サイドスタンドを強化しよう!
こんにちはchessinuです。
皆さんは普段、スーパーカブを駐車しておく時に【センタースタンド】と【サイドスタンド】のどちらを使用して駐車をしていますか?
まぁおそらくほとんどの方がその時の状況に応じて使い分けていると思いますが、ぶっちゃけスーパーカブ110(JA44)の純正サイドスタンドってかなり・・・ですよね笑
ということで、今回はその不満を解消するために「西本工業(NISHIMOTO) パワーサイドスタンド(NK-165)」を取り付けた記事になります。
純正サイドスタンドの交換を考えている方はぜひ参考にしてみてください!
センタースタンドを使用しない理由
自分の場合は色々と「理由があり」、基本的にはセンタースタンドを使用して駐車をしていました。
しかしセンタースタンドをかける度に「ガッシャン!!」と音を立て、車体やパーツに対して地味にダメージを与えているのではないかと、毎回駐車する時に少し心配していました。(杞憂かもしれませんが笑)
またセンタースタンドをかけるのって、体重を乗せたりして割と力が必要だったりしますよね。なので特に女性の場合は大変かもしれません。
それと風が強い日にセンタースタンドをかけて外に駐車をしておくと、車体が風に持っていかれ倒されてしまったり…なんてこともしばしば。
という理由より、長期保管時を除いて基本的にはセンタースタンドは極力利用したくはないのです。
まとめ
- 車体やパーツに対する負担
- 意外とかけるのに力が必要
- 強風だとなぎ倒される可能性
サイドスタンドを取り替えた理由
それではなぜ元から取り付けてある「純正のサイドスタンド」を使用せず、あえて他社製のサイドスタンドを取り付けたのか?ということについてですが…理由はとても単純です。
「めちゃくちゃ頼りないから!!」
この一言に尽きます。
純正品のサイドスタンドを一度でも使用してみればすぐに分かるのですが、まぁとにかくサイドスタンドのパイプ自体が細くて頼りないんですよね…。
それでも車体に荷物などを積んでいなければ、純正サイドスタンドでもギリ許容範囲だとは思いますが、自分の場合はリアキャリアに「GIVI製リアボックス」を取り付けてあります。
それでそのリアボックスの中に色々と荷物が入れてある状態で傾けた時、やはり純正のサイドスタンドでは結構キツイ感じがしますね。
まとめ
サイドスタンドを取り替えた理由をまとめると以下のとおりです。
- リアボックスを取り付けてある
- センタースタンドを極力使用したくない
- しかし純正のサイドスタンドでは頼りない
使用した製品の紹介
それではスーパーカブの純正サイドスタンドの代わりに取り付けた「西本工業(NISHIMOTO) パワーサイドスタンド(NK-165)」を簡単に紹介します。
- メーカー
- 西本工業
- 製品名
- パワーサイドスタンド NK-165
- 適合車種
- スーパーカブ50(AA04 2012年5月~)
- スーパーカブ50(AA09 2018年~)
- スーパーカブ110(JA10 2012年3月~)
- スーパーカブ110(JA44 2018年~)
- 重さ
- 約1.6kg
本体&付属品
本体と付属品は以下のとおりです。
- パワー(強化)サイドスタンド本体
- 取り付けに使用する金具×4
- 取り扱い説明書×2
パワー(強化)サイドスタンド本体
今回の主役であるパワーサイドスタンド本体です。
地面に着く部分がタコの吸盤みたいな形状をしているので、接地面が広くなり純正サイドスタンドよりも安定します。
また重さは約1.6kgあり純正サイドスタンド(約0.6kg)と比べるとずっしりとしています。
そしてパイプの太さに関しても、純正サイドスタンドとパワーサイドスタンドでは全然違いますね。(画像では少しわかりにくいかもしれませんが)
左が純正サイドスタンドで右がパワーサイドスタンドです。
そもそも純正サイドスタンドと比較すると、大きさが全然違いますからね。
取り付けに使用する金具
取り付けに使用する金具です。
全部で4つしかありませんので、比較的簡単に取り付けることができます。
ただし工具に関しては、それぞれ各自で用意する必要があります。
取り扱い説明書
取り扱い説明書が2つあります。
緑色の紙は「使用上の注意点」に関することで、もう1つの白い紙が「取り付ける方法」について書かれた物です。
なので作業自体は白い紙を見ながら行うことになります。
取り付けるのに必要な工具
- スプリングフック
- スパナ(メガネレンチ)
- ラチェットレンチ
- トルクレンチ
スプリングフック
スプリングフックはその名の通り、純正サイドスタンドの裏側にある「スプリング」を取り外す時に使用します。
これは必ず持っておいた方がいい道具です。
スパナ(メガネレンチ)
