自分でガソリンを入れよう!
こんにちはchessinuです。
皆さんはどのようにしてバイクにガソリンを入れていますか?
自分の場合、最初は普通のガソリンスタンドを利用していたのですが、たかだか数百円のために店員さんを呼ぶのも悪い気がしたので「セルフ方式」のガソリンスタンドに移行しました。
ただセルフ方式のガソリンスタンドを利用し、バイクに初めて給油する時って「緊張」しますよね。
実際に自分も初めてセルフスタンドを利用した時に、かなりテンパっていたのを今でもはっきりと覚えています。脳内で事前に「リハーサル」をしてはいたんですけどね…やはりそう上手くはいかないものです。
というわけで今回の記事では、スーパーカブ110(JA44)をセルフ方式のガソリンスタンドで給油する方法を紹介します。
ちなみに別の記事にて、ガソリンスタンドでタイヤの空気を入れる方法を紹介しています。ぜひこちらも合わせて参考にしてみてください!
スーパーカブの燃料(計)に関すること
スーパーカブ110(JA44)の燃料に関するスペックは以下の様になります。
- 燃料タンク容量
- 4.3L
- 燃費
- 定地燃費値
→ 62.0(km/L)・2人乗車時 - WMTCモード値
→ 67.0(km/L)・1人乗車時
- 定地燃費値
定地燃費値とWMTCモード値の違いについて
ある時、スーパーカブのカタログを見ていて「定地燃費値」・「WTMCモード値」という、謎のワードが有ることに気づきました。
これは一体何なのか気になったので、早速ググって調べてみることに…
うーんなるほどそういうことだったのか!
というわけで、「定地燃費値」と「WMTCモード値」の違いに関して簡単に紹介します。
定地燃費値
定地燃費値
||
「平坦で真っ直ぐに舗装された綺麗な道路を60km/h(一定速度)で走行し続けた時の燃費」
つまり定地燃費値というのは、あくまでも「理想上の燃費」という感じみたいですね。
なので実際にこの燃費数値を出すことはほぼ不可能なようです。
通信系などでよく聞く、「ベストエフォート方式」に近いものを感じます。
WMTCモード値
WTMCモード値
||
「発進・加速・停止などを含む、国際基準となる走行モードで測定された排出ガスデータに基づく計算値」
つまり先程の「定地燃費値」は車速一定走行の理想値だったのに対し、「WTMCモード値」はスタート&ストップなどを含んでいるため、より「現実的な数値」ということになります。
なので燃費を見る場合には、こちらのWTMCモード値を参考にすると良いと思います。
燃料計の目盛りと燃費に関して
燃料計のメモリについて
実は燃料計の指針が赤クワに入った時の燃料残量は「“0”」ではないんです。
公式のマニュアル書によると、まだタンク内には「約1.37L程度」の燃料が残っているそうです。
つまり1.37L×67.0km/L=92.0kmということで、指針が赤クワに入っても残り「約92.0km程度」は走行できる可能性があります。
燃料満タンについて
ガソリンタンクにガソリンを満タンにいれる時、タンク内のどこまでガソリンを入れれば満タンになるのかということについて紹介します。
付属のOWNER’S MANUALによると「フィラーネック下端」が限度らしいですね。これ以上ガソリンをいれると滲み出る恐れがあるようです。
そもそも自分はフィラーネック下端より更に下の方までしかいれない派なので、まぁそんなに気にしてなかったのですが、これからは気を付けてガソリンを入れたいと思います。
燃費計算について
きっちり正確に計測するのは無理ですが、大体の燃費値を調べるのに「満タン法」という、簡単な計算方法があります。
まずガソリンスタンドで燃料を満タンにし、その時の「総走行距離①」をメモしておきます。
そしてある程度の距離を走行後に、再度ガソリンスタンドで燃料を満タンにし、その時の「総走行距離②」をメモします。
(総走行距離②-総走行距離①)km ÷ 2回目の満タン時に給油したガソリン量(L)=km/L (燃費)
例えばこんな計算式になります。
(1500km-1300km) ÷ 3.0L ≒ 67.0km/L
まぁ先程も述べましたが大体の数値になります。
実際にセルフスタンドで給油をする
それでは実際に、セルフ方式のガソリンスタンドで給油を行っていきます。
基本的に手順は以下の様になります。
- エンジンを切る
- 画面を操作してお金を支払う
- 静電気除去シートを触る
