CPU temperature(温度)はどこへ消えた?
こんにちはchessinuです。
CPU Ryzen 7 3700xで構成した自作PCを組み終え「MSI Afterburner/RTSS」をダウンロードし早速色々と設定をしていきます。
そしてゲーム画面上に情報を出すためモニタリングの設定を行っていたときのことです。
あ、あれ?以前はあったはずの「CPU temperature(温度)」の欄がどこを探しても
「GPU temperature/CPU usage/CPU clock…etc」の欄はあるんですけどね…見事にCPU temperature(温度)だけがない。
まぁ仕方ないので色々と弄ってみたり再起動とかしても駄目だったので、とりあえず「公式の仕様書」を読んでみることにしました。
解決方法Ⅰ(最新バージョンを使用する)
うーんなるほどようやく解決!
・Added CPU temperature monitoring support for AMD Ryzen 3X00 processors family
(AMD Ryzen 3X00プロセッサーファミリーのCPU温度監視サポートを追加)
ちゃんと説明が書いてありましたね笑
自分がダウンロードしたのは「MSI Afterburner version 4.6.2」であって、「AMD Ryzen 3X00のCPU温度表示に対応している」のは「MSI Afterburner version 4.6.2 beta」の方でした。
なお記事を書いている最中に確認したところ、ちょうど最新バージョンのMSI Afterburner 4.6.2 beta 4に更新されていましたので何となくUpdateしておきました。
ちなみに「Afterburnerに関する公式の仕様書」を読みたい方は、こちらの【リンク】先にあるので参考にしてみてください。
<追記> : 2019年10月末頃にbeta→「Stable/Final(このバージョンでの最終安定版)」への更新を確認しました。次の最新バージョンからは4.6.3になっていきます。
無事解決!
そして無事に「CPU temperature」を発見!
ゲーム画面上にCPU温度が表示されるようになりました。
Afterburnerのダウンロード場所
MSI Afterburnerダウンロード場所の案内です。
必要な方はこちらからダウンロードをしてください。
MSI公式サイト
【MSI公式サイト】下部からダウンロードをします。
追記(2021年1月)
MSI公式サイトのAfterburnerのダウンロードページを久しぶりに覗いてみると、すっかりレイアウトがお洒落な感じに変わっていたので追記しておきます。
以前はページ下部にあったAfterburnerのダウンロードリンクが、最新ページだと開いた直後にあります(DOWNLOAD AFTERBURNER)。
ちなみにこちらのページのAfterburnerのバージョンは「4.6.2(Stable/Final)」なので、最新バージョンの「4.6.3」を使用したい場合には、次に紹介する「Guru3D」からファイルをダウンロードしてください。(ただし現時点ではまだベータ版です)
Guru3D
基本的に発売直後の「次世代CPUやマザーボード」には、古いバージョンのソフトウェア(Afterburnerを含む)が対応していないことが多いです。
なので最新バージョンのAfterburnerを使用したい場合には、【Guru3D】というサイトからダウンロードをします。ただし正式版(安定版)ではなくベータ(β)版ではありますが。
サイトへ行き「約5秒」ほど経つと自動で保存場所を聞かれファイルのダウンロードが始まりますが、それが実行されない場合は「click here」を選択して手動でファイルをダウンロードしてください。
解決方法Ⅱ(RTSSを使用する)
最新バージョンのAfterburnerを入れ直しても解決しないという場合は、「RivaTuner Statistics Server(RTSS)」というソフトウェアを、一緒にインストールしたかどうかを確認してみてください。
RTSSはAfterburnerでCPU温度やGPU温度などの様々な要素を、オンスクリーンディスプレイ(OSD)表示するために必要なソフトウェアです。
Afterburnerをインストールする際に、下の画像の様に一緒にインストールするかどうかを聞かれるはずです。
もし入れ忘れてしまったのであれば、下記のどちらかの方法でインストールしてみてください。
- Afterburnerをアンインストールしてもう一度入れ直す
- RivaTuner Statistics Server(RTSS)を別にインストールする
RTSSのダウンロード場所
先ほどのAfterburnerの時にも紹介した【Guru3D】というサイトで、「Riva Tuner Statistics Server(RTSS)」をダウンロードをします。
ページの下部にダウンロードリンクがあるので、お好きなバージョンのRTSSをインストールしてください。
2021年1月の現時点では「RTSS 7.3(Beta 6)」が最新となっていますが、推奨(Recommended)されているのは「RTSS 7.2.3」になっています。
ちなみに最新のAfterburnerをインストールする時に、一緒にインストールされるのは「RTSS 7.2.3」です。
解決方法Ⅲ(HWiNFOを使用する)
最新バージョンの「Afterburner」や「Riva Tuner Statistics Server(RTSS)」をインストールしても、問題が解決されない場合には「HWiNFO」というソフトウェアをインストールして使用する方法もあります。
この「HWiNFO」というソフトウェアは、PCを構成している各ハードウェア(マザボ,グラボ,CPU…etc)のパフォーマンスの数値を、かなり詳細にリアルタイム表示してくれます。
そしてこの「HWiNFO」が読み取った情報と「RTSS」を連携させることで、ゲーム画面上にCPUの温度や周波数やファン回転数などを表示することができます。
「Afterburner」を使用しなくても同じ様な感じで表示できるので、代替方法として知っておくと役に立つと思います。
HWiNFOのダウンロード場所
「HWiNFO」はこちらの【HWiNFO公式サイト】からファイルをダウンロードします。
サイトに行くとダウンロードリンクが色々ありますが、一般的には左端の「Installer」の「Free Download」→「Local(U.S.)」を選択してダウンロードします。
その際に関係のない広告が上に表示されているので、ダウンロードする際には間違えないように注意してください。
なおソフトウェアのインストーラー側が、自動で32bitと64bitの必要な方を判断してインストールしてくれます。
ちなみに真ん中にある「Portable」は、USBメモリとかに入れて持ち運ぶことを想定したものです。自分で「zip」を解凍して、その中にある「32bit or 64bit」のどちらかを使用しているOSに応じて実行することになります。
ソフトウェアの詳細な使い方や設定方法に関しては、こちらの記事に書いてあるので参考にしてみてください!
終わりに
AMD Ryzenの人気で今回新しく自作PCを組み上げた人は多いと思うのでダウンロードする際は注意が必要ですね。
Ryzenは色々と自分で設定し調節することが多いのも魅力の一つだと思います。
今回の記事はこれで終わりになります。
それではまた別の記事でお会いしましょう!
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