色々な方法を考えてみる
こんにちはchessinuです。
「久しぶりにバイクに乗る」と言っても色々なパターンがあると思います。
例えば二輪免許を取ってから全くバイクに乗っていなかったけれど、偶然欲しいバイクを見つけて戻ってきた人。
また定年退職や子育てから開放され自由な時間ができたので、若い頃に乗っていたバイクに再び戻ってきた年配の人(通称リターンライダー)。
このように様々な事情でバイクの世界に戻ってくる人は多くいますが、どのパターンの人にも共通して言える悩みが一つあります。
それは「バイクに乗れるのか?」ということ。やはりブランクがあると心配ですよね。
この記事ではそういった悩みを「解決する方法」について、色々と考えてみましたので参考にしてみてください!
リターンライダーの悩みを解決する方法を紹介
「久しぶりのバイク操作に自信がない方」や「自分のバイクを所有していない方」は、以下の解決方法を検討してみてください。
- ライディングスクール
- レンタルバイク
- その他の方法
- 知人のバイクを借りる
- バイクの免許を取る
- 試乗会に参加してみる
- イメージトレーニングをする
ライディングスクール
まず個人的に一番オススメしたいのが「ライディングスクール(バイクスクール)」に通うという方法です。
それでこのライディングスクールとは一体何なのかと言うと、教官の指導を受けながら他の受講生達と一緒にバイクの乗り方の「基本」から「応用」までを特訓するための有料講習会です。
ただし一口にライディングスクールと言っても、様々な団体や個人によって開催されているので迷ってしまうと思いますが、基本的には以下に挙げた候補の中から選ぶことになると思います。
- バイクメーカー
- バイク用品店
- 自動車学校
- 二輪車普及安全協会
- 警察
- 個人
そして講習会に参加する上で一番大事な条件は「バイク貸し出しの有無」です。
なのでライディングスクールへの参加を考えている場合は、そこが「バイク持ち込みの可否」や「バイク貸し出しの可否」などを事前に確認しておく必要があります。
ちなみに「警察」や「個人」が開催しているライディングスクールでは、バイクの貸し出しを行っている所が少ない印象ですね。
オススメのライディングスクール
参考までに自分の住んでいる関東圏でおすすめのライディングスクールを紹介すると、大手バイクメーカーの「ホンダ」が開催している「HMS」や、同じく大手バイクメーカーの「ヤマハ」が開催している「大人のバイクレッスン」が良いと思います。
なぜここをオススメするのかと言うと理由は2つあり、1つはまずきちんとした「大手のバイクメーカー」が開催しているということで、やはり安心感や信頼感や実績が他のスクールとは違うという点です。
2つめの理由は「バイクの貸し出し」をしているので、現時点においてバイクを所有していなくとも講習会に参加できるという点です。
- ホンダ
- ホンダ モーターサイクリスト スクール(HMS)
- ヤマハ
- 大人のバイクレッスン
ホンダ モーターサイクリスト スクール(HMS)
全国7ヶ所にあるホンダの交通教育センターで、ライディングスキルの向上を目的とした講習会が定期的に行われています。
- アクティブセーフティトレーニングパーク 栃木
- 鈴鹿サーキット交通教育センター
- 交通教育センターレインボー 埼玉
- 交通教育センターレインボー 和光
- 交通教育センターレインボー 浜名湖
- 交通教育センターレインボー 福岡
- 交通教育センターレインボー 熊本
このホンダ モーターサイクリスト スクール(以下HMSと省略)の良いところは、入門・初級・初中級・中級・上級・オフロードと細かくレッスンコースが分かれているので、同じレベルの講習生仲間と順番にステップアップすることができる点です。
なお講習会で使用するバイクは予約の時に選択した物になり、自分のバイクの持ち込みは禁止となっています。
細かい日程や料金や講習内容については、こちらの【HMS公式ホームページ】から直接ご確認ください。
予約に関して
講習会の予約方法は「電話予約」と「ネット予約」の2つありますが、間違いなく「ネット予約」をオススメします。
なぜなら電話予約の受付時間は開催日一ヶ月前の「午前10時」からなのですが、ネット予約の場合は開催日一ヶ月前の「午前0時」から受付が始まるので、ネット予約の方が電話予約より「10時間」も早く予約することができるからです。
ではなぜそんなに急ぐ必要があるのかと言うと、理由は単純にHMSの講習会は「人気がある」ので、日付が変わる数分前からネット予約画面上で待機しておかないと、あっという間に「予約が埋まってしまう」可能性があるからです。
特に埼玉で行われる講習会には「県外」からの応募も多いため、7月8日までに予約できる講習会については既に全て埋まっており、キャンセル待ちすらできない状況になっています。
なので講習会の予約は基本的には「ネット」からするようにしてください。
ちなみにネット予約をする際には、事前にHMSの「アカウント(会員登録)」を作っておく必要があります。
ヤマハ 大人のバイクレッスン
ヤマハが開催している「大人のバイクレッスン」は免許取り立てで公道デビューが怖い人や、免許を取ったけどしばらくバイクに乗っていなかった人、またバイクから離れていたけど久しぶりに戻ってきた人(リターンライダー)などを対象とした講習会となっています。
なのでこちらのライディングスクールは先ほどのホンダとは違い「上級コース」がなく、オンロードとオフロードの「初級コース」のみとなっています。
また講習会で使用するバイクは「トリッカー250cc」か「セロー250cc」となっており、自分のバイクの持ち込みは禁止となっています。
