Dragon Centerとは?
こんにちはchessinuです。
この記事ではMSI社製のユーティリティツール、「Dragon Center」の使い方や機能について紹介していきます。
自分はMSI製のマザーボードを使用してPCを組み立てたのは初めてなので、最初の頃は「Dragon Centerって一体何なの?何ができるの?」っていう感じでした。
おそらくこの記事を訪れた人も、「Dragon Center」をインストールした初期の頃の自分と同じ様な状況だと思うので、ぜひ参考にして使用してみてください。
追記(2021/5/5)
Dragon Centerの更新がそろそろ来てる頃かなーと思い、久しぶりにMSI公式ページを訪れてみた所、Dragon Centerのファイルダウンロード欄が「MSI Center」とか言う謎のソフトウェアに変わっていました。
それでインストールして使用してみた感想としては、UIは変わりましたが「機能」や「使用方法」に関してはほぼ何も変わっていませんでした。
ただし「MSI Center」はリリースされたばかりなので、個人的にはまだインストールしない方が良いのかな?なんて思ったり思わなかったり。(というかまだ「日本語」にイマイチ対応していない…)
とりあえずDragon Centerと機能や使い方に関しては全く変わっていないので、もう少し落ち着いてからMSI Centerを使用してもいいとも思います。
そこに関してはお好きにどうぞという感じで!
Dragon Centerの紹介
Dragon Centerとは?
「Dragon Center」はザックリ言うと、MSI社が開発(発行)している「各機能を管理するソフトウェア」って感じです。
もう少しだけ細かく言うと、「Dragon Center(通称ドラセン)」はMSI製の旧マザーボードなどで使用されている「Command Center(通称コマセン)」の後継にあたります。
そしてそのコマセンに「Live Update」をはじめとする様々なソフトウェアを統合して新しく作られた、MSI製品用の「オールインワン型」のユーティリティーソフトウェアです。
今まではこの様に各ソフトウェアを個別にインストールして使用していました。
- Command Center(各パフォーマンス調整機能)
- Mystic Light(ライティング機能)
- Live Update(アップデート機能)
- …etc
しかしこれらの各機能を管理しやすいよう、Dragon Center内に1つにまとめた感じです。
- Dragon Center
- User Scenario
- Mystic Light
- Live Update
- …etc
ただし裏を返せば、何をするにしてもDragon Centerを経由しなければならないという「デメリット」があります。
つまり以前のように、自分に必要なソフトウェアだけを「個別にインストール」して使用できなくなったということで、ユーザー目線で考えると若干不便にも感じますね…。
Dragon Centerの使用目的
昨今、PCでゲームを行うユーザーが世界中で増えたため、ゲーミングPC市場はとてもホットな状況です。なので当然各社ともその分野に力を入れています。
そしてこのDragon Centerもゲームに関連する機能を数多く実装しており、PCゲーマーの利用を意識した作りとなっています。
もちろんPCゲーマー以外の人にも役に立つ機能はたくさんあります。
例えば「Mystic Light」と「User Scenario」は、PCゲーマー以外のユーザーがDragon Centerをインストールする理由のほぼ全てだと思います。
裏を返せば、「光り方に興味ない&各パフォーマンスの調整をBIOSでやる」っていう人にとっては、全く必要のないソフトウェアとも言えます。
マスコットキャラクター
ちなみにMSIのこのマスコットキャラクターについてなんですが、名前は「ラッキー君(Dragon Lucky)」というらしいです。当然Dragon Center内でも使用されています。
そしてこのラッキー君、(需要はさておき)色々とグッズ展開もしているようです。
例えば「コップのフチ子さん」ならぬ「コップのラッキー君」
そしてハイクオリティーなぬいぐるみも…!
