちろん断れば一人でゆっくりと見られます)
それに比べて大塚家具はマンツーマンではなく、同じ業種のニトリなどのようにお客さんがスタッフを「呼んだ時に対応する形」になっています。
まぁどちらがいいのかは分かりませんが、個人的には大塚家具タイプの接客の方がゆっくりと見られるので好きです。
価格帯に関しては、どちらにも安い価格や高い価格の商品があったので一概には言えませんが、まぁ一般的には匠大塚の方が「高級路線」の様な印象を受けました。
匠大塚の店舗所在地と店舗数
2021年5月における匠大塚の総店舗数は、ネット上で確認した限りだと以下の「6店舗」あります。
そしてこの中で一番規模の大きい店舗は、これから家具を見に行く「春日部本店」になります。
- 春日部本店
- 青山店
- 大宮高島屋店
- 東急百貨店 吉祥寺店
- 東急百貨店 本店
- 金沢香林坊大和店
匠大塚 春日部本店への交通手段(アクセス方法)
匠大塚 春日部本店へ行くには、基本的に以下の3つの交通手段が考えられます。
- 自動車
- バイク・自転車
- 公共交通機関(バス・電車)
自動車
まず自動車(マイカー)で行く場合には、匠大塚 春日部本店のすぐ近くに「専用の駐車場」が有るので、ほとんどの方はそちらを利用しています。
案内の看板が出ているので特に迷うことはないと思いますが、一応Google Mapのストリートビューなどで事前に見ておくと良いかもしれません。
ちなみに料金に関しては、匠大塚に駐車券を持っていけばその日に限り無料になります。
バイク・自転車
バイクや自転車で行く場合には、匠大塚 春日部本店の正面玄関左手に「無料の駐輪場」があるのでそちらを利用してください。ただし駐輪場に屋根(ルーフ)が付いていないので、雨が降ったりすると普通に濡れます。
公共交通機関(バス・電車)
バスや電車などの公共交通機関を利用する場合には、匠大塚 春日部本店の最寄り駅が「春日部駅(東口)」なので、基本的にはそちらを利用することになると思います。
そして春日部駅東口から歩いて行くか(徒歩7分程度)、または春日部駅東口から「匠大塚本店前」に行く朝日バスやタクシーがあるのでそちらを利用します。
匠大塚 春日部本店に家具を見に行く
それでは実際に「匠大塚 春日部本店」へ家具探しの旅に出発します!
何やかんや道に迷ったりしましたが、なんとか無事に辿り着くことがデキました。自分の場合は原付バイク(スーパーカブ)で来たので、先ほど紹介した無料の駐輪場に雨が降らないことを祈りながら停めておきます。
さて匠大塚の正面玄関に来ましたが、それにしても実に立派で大きな建物ですね。
匠大塚 春日部本店の売り場のフロア面積は、東京ドームのグラウンド面積の2倍と言うだけのことはありますね。
正面玄関の自動ドアから中に入ると「受け付け(総合インフォメーション)」があるので、コンシェルジュ的な案内スタッフが必要な方はこちらで手配をしてもらいます。
自分の場合は一人でゆっくりと自由に見たかったので、受け付けのスタッフが声をかけてきましたが、案内スタッフは必要ないと一言伝えておきました。
椅子(オフィスチェア)を見に行く
それでは今回の目的である「椅子探しの旅」に出かけます。
先ほどの受け付けで貰ったフロアガイドマップによると、どうやらオフィスチェアは「3階」にあるようです。
建物内にはエレベーターもありましたが、3階なのでエスカレーターで移動することにしました。
エスカレーターから降りて左に進むと、すぐに「オフィスチェアコーナー」を発見!
早速目的の「エルゴヒューマン(Ergohuman)」を探しますが、どこを見ても無い…?
