汗と涙の奮闘記!?
こんにちはchessinuです。
記事のタイトルではバイクカバーとなっていますが、正確には「ヘルメット袋」をマフラーに溶かしてしまいました。
まぁ正直なところバイクカバーもヘルメット袋もやる事は同じだと思うので、そこら辺はあまり気にせずに見ていってください。
ということで今回は、バイクに溶け付いてしまったバイクカバー(ヘルメット袋)の除去作業方法について紹介した記事となっているので、もし似たようなやらかしをしてしまった方はぜひ参考にしてみてください。
(ただしあくまでも素人作業なので、そこら辺はご了承下さいねハート)
バイクカバーを溶かした原因
まずマフラーにバイクカバー(ヘルメット袋)を溶かした原因についてですが、事の発端は休日に行った台湾旅行…。(本当は埼玉県坂戸市にある五千頭の龍が昇る聖天宮)
そこの駐車場にバイク(GB350)を停めていざ見学へ、とその前に、ヘルメットを持っていくと邪魔になるので袋に入れてハンドルにかけておきました…。
はい、まさにこれが原因!笑
要は運転したての超熱々マフラー(エキパイ)に、ヘルメットが入ったヘルメット袋を押し当てていたのです…。
完全な言い訳になりますが、通常であればこんな凡ミスはしないと思います。ただしこの日はまだ4月中旬なのに「夏のような気候」だったので、体も心も暑さに慣れておらずシンプルに思考停止状態でした。(なら家に居ろって話ですが)
それでそんな事になっているとは露知らず、見学を終えヘルメットを被ろうと袋に触り全てを理解。やっちまった…orz。
ということで、こいつをどう除去するのかを考えることに。
▶TO BE CONTINUED.
バイクカバーの除去方法
マフラーにバイクカバーが張り付いた時の対処法を考えてみました。
- 焼き切る
- 削る
- 磨く
- 諦める
焼き切る
ざっくり言うと、そのまま気にせずに乗り続けて「放置」。
要はマフラー自体の「熱」によって張り付いたバイクカバーを溶かし、そして自然に「冷却」させてポロポロ剥がれ落とす作戦です。
それで実際にこの方法により、マフラーに溶け付いたバイクカバーを綺麗に落とされている方もいました。
ただし問題点としては、確実性がないことと時間がかかることです。
削る
マフラーに張り付いたバイクカバーを「スクレーパー」や「カッターの刃」などで削り取るという、誰でも思いつくであろう至って原始的な方法です。
まぁ至って原始的な方法ではありますが、単純に剥がし落とすという点においては一番効果が高いと思われます。
ただし問題点として、マフラーを傷つける可能性大。
磨く
専用の研磨剤を使用して、マフラーに張り付いたバイクカバーを磨き落とします。
磨いて磨いて磨き落とします。
ただひたすらそれだけです。そこに感情はいりません。
磨くために作られたロボットだと思って作業をします。
諦める
あまりにも汚れが酷い場合には、いっそのこと諦めてパーツ単位で購入しなおすか、または業者に再メッキ加工の依頼をする方法もあります。
諦める心も大事!
バイクカバーの除去に使用した道具
今回のバイクカバー除去作業に使用した道具は以下のとおりです。参考程度にどうぞ。
- ミガキング
- クロス
- ラップ
- クロムメッキ専用保護剤
ミガキング
一口に磨き剤(研磨剤)と言っても色々な種類があり、間違えてマフラーの素材に合わない製品を使用すると仕上がりが汚くなり絶望することに…。
例えば自分のバイク(GB350)のマフラーは「クロムメッキ加工」が施されているので、ピカールやメタルコンパウンドなどで磨いてしまうとクロムメッキが壊れ、そこだけ白っぽく汚い感じでくすんでしまうのです。特にクロムメッキはピカピカしているので、わずか一部がくすむだけでも目立つこと目立つこと。
まぁクロムメッキが施されていないステンレス製のマフラーであれば、メタルコンパウンドやピカールでゴシゴシ磨いてもいいんですけどね…。
やはりクロムメッキはめちゃくちゃ「デリケート」なメッキなので、クロムメッキを磨くには「クロムメッキ専用」の研磨剤を使用した方が良いと思います。
ということで今回の除去作業では、(クロム)メッキ業界においては有名な「NAKARAI」のクロムメッキ専用研磨剤(ミガキング)を使用しましたが、別に他のクロムメッキ専用研磨剤でもOKです。(とにかく大事なのはクロムメッキに対応していること)
ラップ
マイクロファイバーのような柔らかいタオルで磨くよりも、サランラップを使用した方が効率・効果が高いとの噂有り。