まぁ興味がある方はぜひ購入してみてはいかがでしょうか。(今も売っているのかは不明)
バージョンについて
現在確認できたところでは、Dragon Centerには「Dragon Center ver 1.~」と「Dragon Center ver 2.~」が有るようです。
ただそれぞれ定期的なアップデートにより、UIが変わっていたりソフトウェアの仕様に変更が起きてたりと色々あったりします。
また使用しているCPU(AMD,Intel)、及びマザーボードやグラフィックボードによってDragon Center内の項目に違いがあります。ちなみにMSIのノートPC用のDragon Centerが一番使用できる機能が多いような感じです。
なので皆さんが使用しているDragon Centerとは「少し画面の見え方などに違いがある」かも知れませんが、その場合は脳内で補完して読み進めていってください。
Dragon Center ver 1.~
Dragon Center ver 2.~
そしてこのDragon Centerを利用することで、様々な設定を簡単に行うことが出来ます。
「では具体的にどの様な設定が出来るのか?」ということを、以降で紹介していきます。
Dragon Centerの機能
それでは次に、「Dragon Center」で出来ることについて紹介していきます。
なおドラセンユーザーの大半は、おそらく「ver 2.~」を使用していると勝手に想像します。
なので今回は「Dragon Center ver 2.~」を使用して紹介していきますが、「Dragon Center ver 1.~」でもUIが多少違うだけで、基本的な機能は大して変わらないので特に問題はないと思います。
- Gaming Mode
- 自動で各ゲーム用にパフォーマンスを最適化
- Game Highlights
- プレイしたゲームのハイライトシーンを自動で録画する機能
- Mystic Light
- RGB LEDのコントロール
- User Scenario
- OC設定やファン回転数のコントロール
- Live Update
- BIOSのアップデートや、PCにインストールされているソフトウェアなどを最新バージョンに更新
- System info
- PCにインストールされている、ソフトウェアの現在の情報を確認&削除
- True Color
- モニター画面の色の調整
- Hardware Monitor
- 温度や周波数および電圧などの情報をリアルタイム表示
- LAN Manager
- 主な機能としては各アプリケーションごとにネットワークの優先度を決めて、円滑なネットワーク環境を構築する。他にも無線の信号強度や回線速度の計測、RWINの設定…etc
よくある質問
よくある質問をまとめてみました。解決しない場合はMSI公式のサポートに問い合わせてみてください。
- Dragon Centerが起動できない
→Dragon Centerをアンインストール後、再度インストールし直してPCを再起動してみてください。 - User Scenarioが消えた
→稀に起きます。PCを再起動してみてください。 - Dragon Cetnerでインストールしたソフトウェアが消えた
→Dragon Centerのアップデートに伴い、一時的にそのバージョンでは使用できなくなることがあります。その後復活する可能性もありますが、削除されて永久的に使用不可になる場合も。 - Live Update画面にドライバの更新が降りてこない
→最新のドライバがLive Update画面へ反映されるまでにタイムラグがあります。なのでドライバの更新に関しては、直接MSI公式ページからファイルをダウンロードして行うほうが良い場合も。定期的にMSI公式ページまたはデバイスマネージャーをチェックしてみてください。 - 不具合やバグが多い気がする
→そういう仕様ですので諦めましょう。自分に必要ないと判断した場合はアンインストールしてください。
Gaming Mode
「Gaming Mode」はあらかじめソフトウェア側にプリセットされているゲームをプレイする際に、それをONにすることで、そのゲーム用のパフォーマンスに「自動で最適化」してくれる機能です。
あらかじめプリセットされているゲームは、「Fortnite」「Overwatch」「Dota 2」など現時点では10個程度ですが、「Dragon Center」の定期的なアップデートによってどんどんゲームの種類が増えています。
追記(2020年5月14日)
Dragon Centerのアップデート(2.0.46.0)により、直接自分で【+Add Game】からゲームを追加するという仕様に変更になりました。
また、「Gaming Mode」はゲームを起動する前に「ON」にすることで機能しますので、ご使用の際は注意してください。
Creator Mode
ちなみに、ご使用のマザーボードによっては「Creator Mode」という機能もあります。