なお料金はどこの会場でも一律で「8,000円」で、講習時間は午前9時~午後4時までとなっています。
細かい日程や会場や講習内容については、こちらの【ヤマハ公式ホームページ】から直接ご確認ください。
予約について
こちらの予約は先ほどのホンダのライディングスクールとは違い、電話予約はなく「ネット予約のみ」の対応となっています。
ただし予約した順の早い者勝ちではなく、受付期間内に予約をした人の中からヤマハ側で「抽選」を行い、それに当選した人がだけが受講する資格を得られます。
なので完全に「運任せ」になるので、正直このシステムはどうなのかなぁ~なんて思ったりもしますが…笑
まぁヤマハ側はランダムで選んでいると言っていますが、ぶっちゃけ内情はどうなっているのかは一切不明です。
レンタルバイク
2番目にオススメするのが「レンタルバイク」を利用して練習する方法です。
レンタルバイクサービスを行っている企業は色々ありますが、基本的には下に挙げたような「バイクメーカー」や「バイク用品店」などからバイクを借りることになると思います。
- バイクメーカー
- Honda GO BIKE RENTAL
- ヤマハ バイクレンタル
- カワサキプラザレンタル
- バイク用品店
- ライコランド
- ナップス
- 2りんかん
注意点
レンタルバイクで練習する方法のメリットは、教官などがいないので自分の好きな時間に自由に動かせることです。
ただし逆にデメリットは乗り慣れないバイクで公道を走って事故を起こし、自身が「怪我」をしたり、またレンタルバイクを「壊したり」する可能性が高いことです。
なのでレンタルバイクを借りる際には、転んでバイクを壊したり立ちごけをした時の「補償オプション」がしっかりした所を選ぶ必要があります。
HondaGO BIKE RENTAL
個人的にオススメするレンタルバイクサービスは、大手バイクメーカーのホンダが行っている「HondaGO BIKE RENTAL」です。
このホンダゴーは「2020年4月」から始まった新しいサービスで、自分も何度か利用してバイクをレンタルしたことがあるのですが、その時に良いと思った点は以下のとおりです。
- 補償がしっかりしている
- 短時間からでも借りられる
- 割引やポイント付与が多い
- レンタルできる店舗が比較的多い
- ホンダなので信頼感がある
補償について
レンタルバイクサービスにおいて一番大事な「補償」についですが、HondaGO BIKE RENTALには以下のような充実した補償プランが用意されています 。
乗り慣れないバイクで特に怖いのがエンストによる「立ちごけ」ですが、車両保険と合わせて「安心補償GO」に入ることで、立ちごけの際の修理費用なども全額補償してくれる仕組みになっています。
なので基本的には「車両保険+安心補償GO」には加入しておいた方が良いと思います。
割引やポイント付与が多い
HondaGOの会員登録をしておくことで、レンタルバイクに使用できる「ポイント」や「割引クーポン」が定期的に送られてきたりします。(登録メールに添付)
たまに「半額クーポン」も送られてくるので、めちゃくちゃ安くバイクを借りることができるのも良い点です。
まとめ
正確な情報に関しては、こちらの【ホンダ公式サイト】からご確認ください。
またHondaGO RENTAL BIKEについて紹介した別の記事があるので、そちらの方も合わせて参考にしてみてください!
その他の方法
イメージトレーニングをする
個人的にはこれが一番大事だと思います。
自分も数年ぶりにバイクに戻ってきて色々忘れていたので、事前にYoutubeで「発進~停止」などの基本的な事を教えている動画を見てイメージトレーニングをしていました。
そのおかげで久しぶりのバイクでも焦らずに乗ることができたので、必ずイメージトレーニングはやっておいた方が良いです。
ちなみに参考にする動画は、このような「教習所」がアップロードしているようなのが良いと思います。(画像をクリックすると動画に飛びます)
バイクの免許を取る
現時点において大型以外の自動二輪免許を持っている場合は、教習所に1つ上の自動二輪免許を取り行って「バイク操作の感覚」を取り戻すのも良いと思います。
また教習所に通うことにより、バイク操作の感覚だけではなく新しく免許も取得できるので、乗れるバイクの幅が広がりまさに一石二鳥というわけです。
知人のバイクを借りる
知り合いのバイクを借りて練習するのも1つの方法だと思いますが、事故を起こした時のことを考えると色々めんどくさいので、あまり積極的にオススメはできませんね…。
試乗会に参加してみる
バイクメーカーやバイク用品店などが開催している「試乗会」に参加する方法もありますが、こちらは基本的に転倒した時の「負担」については誓約書に書かれている内容通りになるので、そちらを事前に確認をしておく必要があります。
最終的な結論
個人的な結論を述べると、久しぶりにバイクに乗る人はこんな感じの流れで徐々に慣らしていけば良いと思います。
- 動画を見てイメージトレーニング
- ライディングスクールに行く
- レンタルバイクを借りて数時間乗ってみる
- 納車された自分のバイクに乗る
- 自分のバイクで警察や二輪車普及安全協会などの講習に参加する
ここまで完璧にやらなくてもいいいのですが、本当に久しぶりに乗る人は「ライディングスクール」に行って基礎から学び直すことを絶対にオススメします。
まぁスクールに通うことである程度の費用は掛かってしまいますが、事故を起こしてからでは遅いですからね。
それでは以上で「リターンライダーがやるべきことについて紹介した記事」は終わりとなります。
さようなら~