ステップとペダルの滑り止め対策！
こんにちはchessinuです。
普段バイクに乗っている時、「ブレーキペダル」や「シフト(ギア)チェンジペダル」ってめちゃくちゃ使用しますよね。
でもスーパーカブのその3つのペダルって小さくて滑りやすかったりしませんか？
まぁここら辺は人によって感じ方はそれぞれですが、自分の場合は少し不満を持っていたりします。
なので今回はスーパーカブのペダルを滑りにくくするため、ゴムを取り付けて改善に取り組んでみました。
ゴムの交換＆滑り止めゴムを取り付ける理由
バイクで街中を走行している時って結構頻繁にブレーキをかけますが、スーパーカブの場合はブレーキの効き自体がそこまで良くはないので、ある程度強く「ブレーキペダル」を踏む必要があります。
しかし雨天時にブレーキペダルを強く踏むと「足底を滑らせてしまう」ことがあり、実際に自分も走行中に危ない思いをしたことがあります。
それで何とかこの滑りやすいのを改善したいと考えた結果、シンプルに滑り止めのゴムをブレーキペダルに取り付ければ良いということが判明！
そしてブレーキペダルと同じ様に「シフトチェンジペダル」も結構滑りやすいので、こちらにも滑り止めのゴムを取付けることにしました。
ステップに関しては元々ゴム製の物なので、滑りにくくすると言うよりは単純に「ドレスアップ目的」でゴムを新品に交換します。
ゴムを取り付けるステップとペダルの紹介
今回ゴムの交換＆取り付け作業を行う「ステップとペダルの場所(位置)」について簡単に紹介します。
- シフトチェンジペダル
- ブレーキペダル
- ステップ
シフトチェンジペダル
シフトチェンジペダルは名前の通り、走行中および停車中に「シフトアップ」や「シフトダウン」をするのに使用します。
今回は「前側のシフトアップペダル」と「後ろ側のシフトダウンペダル」の両方に滑り止めのゴムを取り付けます。
| シフトアップペダル | シフトダウンペダル |
 |  |
リアブレーキペダル
リアブレーキペダルも名前の通り、リアブレーキをかけて速度を調整するために使用するペダルです。
ステップ
ステップは走行中および停止中に足を乗せたりする役割のある場所で、ブレーキペダル側とシフトチェンジペダル側の両サイドにあります。
| シフトチェンジペダル側 | ブレーキペダル側 |
 |  |
構造自体はとてもシンプルで、鉄のステップバーに分厚いゴムを取り付けているだけです。
ステップの取り外し方について
ステップのゴムを新品に交換する作業においては、わざわざステップ自体を取り外す必要は一切ありませんが、せっかくなので「スーパーカブのステップの取り外し方」についても紹介しておきます。
そもそもどの様にしてステップは取り付けられているのかと言うと、実はとてもシンプルで、「車体の裏側部分に4つのボルトを使用して留めている」だけなんです。
なので取り外す作業自体はめちゃくちゃ簡単だったりします。
実際のステップ取り外し作業
下の画像の赤い丸に囲まれている箇所にある4つのボルトを、14mmのソケットレンチなどを使用して取り外します。
なお画像ではボルトの位置が分かりやすいように車体を倒してありますが、実際に作業をする際には車体を起こした状態で行ってください。
ボルトは時計回りに動かして取り外します。
実際に取り外したステップです。こんな感じで車体の裏側に取り付けてあったんですね。
なお元に戻す際にはトルクレンチを使用して、締め付けトルク「27N・m」で4つのボルトを取り付けます。
取り付けるゴム製品の紹介
ステップに取付けるゴム製品
スーパーカブのステップに、新しく取付けるゴム製品について簡単に紹介をします。
- 購入場所
- アウトスタンディング
- 製品名
- フロントステップゴムセット(2個入り)
- カラーバリエーション
- ブルー/ブラック/レッド
- 適合車種
- スーパーカブ50(AA09/AA07/AA04)
- スーパーカブ110(JA44/JAJ42/JA10/JA07)
- クロスカブ50(AA06)
ブレーキペダル＆シフトチェンジペダルに取り付けるゴム製品
スーパーカブのブレーキ・シフトチェンジペダルに、新しく取付けるゴム製品について簡単に紹介をします。
- 購入場所
- アウトスタンディング
- 製品名
- フットブレーキ・チェンジペダルカバーセット(3個入り)
- カラーバリエーション
- ブラック/クリア
- 適合車種
- スーパーカブ50(AA09/AA04)
- スーパーカブ110(JA44/JA10/JA07)
- クロスカブ110(JA45)
ゴム製品の詳細について
ステップに取付けるゴム製品
ステップのゴムは以下の3種類の色から選ぶことができます。
自分が青色を選んだ理由は、単純に自分の乗っているスーパーカブの色がボニーブルーなので、それに合わせた色にしたかったからです。
ちなみにゴムの「形状」、及び「大きさ」や「重さ」に関しては、純正品とほぼ同じです。
耐久性に関しては、しばらく様子を見てみないとわかりませんが、割としっかり作られている印象を持ちました。ちなみにステップゴムの純正品型番は「50661-KWB-600」です。
ブレーキペダル＆シフトチェンジペダルに取り付けるゴム製品