この「Creator Mode」はAdobe社やCyberlink社…etcのクリエーター用のソフトウェアを使用する際に、パフォーマンスを自動で最適化してくれる機能です。
まぁ「Gaming Mode」とほぼ同じ様な機能です。
Game Highlights
「Game Highlights」はプレイしたゲームのハイライトシーン(勝つ・負ける・倒す・倒される…etc)を「自動で録画してくれる機能」です。
実際にFortniteで試しに使用してみましたが、中々面白い機能だと思います。
現時点(5月上旬)では「Fortnite・Apex Legends・LOL」の3つのゲームにしか対応していないようですが、今後のアップデートで増えていくと思います。
また「Youtube・Twitter・Discard」などに、録画したハイライトシーンを簡単にシェアすることも出来ます。
なおGame Highlightsを使用するには「MSI Companion」というソフトウェアをインストールする必要があります。
こちらの機能が気になる方は、Youtubeに【MSIの公式動画】があるので参考にしてみてください。
追記
アップデートにより「ValorantとPUBG」が追加され、5つのゲームに対応しました。(2020年6月23日)
アップデートにより「OverwatchとHeroes of the Storm」が追加され、7つのゲームに対応しました。(2020年11月19日)
Mystic Light
「MSI Mystic Light」を使用することで、マザーボードやグラフィックスカードおよびPCケースを含む、PCのすべてのRGB LEDを一つのソフトウェアから簡単にコントロールすることが出来ます。
文章で光り方などを紹介してもわかりにくいと思うので、実際にご自身で操作をして確認してみてください。
自分も「ライティングパターン(LED Style)」や「ライティングさせたい箇所(LED)」などの項目を、色々と調節して弄ってみましたが割りと楽しかったです。
またライティングが不必要な方は、こちらから機能をOFFにすることが出来ます。
ただしこれらの機能を利用するには、「MSI Mystic Lightに対応している製品」である必要があります。
どの製品が対応しているのかを知りたい方やライティング全般に関することは、下記のMSI公式リンクにあるので調べてみてください。
ちなみに自分の場合はマザーボードしか「Mystic Light」に対応していないので、設定画面上にはマザーボード(アイコン)のみの表示となっています。
しかし「複数のMystic Light対応製品」を使用している場合には、下の画像のようにそれぞれの製品(アイコン)を選択して、ライティングを設定することがデキるようです。
例えばMSI Mystic Lightに対応しているゲーミングマウス「MSI Clutch GM30」は、この様な感じで調整できます。
ちなみにMSI公式サイトページで、実際のライティングの様子などを選択して確認できるので、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。【リンク】
その他の設定&機能
歯車アイコンを押すと各種設定欄に移るので、ここについて簡単に紹介しておきます。
Third Party RGB
他のツールなどでライティング設定をしている場合、その設定をMystic Lightが上書きして優先するという機能です。
Voice Command
これはいつ頃に実装されたのかはよく分かりませんが、ライティング設定を「声で操作する」という機能です。
具体的な使用方法は「Hey Lucky(ヘイラッキー)」とマイクに向かって発声をすると、下の画像の黄色い四角で囲んだ部分(IO Cover)が一度光ります。
そしてその光を確認した後に続いて「Mystic Light~(ミスティックライト~)」と設定したいLED Styleを発声します。
例えば「Hey Lucky」→「Mystic Light Steady」→「Mystic Light Red」と続けて発声して操作すると、「点滅させずに赤色に固定」みたいな感じになります。
しかし結構英語の発音に関してはシビアで、しかも声も大きめに出す必要があるので、個人的には一生使うことのない機能だと確信しました。
Ambient Link
「Ambient Link」はMSI Mystic Light対応製品の他に「Nanoleaf」や「Philips Hue Go」製品などとも連携して、ゲームのプレイ画面とリンクした光の演出を行うことが出来ます。
例えばダメージを受けたら赤く光るみたいな感じで。
詳しくはYoutubeで「Ambient Link」と検索すれば、実際のプレイ動画があるので分かりやすいと思います。
User Scenario
- Extreme Performance
- オーバークロックをして、可能な限りパフォーマンスを上げる自動設定
- Balanced
- MSIが推奨するパフォーマンスを自動設定
- Silent
- 最もパフォーマンスを抑えた自動設定