「オカムラ(okamura)」や「ハーマンミラー(Herman Miller)」のオフィスチェアは有るのですが…
しかしエルゴヒューマンだけはどこを探しても見つからないので、近くに居たスタッフさんに聞いてみたところ、何と「エルゴヒューマンの椅子は置いていない」そうです…。
でも匠大塚の公式ホームページに、詳細な製品説明と動画まで載せてあった気がするだけどなぁ…なんて思って調べ直したら、娘が社長の方の「大塚家具」の方にありました。(もう本当にややこしいプンプン)
しかし他のお客さんからも同じような問い合わせがあるみたいですね。そりゃそうでしょって感じですが(笑)
まぁ仕方がないので気を取り直し、近くにあった「約46万円(税込)の白い椅子」に座ってみましたが、やはり家にある安い椅子とは座り心地が違いますね。
その他にも色々と椅子を試座してみたのですが、その中でも一番気に入ったのはFellowes(フェローズ)社製の「Elea(エレア)」という椅子です。
普通の椅子と違い、「4本のワイヤーロッド」で座面を吊り下げている構造になっています。
なので座るとお尻が凄いユラユラと揺れるので、とても不思議な座り心地になります。
ぜひ皆さんもこちらの椅子に座ってみてください。
ちなみに値段は「約15万円(税込)」と、割とお求めやすい価格になっています。
後日談
匠大塚 春日部本店には「エルゴヒューマン」の椅子が置いてなかったので、帰りに近くにあった「島忠ホームズ」に寄ったら普通にほぼ全種類のエルゴヒューマンの椅子が揃えられており複雑な気分になりました笑
それで色々な椅子の座り心地や値段を比較しながら選んだ結果、最終的に「ニトリ」の椅子を購入しました。
個人的な感想ですが、座り心地に関してはめちゃくちゃ「腰に優しくて」気に入っています。まぁ理想を言えば、肘掛けの高さを調整できるとより良かったのですが、とりあえずめちゃくちゃ満足しています。
オットマンについて
ちなみに今紹介した椅子に「オットマン(足乗せ台)」が付いているタイプもありますが、ハッキリ言って「家で使う椅子」にオットマンは「全く必要ない」と思います。
その理由は3つほどあります。
- ベッドやソファーで休んだ方が良い
- 値段が高くなる
- 意外と使わない
まず1つめの理由としては、家で作業していて疲れたなら「ベッド」や「ソファー」で横になって休んだ方が、オットマンに足を乗せて休むより遥かに「心身の疲れ」が取れるからです。
例えば会社で使用するのであればオットマンに足を乗せて休んでもいいと思いますが、家なら普通に場所を移動して休んだ方が体が楽です。
2つめの理由としては、オットマンが付属するかしないかで「価格がかなり変わってくる」からです。
例えば先ほど紹介したニトリの椅子では、オットマンの有無で「約1万円」ほど値段が変わってきます。
しかも椅子に付属するオットマンは「ショボい」のが多くて壊れやすかったりします。
なのでもしオットマンが欲しいのであれば、別に売っている「汎用品」の足乗せクッションなどを購入して使用した方がいいと思います。なぜならそちらの方がデザインや質もいいし、高さも自由に調節することができるからです。
3つめの理由としては、そもそもオットマン自体そこまで使わないからです。オットマンを出し入れするのがシンプルに面倒くさいし、オットマンが付属する分だけ椅子も「重く」なります。
というわけで完全に話が脱線しましたが、「家で使用する椅子」に限定すれば、個人的には絶対にいらないオプションの1つだと思います。
ただし個人的にそう思っているだけなので、あくまでも参考程度に留めておいてください。(責任は取りません笑)
匠大塚 春日部本店の各フロアの紹介
それではここからは「匠大塚 春日部本店の各フロア」について簡単に紹介していきます。(2021年1月現在)
- 1階
- KEN OKUYAMA ギャラリー、伝統の「継承と革新」特別展示、カーテン/照明、絨毯、桐箪笥/座卓、レストラン&カフェ「Takumi Salone」
- 2階
- リビング家具、ダイニング家具、無垢天板、ベッド/寝具、ソファベッド、パーソナルチェア、衣類収納、インフォメーションカウンター、キッズスペース、授乳室
- 3階
- リビング家具、ダイニング家具、食器棚、書斎家具、学習デスク、二段ベッド
- 4階
- 特選リビング家具、特選ダイニング家具
- 5階
- 特別催事場(映画・ドラマに使用した理由あり商品の販売など)
匠大塚 春日部本店1階
まず1階から順番に紹介していきます。
1階には著名な工業デザイナーのKEN OKUYAMA(奥山清行)が手がけた作品(コンセプトカー)が展示されていました。
ちなみに、この方がデザインしたソファーが2階と4階に展示されているそうです。
またその他には、「伝統の継承と革新」と題された特別展示が開かれていました(無料)。
あとはカーテンや照明のコーナーがあります。
適当にプラプラ歩いていたら、何と「約400万円」もする超高級シャンデリアを発見しました!