「純正のサイドスタンド」を取り外す時に、17mmのスパナかメガネレンチを2つ使用します。
また「強化サイドスタンド」を取り付ける時に、19mmのスパナかメガネレンチを1つ使用します。
自分が使用したのは以下のとおりです。
- 17mmスパナ
- 19mmスパナ
- 17mmメガネレンチ
ラチェットレンチ
西本工業の強化サイドスタンドを取り付けるには、スーパーカブに元々取り付けてある「ピボットカバー」を取り外す必要があります。
そしてそのピボットカバーを取り外す時に、「ラチェットレンチと14mmソケット&12mmソケット」をそれぞれ組み合わせて使用します。
取り付ける方法
では西本工業のパワーサイドスタンド(NK-165)を取り付ける方法について紹介します。
手順は以下のようになります。
- ピボットカバーを取り外す
- 純正サイドスタンドを取り外す
- パワーサイドスタンドを取り付ける
実際に取り付ける
それでは手順に従い、実際にパワーサイドスタンドを取り付けていきます。
エンジンスイッチを切り、センタースタンドをかけた状態にしておいてください。
ピボットカバーを取り外す
まず始めに「ピボットカバー」を取り外します。
ピボットカバーは上下のボルト(ナット)2本によって取り付けられています。なのでそれらを取り外す必要があります。
上のナットを「ラチェットレンチ+14mmソケット」を組み合わせて取り外します。
下のボルトは「ラチェットレンチ+12mmソケット」を組み合わせて取り外します。
取り外したピボットカバーは、失くさないよう大切に保管しておいてください。
純正のサイドスタンドを取り外す
それでは次に「純正のサイドスタンド」を取り外していきます。
純正のサイドスタンドは「ボルト&ナット」と「スプリング」によって取り付けられています。なのでこれらをそれぞれ取り外す必要があります。
実際にサイドスタンドを取り外してみるとこの様な感じです。
なお純正サイドスタンドの取り外し方に関しては、こちらの別の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!
パワーサイドスタンドを取り付ける
ここまで「ピボットカバー」と「純正サイドスタンド」を取り外してきました。
それではようやく、この記事の本題である「パワーサイドスタンド」の取り付けを始めていきます。
パワーサイドスタンドの取り付け方は非常に簡単です。
付属されている4つの金具を、取り扱い説明書に指示に従って取り付けるだけです。
まず「ピボットカバー」を取り外した箇所にある「ネジ部分」に、付属のワッシャーとナットを使用して「パワーサイドスタンド」を取り付けていきます。
なお取り付けには「ラチェットレンチ+14mmソケット」を使用します。
また締め付けトルクに関しては、取り扱い説明書の指示に従い、トルクレンチを使用してM10ナットを「4.0~6.0kgf・m(39N・m~59N・m)」の範囲で取り付けました。
ここは締め付けが緩かったりキツかったりすると走行中にきしんだりするので、おそらく微調整する必要が出てくると思います。
そして「パワーサイドスタンド」にあいているもう1つの穴を、「純正サイドスタンド」を取り外した箇所にボルトとナットを取り付けます。
取り付けには「17mmメガネレンチ」と「19mmスパナ」を使用します。
なおこちらは締め付けトルク「59N・m」で取り付けました。
穴にボルトを通し、裏側からナットで留めます。
ナットを締める際、反対側のボルトが一緒に動かないように固定しましょう。
そしてついに完成しました!
パワーサイドスタンドを取り付けた感想
それではスーパーカブ110(JA44)に「西本工業(NISHIMOTO) パワーサイドスタンド(NK-165)」を取り付けた外観と感想を紹介して、この記事は終わりとなります。
パワーサイドスタンドだけをかけた状態です。やはり純正のサイドスタンドに比べ、とても安定している感じはします。
横から見た様子です。
正面から見た様子です。
欲を言えば、もう少しだけサイドスタンドが長くても良かったです。
レビュー
まだ取り付けて使用したばかりなので総合的な評価を下すのは難しいのですが、とりあえず現時点では前の純正サイドスタンドよりも様々な状況において安定しているので、個人的には満足しています。
耐久性に関しては、最低でも半年~1年は使用しないと分からないので未知数です。
デメリットをあえて挙げるのであれば、元々取り付けてあるスプロケットカバーと併用できないのと、取り付けた後の見た目が少しだけ不格好になるぐらいですかね…あのタコ足吸盤みたいなのが結構主張するんで笑。
皆さんもよろしければ取り付けてみてください。
以上でこの記事は終わりとなります。
さようなら~
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