- カスタム
- 自分で好きなようにパフォーマンスを手動設定
パフォーマンスの設定は「MSI側があらかじめ用意している自動設定」と、「自分で好きなように調整する手動設定」の2種類があります。
カスタム(手動)設定に関しては、クロックや電圧およびファン回転数などを自分で自由に調節ができます。
自動設定を使用すると選択したモードに合わせて、クロックや電圧およびファン回転数などが自動で調節されます。
オーバークロックの設定などに自信がない方は試しに使用してみて、そのオーバークロックの設定がどの様な数値で行われているのかを覚えておきます。
そしてその後、実際に自分でカスタム設定からオーバークロックの設定をしてみるとイメージしやすいと思います。
しかし無理なオーバークロックなどの設定は、ハードウェアやその他に深刻なダメージを与えてしまい、故障した場合にはメーカー保証の対象外となってしまいます。
なのでカスタム設定をする際は、ぜひ慎重に行ってください。
追記(2020/8/18)
Dragon Center 2.0.65.0ver.から「User Seanario」に「Software Control Mode」という機能が追加されました。
正直なところ、公式側で一切説明がないのでこれがどの様な機能なのかハッキリとはわからないのですが、おそらくBIOSでの設定とDragon Centerでの設定のどちらを優先するかってことだと思います。
それぞれにチェックをするとソフトウェア側(Dragon Center)の設定が優先され、チェックを外すとBIOSでの設定が優先されるってことだと思います。(多分)
今まではPCにDragon Centerがインストールされていると、BIOSで設定をした内容が上書きされていたのでこの機能は意外と有り難い気がします。
【追記の追記】
それで後日、やはり気になったのでMSI公式のサポートスタッフさんに問い合わせをしたところ、以下のような回答を頂きました。
software controle modeはもし【Enable】の場合は、ドラゴンセンターにてCPUの倍率、FANコントロールが可能になります。
もし【Disable】の場合は、それらの機能はBIOSのみでしか調整することはできません。
ちなみにCPUやGPUなどのファンの設定仕方はこちらの記事にまとめてあります。
必要な方はぜひ合わせて参考にしてみてください!
Live Update
Dragon Centerの前身であるCommand Centerでは、「Live Update」は独立した1つのソフトウェアとして存在していました。
そのCommand Centerに「Live Update」やその他の様々なソフトウェアなどを統合して、新しく作られたのがDragon Centerです。
それで「Live Update」は一体何が出来るのか?ということですが、簡単に言うと「色々なソフトウェアやドライバのインストール・更新作業を一括で管理して行うことが出来る」という感じです。
使い方はとても単純で【スキャン】をクリックすると、インストールや更新できるソフトウェアを確認できます。また、BIOSのアップデートもこちらから行うことが出来ますので、ぜひ上手く活用してみてください。
各種ソフトウェアの紹介
それでは「Live Update」で更新・インストールできる(一部例外有り)、ソフトウェアの簡単な紹介をしておきます。
ただし、各ソフトウェアのバージョンによって仕様が大きく変更され、ここでの紹介とは異なっている場合があります。
- cFosSpeed
- cFos Software社製(ドイツ)の常駐ソフトウェア。Dragon Centerをインストールすると一緒にインストールされている。主な機能はトラフィックシェーピングによるネットワーク回線の安定化および高速化。
- Crosshair
- FPSゲーム向けのアシスト機能で、照準(十字線)の色や大きさや形を変更したりできる。(ゲーミングノートPC用)
- Gaming Hotkey
- マクロやその他色々な設定をキーボードのキーに登録し、素早く起動させることが出来る。
- Graphics Fan Tool
- 「Zero Frozr」や「Cooler Boost」の設定を行うことができる。ただしMSI製のグラフィックボードを使用している場合に限る。
- Gaming Gear
- MSI製のデバイス(マウス・キーボード・ヘッドセット…etc)を使用していれば、そのデバイスに対する様々な設定の変更などを行える。
例えばマウスの感度の調整やクリックした際の動作、キーボードのキー設定…etc
- MSI製のデバイス(マウス・キーボード・ヘッドセット…etc)を使用していれば、そのデバイスに対する様々な設定の変更などを行える。
- MSI APP PLAYER
- MSIとBlueStacksが共同開発したエミュレータで、スマホアプリ(ゲーム)をMSIのゲーミングノートPCで操作して遊ぶことができる。
- Speed Up (旧X Boost ?)