ということで、今回は台所にあったサランラップを使用して磨きました。
クロス
ミガキングに付属している磨き用クロスですが、基本的にはラップでひたすら磨いていたので、こちらを使用することはほとんどなかったと思います。
クロムメッキ専用保護スプレー
クロムメッキを磨いた後は傷つきやすくなっているので、最後に被膜形成保護スプレーを噴射します。
まぁミガキング販売元のNAKARAIで「メッキング」という保護剤が売っているのですが、いかんせん値段が高かったので、デイトナの安いやつで済ませました。笑
ちなみにNAKARAIのメッキングはこちらからどうぞ。
以上が今回のバイクカバー除去作業に使用した全ての道具です。
まぁ使用する道具自体は少ないので、すぐに用意することができました。
バイクカバー除去作業
マフラーに張り付いたバイクカバー除去作業の手順についてですが、簡潔に言うとただひたすら「ミガキングで磨く」だけです。笑
- ミガキングを塗布
- ひたすら磨く
- ミガキングを塗布
- ひたすら磨く
- 綺麗になるまで繰り返し
- 保護スプレーを塗布
ミガキングを塗布
とりあえずまず始めに、このミガキングとやらの実力を試してみることに。では付属のクロスに垂らしてゴシゴシゴシ。
おぉ、結構汚れが取れてる…これは何やらイケそうな予感!
ひたすら磨く
説明不要、ラップでひたすらゴシゴシゴシ×∞と磨いていきます。
まぁゴシゴシと言っていますが、実際はクロムメッキに傷を付けるのが怖かったので、できるだけ優しく時間を掛けながら磨きました。(フキフキって感じで)
本当に少しずつだけど、確実にバイクカバーの汚れが取れています。(変化が分かりにくいですが汗)
それで目立つ汚れが「2箇所」となり、ようやくゴールが近づいてきました。
記事を見ているとあっという間に感じるかも知れませんが、ここまで来るのに軽く「1時間」は磨いてましたね。腕・肩・腰が本気でヤバイ。笑
そして最後も今までと同様にフキフキして拭き取りました。
保護スプレーを塗布
クロムッキを磨いた状態では傷つきやすくなっているので、最後にクロムメッキ専用の保護スプレーを吹きかけて全ての作業は終了となります。
お疲れ様でした。(自分に対して)
というかマジで疲れた…。二度とやりたくない作業ランキングTOP3は確実。
まとめ
実際にバイクカバー除去作業を行って分かったことなどをまとめてみました。
- 強くこすらなくても取れる?
- メッキングの研磨力は弱いかも?
- クロスやラップは地面に落としてはダメ
- マフラーを温めた方が取れやすい?
強くこすらなくても取れる?
先ほども紹介したとおり、あまり強くこすると傷が付きそうだったので優しく磨いていたのですが、それでも何とか全ての汚れを落とすことができました。
ただし本当にひたすら「何百往復」も拭いていたので、この方法が正しかったのかは一切不明。(範囲が狭ければこの方法でもOKかと)
まぁ間違いなく「効率」は良くないとは思いますが、素人作業にしては特に目立った傷やくすみが付かなかったので満足しています。
メッキングの研磨力は弱いかも?
他のメッキ用研磨剤を使用してないので正確には分かりませんが、実際に使用した上でメッキングの研磨力は弱いように感じました。
なので傷やくすみは付きにくいかも知れませんが、時間と労力は必要以上にかかった気がします。(気のせいかも知れませんが)
クロスやラップは地面に落としてはダメ
これはどういうことかと言うと、要は地面に落とすと目には見えないようなゴミや砂利が付いてしまい、そのままの状態のクロスやラップで汚れを磨くとマフラーに無数の傷が付いていしまいます。
なのでなるべく綺麗な場所にクロスを置き、ラップに関しては落としたら捨てて、新しく切り取ったのを使用してください。
マフラーを温めた方が取れやすい?
マフラーが温まっている状態の方が取れやすいかと思い、アイドリング後に火傷に気をつけながら作業をしたのですが、正直なところ個人的には冷えた状態とさほど変わらないと感じました。
まぁもしかしたら若干取れやすくなっているかも知れませんが、何とも言えない感じです。というか熱くて作業しづらくなる。笑
結論
二度とこんな作業をしたくないので、今後は十分に気をつける心が生まれました。
まぁ今回のことは勉強だと思ってヨシとしましょう。
それでは以上で「バイクのマフラーに溶け付いたバイクカバーを除去する方法」について紹介した記事は終わりとなります。
さようなら~