中華製アクションカメラをドライブレコーダーとして使ってみる!
こんにちはchessinuです。
今回の記事はドラレコとして使用する中華製アクションカメラをスーパーカブに取り付ける方法&実際に録画した動画を紹介します。
この記事ではアクションカメラをフロントカメラとして取り付ける方法を紹介をしています。アクションカメラをバックカメラとして取り付けた記事はこちらになりますので、ぜひ合わせて御覧くださいm(_ _)m
何故アクションカメラを使うのか?
ではそもそも何故バイク専用のドラレコを素直に使わないのかと言うと、理由は以下の様な感じになります。
安定感が無い
実は以前、バイク専用のドラレコを付けて走っていたのですが、常に思っていたのがとにかく「安定感が無い」ということ。
録画していたつもりだったのに家に帰ってから確認すると全く何も撮れていなかったり、また撮れていても映像が白飛びしていたりして何が映っているのかよく分からなく、証拠映像としては微妙な感じになっている時がありました。
なのでいざ本当に事故が起きた時を想像すると凄く不安な気持ちで走行していました。
値段が高い
安いバイク専用のドラレコもあるのですが、「非防水」だったり「低画質」だったり「低耐久性」だったりとやはり値段相応という感じです。
しかしECサイトなどでのレビューを見る限り、値段が高い製品だからといって「安定性が抜群」というわけでは決して無いよいみたいです…。
抑止力に疑問がある
ドラレコを付けることで後続車などに対して「撮ってるんだぞ!」という様な牽制等の意味も出てくるので、敢えてカメラは目立たした方が効果があると思います。
実際に「ダミーカメラ」でもかなり効果があるようで通販サイトでも人気があります。
しかしながらバイク専用のドラレコの場合、後続車などからカメラが付いてるのか付いてないのかイマイチ分かり難いんですよねぇ。
やはり「カメラで撮ってるぞ!」ぐらいの威圧感が有る方が、煽り運転などの抑止効果には期待ができます。
取り付けが面倒
自分にはバイクの配線知識などほとんど無いので、「Youtube」や「他の方のブログ」などを参考にして、見様見真似で苦労しながら付けました。
取り付けてからしばらくは正常に動いていたのですが、突然作動しなくなり困ったので取り外したり付け直したりで本当に面倒くさかったです。
それで諦めてバイク屋やバイク用品店のプロの方々に付けてもらおうとすると、やはり値段が半端なく高くなります。(施工費だけでも数万円かかったり…)
しかしアクションカメラをドラレコとして使う場合は、とにかく「取り付けや故障時の対処などが超簡単」というのがほんとーーに大きなメリットだと思います。
今回の取り付けに使用する製品&工具紹介
スーパーカブにアクションカメラを取り付けるために必要な製品と工具を簡単に紹介します。
なおラムマウント製品の情報に関しては、こちらの記事に詳しく書いてありますので合わせてご覧ください。
Apeman A66S
ドライブレコーダーとして使用するアクションカメラ「Apeman A66S」を簡単に紹介します。
スペック
製品のスペックを抜き出すとこんな感じです。
- 動画解像度(MAX)
- 1080p 30fps
- 電池容量
- 1050mAh
- 画角
- 広角170°レンズ
- 価格
- 3,000円
使用した感想
それで実際に「Apeman A66S」を使用してみた感想です。
- 動画解像度
- 期待しない方が良し
- 電池の持ち
- 遠出なら予備電池は必須
- 画角
- 思っていたよりかはだいぶ良い
- 価格
- 3,000円と考えれば高コスパ
まぁ中華製のアクションカメラと言えばMUSON(ムソン)かApemanかという感じですよね。
ラムマウント マウント部分 GoPro用マウントアダプタ RAP-B-202U-GOP1
アクションカメラに付属している「カメラケース」に取り付けて使用します。
Gopro用となっていますが、A66Sでも普通に使えたので安心しました。
ラムマウント アーム部分 標準アームRAM-B-201U
アクションカメラの「カメラケース」と、ラムマウントの「ベース部分の球体」を挟み連結します。
ラムマウントベース部分 U字クランプΦ12~Φ25.4 RAM-B-231U
デイトナのバーホルダーに固定します。
DAYTONAマルチバーホルダー
スーパーカブのミラー部分に取り付けます。
工具
11mmスパナ
ラムマウントベース部分のナットを締めたり緩めたりするのに使用します。
12mmスパナ
スーパーカブのミラー部分のナットを「締めたり緩めたり」するのに使用します。
個人的には12mmスパナは2つ用意しておいたほうが、作業がしやすく捗ると思います。
どちらの工具も100均で購入しましたが十分でした。
スーパーカブにアクションカメラを取り付ける手順
では実際に以下の手順で、スーパーカブにアクションカメラを取り付けていきたいと思います。
ミラーを外す
ではまず始めにミラーを外しますがその際に1点だけ注意が必要です。
それはミラー部分は「逆ネジ仕様」という事。
つまり簡単に言うと、普通のネジ(正ネジ)とは動作が「逆」になります。
- 緩める時は時計回り
- 締める時は反時計回り
逆ネジはこの様になるので作業する際に気を付けてください!