- 「USB Boost」と「Storage Boost」があり、それぞれUSBメモリやHDD/SSDの転送速度が高速化する。
- Smart Tool
- 例えばRyzenでWin7を使用するのに必要な、インストールメディアを作成したりする。
- Super Charger
- 一般的なUSBポートの3倍(1.5A)の電流で充電が可能になり、またPCの電源をOFFにした状態でもUSBで充電できるようになる。 ただしマザーボードがこの機能に対応している場合に限る。詳しい内容についてはサイト内の別の記事にてご参照ください。
- Voice Boost
- ゲームプレイ時にボイスチャットを使用する場合、ゲーム内のBGMとボイスチャットの音量を事前の比率設定に基づいて自動的に調節し、聞こえる音をクリアにする機能。
具体的にはボイスチャットを使用している時にはゲーム内のBGM音量を下げ、ボイスチャットを使用していない時にはゲーム内のBGMを優先にして元の音量に戻す。
- ゲームプレイ時にボイスチャットを使用する場合、ゲーム内のBGMとボイスチャットの音量を事前の比率設定に基づいて自動的に調節し、聞こえる音をクリアにする機能。
- Nahimic
- A-Volute社製(フランス)のサウンドユーティリティソフトウェア。簡単な操作で様々なオーディオパフォーマンスを向上させる事が出来る。詳しい内容についてはサイト内の別の記事にてご参照ください。
- Realtek Audio Console(Control)
- Realtek社製(台湾)のサウンドユーティリティソフトウェア。オーディオジャックに接続されたデバイスの管理などに使用します。実際の使用方法や使用した感想については別の記事で詳しくまとめてあるので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
まぁ他にもあるようですが、一通りインストールして使用してみた率直な感想を述べると、基本的に全て必要ない感じはしますね…。
まぁ必要だと思う方は、ぜひインストールして使用してみてください。
自分は即アンインストールしました(笑)
ちなみにこちらは実際に「Super Chager」と「Nahimic」を使用してみた記事です。興味が有る方は、ぜひ合わせて御覧ください!
System Info
「System Info」は現在使用中のPCの中にインストールされている、ソフトウェアやそのソフトウェアのバージョンを確認することが出来ます。
またゴミ箱アイコンをクリックすることにより、不必要なソフトウェアを簡単にアンインストールすることも出来ます。
なお現在のBIOSバージョン情報もこちらで確認できます。
True Color
- Eye Rest
- ブルーライトを軽減して目を保護する
- Game
- 高コントラストにして、色調を鮮やかにする
- Movie
- 映画(動画)鑑賞用に最適化される
- Customize
- 自分の好きなように設定する
True ColorはPCの利用状況に応じて、画面の「ガンマ値」や「コントラスト」及び「輝度」などを、自動で設定して調節してくれる機能です。
もちろん自分で直接カスタマイズすることも出来ますので、ぜひ試しに設定をしてみてください。
Hardware Monitor
「Hardware Monitor」は名前の通り、PCを構成しているハードウェア(マザボ・CPU…etc)の情報(温度・電圧・周波数・ファン回転数…etc)をリアルタイムで表示できる機能です。
自分の使用しているPCが、今どの様なパフォーマンスで作動しているのかがひと目で分かるので、とても便利な機能だと思います。
例えば「ゲーム画面上」にも数値情報を表示させることもできますが、まぁしかし透過機能が無いのでかなり邪魔な感じになります笑
ちなみにYoutubeのゲームプレイ動画などでよく見かける、ゲーム画面上に数値を出す方法に関して詳しく紹介した記事を書きましたので参考にしてみてください!
また「Free Up Memory」はその名の通り、自動でメモリ解放をしてくれる機能です。ボタンを押した時に表示される数値が、実際に減少(解放)したメモリ使用量になります。
タスクマネージャーで確認しながら使用してみてください。
LAN Manager
LAN Managerの主な機能は、アプリケーションごとに「ネットワークの優先度」を割り振ることができ、負荷の大きいアプリケーションなどのデータを優先的にトランスミットすることで、効率の良いPC(ネットワーク)環境を構築します。
具体的な設定方法はとてもシンプルで、下の画像の様に各アプリケーションごとに優先順位をドロップダウンリストから選ぶだけです。
またアプリケーションごとの帯域幅使用率なども分かりやすく表示されるので、便利なソフトウェアだと思います。
他にも無線の信号強度などを測定したりも出来ます。
チャートで見ることにより電波干渉具合が分かりやすくなります。横軸がチャンネル(チャネル)で縦軸が信号強度。
終わりに
ここまで「Dragon Center」について一通り見てきましたが、色々な機能がありました。
ただ全ての機能を使用する必要は全くないので、自分のPC環境において使えそうな物だけを取捨選択して利用してみてください。
また、今後「Dragon Center」を使用していて何か気づいた機能や変更点がありましたら、随時更新・追加していきたいと思います。
それではまた別の記事でお会いしましょう!
さようなら~
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