- 燃料タンクのキャップを開ける
- ガソリンを入れる
- 燃料タンクのキャップを締める
- エンジンをかける
エンジンを切る
セルフガソリンスタンドに到着しました。
まずはエンジンを切って鍵を抜き、ポケットに入れておきます。
キーを抜かないで挿しっぱなしにしておくと、支払い画面操作中の目を離している隙に、そのままバイクごと盗まれる可能性も十分考えられるので気を付けましょう。
画面を操作してお金を支払う
基本的にどこのセルフスタンドも「タッチパネル式の画面」が有ります。
その画面から以下の項目を選択する必要があります。
- 支払い方法の選択
- 現金またはクレジットカードなど
- 油種の選択
- レギュラー・ハイオク・軽油
- ガソリンを入れる量
- リッター指定・満タン指定・料金指定
支払い方法に関しては、基本的に自分はクレジットカード払いしかしません。
また「油種」に関しては、スーパーカブにハイオクは必要ありませんので、通常のレギュラーガソリンを選択しましょう。
ガソリンを入れる量に関しては、基本的に以下から選ぶことになります。
- 料金指定
- 指定した料金分のガソリンを入れる。
- リッター(L)指定
- 何リットル入れるかを指定する。
- 満タン指定
- 料金もリッターも指定しない。
自分はいつも「クレジットカード支払いの満タン指定」を選択しています。
理由は単純に「満タン指定」にしておけば、実際にノズルから給油した分だけの値段がクレジットカード会社に請求されるので、特に何も考えずに入れるだけでいいからです。
ちなみに満タンと言っていますが、別に満タンになるまでガソリンを入れる必要はありません。
好みの量を入れたあとにノズルを元の場所に戻すと、自動で入れた分の料金が画面に表示されるので、それを精算するだけです。
皆さんはお好きな方法で入れてみてください!
静電気除去シートを触る
静電気除去シートを触って、帯電していた電気を「放電」します。
燃料タンクのキャップを開ける
座椅子部分のシートを上にあげて鍵を差し込みます。
鍵(穴)が横の状態では、まだタンクキャップはロックされている状態なので開きません。
そしてその差し込んだ鍵を時計回りに動かし、鍵(穴)を縦方向の状態にしてロックを解除します。
そして燃料タンクのキャップを反時計回りに動かして開けます。
ガソリンを入れる
実際にガソリンを入れていきます。
レギュラーガソリンなので、右端にある赤いノズルで入れていきます。
燃料タンク内で”ある”一定量を超えると、自動的に給油ノズルの先端にあるセンサーが反応して止まるところ仕組みになっていますが、基本的にこれは信用しない方が良いです。
なのでガソリンを入れる際は、必ず目視をしながらガソリンが燃料タンク内から溢れないように入れてください。
燃料タンクのキャップを閉める
ガソリンを入れ終えたら、再び燃料タンクのキャップを取り付けて時計回りに動かします。
それでこの際の注意点として、画像の「赤い丸で囲ってある場所の▲印」と「黄色い丸で囲ってある△部分」を合わせます。
▲印と△印を合わせたら、鍵穴を最初の状態の横向きに戻して鍵を抜いてロックをします。
分かりやすいように画像を拡大すると、この様な感じの矢印があります。
そして燃料タンクキャップから鍵を抜いた後、燃料タンクキャップを手でガチャガチャ動かし、ちゃんとキャップが開かないようになっているのかを確認して給油作業終了となります。
ちなみにロックし忘れを防止するために、鍵は「鍵穴が横向きにならないと抜けない仕組み」になっています。
なので鍵穴が「縦向きの状態では抜けない」ようになっています。
エンジンをかける
お疲れ様でした。
最後にエンジンをかけて終了です。
終わりに
一度やり方を覚えてしまえば、次からは簡単に給油ができます。
ただその最初の一歩をどうしても踏み出せずに躊躇してしまうんですよね。自分もそうだったので気持ちはよく分かります。
しかし最近は有人のガソリンスタンドもだいぶ減ってきたので、セルフ式のガソリンスタンドでの給油方法は必ず知っておく必要があります。
なのでこの記事を読み終えたら、セルフ式ガソリンスタンドでの給油にぜひ挑戦してみてください!
それでは以上で、セルフスタンドでスーパーカブのガソリンを給油する方法についての記事は終わりとなります。
さようなら~
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