2007年以降のホンダのバイクは全て逆ネジ仕様との事です。
ミラー部分を保護する
それでは早速作業を始めていきます。
ミラーを外した際に落として鏡面部分などに傷がつかないように、タオルや手袋を被せておくと良いと思います。
12mmスパナでミラー部分のナットを回す
赤丸で囲ってある部分のゴムを上にめくります。
するとナット部分が露出します。
そして12mmのスパナ2本を使いナットを回します。
片方で正ネジ変換アダプターを動かないようにしっかりと抑えます。
そしてもう片方でミラーのナットを「時計回り」に回して緩めます。
初めて外す時は結構硬いので、上手く力を入れながら回してください。
ナットが緩んだのでミラーを時計回りに回してミラーを外します。
その際に勢い余って、ミラーを地面などに落とさないように気を付けてください。(自分は数回落としました…)
バーホルダーを取り付ける
ミラーを取り外したら「デイトナのバーホルダー」を画像の様に取り付けます。
画像では事前にバーホルダーにラムマウントのベース部分を緩めに取り付けてありますが、これは別に先付けでも後付でもどちらでも構いません。
そしてミラーをアダプダに差し込んだら、今度はミラーを「反時計回り」に回して締めます。
そして見やすさや操作性を考慮して、バーホルダーとミラーの位置を調節してください。
ここは最終的に硬く締めておかないと、運転中にミラー部分が風の抵抗などを受けて緩み、クルクル回ってしまい危ないですので気を付けてください。(最後に硬く締めれば良いので、現段階ではまだ緩めで大丈夫です。)
追記&訂正
後で気づいたのですが、この「バーリングワッシャー」というのを付け忘れていました笑
これをこの様にバーホルダーに取り付けます。
そしてこの様な状態にしてから、バーホルダーの取り付け作業を行ってください。
アクションカメラを取り付ける
最後にアクションカメラを取り付けていきます。
まずラムマウントのアーム部分をベース部分と連結させます。
そしてアクションカメラと連結させます。
あとはカメラの角度などを微調整して完成です!
実際に撮影した動画を紹介!
それでは実際に撮影した動画を紹介します。
ちなみに下の画像では、スマホナビを使用するために右側にもう一つバーホルダーを付けてあります。
走行中のアクションカメラの様子を撮影するために、「GoPro HERO7 Black」をこの様に首にかけて使用しました。
そしてこちらが実際に撮影した動画です!

アクションカメラとGoProは両方ともに1080p 30fpsで撮影しています。
結論
個人的には中華製アクションカメラをドラレコとして使用しても全く問題ないと思いました。
ただバッテリー容量が少なすぎるので予備バッテリーは必須ですね。それ以外は証拠映像として使う分には必要十分かと考えます。(ツーリング動画としては微妙ですね笑)
以上でこの記事は終わりとなります。
また別の記事でお会いしましょう!
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