他にも絨毯や桐箪笥や食器のコーナーなどがあります。
ちなみに1階には「Takumi Salon(たくみ さろん)」というレストラン&カフェもあります。表に出ていたメニューをチラッと見ましたが、めちゃくちゃ高いという感じではなさそうでした。(例えばトンカツご膳が税込で1,500円ぐらい)
匠大塚 春日部本店2階
2階には無垢材を使用した天板や
東京ベッドやフランスベッドなどの寝具
パーソナルチェアなどが置いてあります。
また2階には、飽きてしまった子供を遊ばせる「キッズスペース」や、赤ちゃんに授乳させるための部屋(授乳室)が用意されています。
ちなみに駐車場への連絡通路の出入り口が2階にあったと思うので、自動車で来た人の行きや帰りはこちらのフロアからになります。
匠大塚 春日部本店3~5階
最後に3~5階をまとめて紹介します。
3階
3階には先ほど紹介した「オフィスチェア」や「書斎棚」などが置いてあります。
また子供用の「学習机」や「二段ベッド」なども置いてありました。
あとは「ダイニング家具」や「食器棚」も多く展示されていました。
4階
ガイドマップによると、4階には「海外製の輸入品から日本製の逸品まで幅広く揃えられている」とのことです。
具体的には「特選リビング家具」や「特選ダイニング家具」との記載があります。
5階
ついに最上階まで来ました。
この階は「特別催事場」となっており、ドラマや映画で使用された家具などを、「理由あり商品」として安く販売している特別販売会場となっています。
例えば「学習デスク」が安くなっていたので見ましたが、普通に綺麗な状態の机でありながら価格は「2万円~」なので、まぁ買っても悪くないとは思います。
ちなみに今日初めて自分以外のお客さんを発見しました(笑)
本当に怖いくらいにガラガラなので、正直見つけた瞬間ホッとしました。
匠大塚 春日部本店に行った感想
ここまで匠大塚 春日部本店についてザッと紹介してきましたが、最後に匠大塚 春日部本店へ実際に行ってみた感想をまとめて終わりとなります。
混雑具合
土曜日の朝早くに行ったのですがお客さんが誰もおらず「ガラガラ」でビックリしました。
もちろん「コロナ禍」という影響も大きいでしょうが、それにしてもお客さんが自分ともう一組の家族しかいなかったので、店内のスタッフさんの方が遥かに多かったです。
まぁでもそのおかげで落ち着いて店内を見ることがデキたので良かったのですが…。
おそらく大口の顧客に対する行商の方がメインの売上になっているとは思いますが、しかし経営の方は大丈夫なのかと心配になりますよね。(まぁ余計なお世話ですね笑)
価格帯と品揃え
自分の場合はオフィスチェアを見に行っただけなので、正直なところ品揃えに関しては何とも言えませんが、とにかくめちゃくちゃ店内は広くて商品はたくさんあったという印象だけです。
価格に関しては、自分の様なニトリやホームセンターの家具で済ませている人間にとっては震え上がるような値段でした笑。
大体どの家具も「数十万円~数百万円」は当たり前の世界でしたからね!
接客態度
接客に関しては、案内スタッフを断り自分一人で見て回っていたのでコメントできませんが、まぁ店内スタッフはお客さんがいないので暇そうに談笑していましたね笑
もちろん近くにいるスタッフさんにわからないことを聞いたら、その都度丁寧に答えてもらえるので問題はないです。
ちなみに自分の場合は店内を自由に見たかったのでコンシェルジュを頼みませんでしたが、何か明確な目的がある場合はコンシェルジュを頼んだ方が良いと思います。
それでは以上で匠大塚 春日部本店を紹介した記事は終わりとなります。
さようなら~