タイヤをお洒落にドレスアップ!
こんにちはchessinuです。
皆さん「スポークラップ」ってご存知ですか?
おそらく知っている人は少ないと思います。でも実際にそれを見てみれば「あぁ~あれかぁ!」って感じになることでしょう。
見たことはあるけど知名度は低いスポークラップ。。。
今回はその謎多きスポークラップをスーパーカブに取り付ける方法について紹介をしていきます。
取り付けるだけで簡単にドレスアップや補強ができるので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください!
スポークとは?
それではまず始めに「そもそもスポークってなに?」ってことなんですが、簡潔に言うと「車輪の中心にあるハブ(車軸)とリムを繋いでいる金属の細長い棒」って感じです。
ただ正直なところ、自分もスポークの名前と存在は知っていたのですが、取り付けてある目的や役割については詳しく知りませんでした。
なのでネット上で色々と調べてみたところ、基本的には以下のような役割を果たすそうです。
- 車輪の軽量化
- 車輪の強度や耐久性を高める
- 地面からの衝撃緩和
- 横風の影響を防ぐ(=走行安定化)
- …etc
スポークラップとは?
それでは次に「じゃぁスポークは分かったけどスポークラップってなんなの?」ってことなんですが、スポークラップは英語で「Spoke Wrap(s)」と書きます。
また、このWrapは日本語で「~を包む」とか「~を覆い隠す」みたいな意味があります。まぁ身近なところで一番分かりやすいのが、料理する時に使用するラップです。
つまりスポークラップとは「スポークを包む物」という認識でだいたい合っていると思います。
ではなぜスポークを包む必要があるのかというと、単純にスポーク部分の「装飾(ドレスアップ)」や「保護」、および「錆などの汚れ隠し」目的で使用します。なのでスポークラップを取り付けたからと言って、バイクの走行性能が特に上がるとかいうわけでは一切ありません。
ちなみにスポークラップは触ってみると「強化版ストロー」みたいな感じです。スポークラップ自体に切り込みが元々入っているので、自分でスポークを取り外さなくても良いので便利ですね。
まとめ
ここまでをまとめると
- スポークラップはスポークを包む物
- スポークラップは装飾目的で取り付ける
- バイクの走行性能が上がるわけではない
- 見た目や触り心地は強化版ストローみたいな感じ
取り付けるスポークラップの紹介
それでは実際にスーパーカブのスポークに取り付けるスポークラップ製品の紹介をします。
- メーカー(ブランド)
- KEWEIT
- サイズ
- 長さ24cm×直径0.65cm(内径0.5mm)
- 本数
- 72本
- 材質
- PE(ポリエチレン)
- 価格
- 約800円
購入場所
ECサイトではAmazonでのみ取り扱いしていました。
【スポークラップ 72本セット バイク/自転車/オートバイ用 】
スポークラップの取り付け方について
スーパーカブにスポークラップを取り付ける方法について紹介をします。
必要な本数に関して
スーパーカブのスポークはフロント(36本)とリア(36本)を合わせ「72本」あるので、スポーク全てにスポークラップを巻く場合は72本必要になります。
ただし全てのスポークに取り付ける必要はなく、自分の好きな箇所にだけ巻いてデザインしてもOKです。後は1色だけではなく複数の色を使用することにより、様々な模様を作ることもできます。
長さに関して
購入したスポークラップ製品の長さが24cmなんですが、これは明らかに長すぎるのでカッターかハサミで切って加工する必要があります。
ただし加工をする前に、スーパーカブのスポークに直接取り付けて必要な長さを計測した後、スポークラップを加工した方が綺麗に仕上がります。
更に長さに関する注意点
先ほど紹介したとおり、スーパーカブのスポーク本数はフロント(36本)とリア(36本)で計72本あります。
更にその内訳を見ていくと、フロントの36本は「18本×1種類+18本×1種類」と表記できます。
それではこの種類とは何なのか?ということですが、これは外側と内側で長さの違うスポークを使用しているという意味です。
つまりフロントスポークは「Acmの外側スポークを18本とBcmの内側スポークを18本」使用しており、これはリアスポークでも全く同じなので、全部で4種類(A,B,C,D)の異なる長さのスポークをそれぞれ18本ずつ使用しています。
なのでフロントとリアの4種類のスポークの長さを計測し、それを各18本ずつ用意するので結構めんどくさかったりします笑
- Acm×18本(フロント)
- Bcm×18本(フロント)
- Ccm×18本(リア)
- Dcm×18本(リア)
スポークラップ取り付けに使用する工具
スポークラップ取り付けに使用する道具は以下の2つです。
- ハサミ
- マイナスドライバー
ハサミ
スポークラップをハサミで切り、全体の長さを調整します。
固そうに見えましたが、割と簡単にハサミで切ることができました。
マイナスドライバー
スポークにスポークラップを取り付ける際、スポークラップの切れ目にマイナスドライバーをいれて拡げます。
マイナスドライバーでなくても作業はできますが、個人的にはマイナスドライバーでの作業が一番楽でした。
スポークラップの取り付け作業
それでは実際にスーパーカブのスポークにスポークラップを取り付けていきます。
作業自体は加工した状態のスポークラップを切れ目に沿ってスポークに取り付けるだけなので、とてもシンプルで何も難しいことは無いです。
が、しかし実際に作業してみると凄い疲れます…。そりゃ何回も同じ作業を繰り返し行いますからね笑
手順
- スポークラップをハサミで切り長さの調整
- ひたすらスポークに取り付けていく
長さ測定作業
それではまず始めに、フロントタイヤの外側スポークに取り付けて、必要なスポークラップの長さを測定します。
必要な長さが分かったらハサミで切ります。
この長さを目安にして18本揃えます。
外側のスポーク長を測定したので、次は内側のスポーク長を同じ様に測定します。
フロントスポークの外側と内側の長さはこの2つを目安にして作ります。
フロントタイヤのスポークを測定し終わったので、今度はリアタイヤのスポークでも同じ様に測定します。
セットを作る
部屋に戻り、先ほど長さを測定したサンプル通りにハサミで切っていきます。
めんどくさいですが、1本1本切ったほうが切り目が綺麗になりますね。
18本×4種類のスポークラップ束を作ります。
これだけでもかなりの労働作業…。
取り付け作業
それでは早速スポークラップを取り付けていきますが、その前にスポークが汚れているので「パーツクリーナー」と「ウエス」で掃除をしておきます。
パーツクリーナーを塗布したウエスでスポークを拭いていきます。スポークラップを取り付けたら、掃除ができなくなるので念入りに。
掃除が終わったら、マイナスドライバーを使用してスポークラップを開き、そして1本1本取り付けていきます。
「ローマは1日にして成らず」「千里の道も一歩から」とブツブツ呟きながら…
少しずつ 少しずつ…
まぁ皆さんもこんな感じで取り付けていってみてください!
以上でスーパーカブにスポークラップを取り付ける記事は終わりです。
さようなら~
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