ブレーキペダルは自分が選んだクリア(透明色)の他に黒色も用意されています。価格は税込みで約900円程度で、シフトチェンジペダル×2とブレーキペダル×1の計3個セットです。
ちなみになんで自分がクリアカラーを選んだのかと言うと、ゴム用のカラースプレーを利用して好きな色に塗ろうと思ったからです。まぁそれだけです笑
実際の取り付け作業
それでは実際にゴムを取り付けていきますが、その前にステップのゴムを「取り付けるのに必要な道具」と「取り付ける手順」について紹介をします。
ブレーキペダルとシフトチェンジペダルのゴムの取り付けに関しては、ペダル部分に上から手でゴムを被せるだけなので、特に用意する物もなく1~2分程度で作業は終了します。
取り付けに使用する工具(道具)
- パーツクリーナー
- 滑り止め手袋
- トンカチ
- ウエス
- カッター
- はさみ
「はさみ」と「カッター」はステップのゴムを取り外す際に使用します。
「パーツクリーナー＆ウエス」、及び「滑り止め手袋」と「トンカチ」はステップのゴムを取付ける際に使用します。
手順
- ステップの古いゴムを取り外す
- ステップを軽く掃除する
- ステップに新しいゴムを取付ける
- ブレーキペダルとシフトチェンジペダルのゴムを取り付ける
ステップの古いゴムを取り外す
まず始めに、ステップに元々取り付けてある古いゴムを取り外します。
ゴムの取り外し方に関してですが、ステップとゴムの間に「パーツクリーナー」や「石鹸水」などを流し込み、手で引っ張って取り外すことも可能だとは思います。
しかし取り外したゴムを再利用するわけでもなく、そもそもこの方法では少し手間がかかるので、自分は「元々取り付けてあるゴムを引き裂いて取り外す方法」で作業を行いました。
と言うことで「はさみ＆カッター」を使用して取り外します。ちなみに古いゴムを取り外す前に、その古いゴムがどこまで挿し込んであったのかを、ステップバーにマジックかテープで目印を付けておいてください。新しいゴムを取付ける際の目安になります。
作業開始！
とりあえず最初はカッターを使用し、ゴムに切れ目を入れてみることに…。
しかし力を入れた瞬間に察しました…このカッターでは無理だと。ゴム切り専用のカッターとかならイケるかもしれませんが、家にあった若干錆びついているカッターを使用し、この分厚さのゴムを切るのはどうにも無理っぽいです。
ということで、次に「はさみ」を使用してみました。
ゴムの破れていた部分にハサミの先端を入れ、切り裂いていきます。
おぉ！割と簡単に切り裂けますね。
そしてステップの古いゴムを取り外すことがデキました。今までありがとうゴムさん！
取り外して並べてみたところ、2つともほぼ同じ形状＆重さなんですね。この青いゴムは社外品なのですが、色違いの純正品みたいな感じです。(耐久性に関してはまだ不明ですが)
新しいゴムを取り付ける前に、パーツクリーナーをウエスに吹き付け、ステップバーを軽く掃除＆脱脂をしておきます。
新しいゴムを取り付ける
それでは次に、ステップバーに新しいゴムを取り付けていきます。
パーツクリーナーを「ステップバー」と「ゴムの中」へ噴射して、ステップバーにゴムを挿し込みやすくします。
しかしステップバーにパーツクリーナーを噴射してみると、あっという間に「揮発」して乾いてしまいました。まぁこのパーツクリーナーは「速乾性」だということは重々承知していたのですが、まさかここまでの速さとは…。
もしパーツクリーナーを使用して作業をする場合には、なるべく「遅乾性」を選んだ方がいいですね。
まぁ仕方がないので、パーツクリーナーを噴射したらできるだけ早く取り付ける必要があります。
それで吹きかけた後、すぐにハンマー(トンカチ)でお尻部分を叩いて入れようとしてみたのですが、個人的にこの方法では全くゴムが入っていかずに駄目でした。
ではどうしたのかと言うと、道具を一切に使わずに「両手に滑り止め手袋を装着した状態」で、「ゴムをグイッグイッ」と左右に揺らしながら奥にねじ込んでやりました。
やはり途中で詰まることがあったので、その都度パーツクリーナーを足しながら押し込んでいきます。
そしてようやく新しいゴムを取り付けることができました。
いやーめちゃくちゃ疲れた…しかし反対側がまだ残っている…。これはまた別の日にやろう(´Д｀;)
それでは最後に「ブレーキペダル」と「シフトチェンジペダル」のゴムを取り付けます。
それぞれのペダルの形をしているので、どれにどれを付けたら良いのかはすぐに分かるので迷う心配はありません。
ゴムを取り付けた外観と感想(レビュー)
スーパーカブ110(JA44)ボニーブルーの「ステップのゴム」、及び「ブレーキペダル」と「シフトチェンジペダル」のゴムを取り付けた外観です。
まだ新品なので若干色が青過ぎる気もしますが、乗っていく内にどんどん色が褪せて馴染んでいくと思います。
またブレーキペダルとシフトチェンジペダルのゴムを取り付けた後、わざと靴底とペダルを濡らして街中を走行してみましたが、かなり滑りにくくなりました！
これは本当に取り付けて良かったと思います。
以上でステップとペダルのゴム交換＆ゴム取り付けに関する記事は終わりとなります。
皆さんもぜひ検討してみてください！
さようなら～
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