【図解】実験用スイッチ・LEDセット「KM-01」を使用した感想を紹介！

問題の切り分けに便利！

こんにちはchessinuです。

今回は「アイネックス 実験用スイッチ・LEDセット KM-01」の使用方法および実際に使用した感想を紹介していきます。

基本的にこの製品は、PCを組み立てる前のマザーボードの動作試験や組み立て後のトラブル発生時に使用することになります。特に「Beep Speaker」に関しては、問題発生時の原因究明にとても役に立ちます。

自作PCユーザーなら必需品とも言える製品なので、いざという時のために持っておくことをオススメします。

また別の記事で紹介している「アイネックス ATX電源検証ボード KM-02B」も合わせて持っておくことで、PCトラブル時の原因究明が更にスムースになります。

【図解】ATX電源検証ボード「KM-02B」を使用した感想を紹介！

ある日突然PCが起動できなくなったら焦りますよね。しかもその原因を調べるのは結構大変です。そんな時に持っていると役に立つのがアイネックスATX電源検証ボード「KM-02B」。今回の記事では、この製品の使用方法や使用目的、また製品の外観なども画像を用いて詳しく紹介しています。実際に製品を使用したレビュー記事なので参考にしてみてください。

製品の紹介

それでは「アイネックス 実験用スイッチ・LEDセット KM-01」の紹介をしていきます。

内容物は以下のようになります。

Power Switch

「Power Switch」はPCケースの電源ボタンの代わりとして使用します。

突起部分を押すことにより電源が入ります。

極性は黒がプラスで白がマイナスです。

PCケースの電源ボタンを押しても電源が入らず、こちらの突起部分を押して電源が入るのであれば、PCケース側の電源ケーブルに問題がある可能性。

また両方で電源が入らない場合、マザーボードまたは電源に問題がある可能性も。

Power LED

「Power LED」はPCケースの電源ボタンのLEDの代わりとして使用します。

極性は黒がプラスで緑がマイナスです。

「Power LED」が光ってPCケースの電源ボタンLEDが光らなければ、電源ボタンLEDケーブルに問題がある可能性も。

Reset Switch

「Reset Switch」はPCケースのリセットボタンの代わりとして使用します。

突起部分を押すことによりリセット(再起動)されます。

極性は黒がプラスで白がマイナスです。

HDD LED

「HDD LED」はHDDのアクセスランプの代わりとして使用します。

極性は黒がプラスで赤がマイナスです。

正常に作動していればLEDが赤く点灯します。

Beep Speaker

「Beep Speaker」はPC起動の際にハードウェアなどに深刻な問題が発生した時、警告メッセージとしてビープ音を鳴らすためのスピーカーです。ビープ音(Beep Sound)は短音と長音を組み合わせた電子音で、その鳴り方によって問題の原因を探っていきます。

極性は黒がプラスで白がマイナスです。

具体的な使用方法については別の記事にまとめてありますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください！

【図解】MSIのマザーボードでビープ音(Beep Sound)を鳴らす方法を紹介！

皆さんはビープ音(Beep Sound)機能を利用していますか？ 意外と利用していない方も多いようですが、実際にPCで問題が発生した時に役に立つ便利な機能です。なので機能を利用するしないに関わらず、ビープ音に関する知識は持っておいたが方が良いと思います。この記事ではビープ音機能の設定方法や、実際のビープ音を紹介していきます。

まとめ

以上で「アイネックス 実験用スイッチ・LEDセット KM-01」の内容物の確認は終わりです。

価格の割に色々と便利な物が入っているので、とてもお得な商品になっています。

製品の使用方法について

次に使用方法について紹介します。

ただし、使用方法と言っても単純に製品を取り付けて動作を確認するだけなので、特に難しいことは何もありません。

取り付ける場所はマザーボード上にある「フロントパネルコネクタ(JFP1)」です。

フロントパネルコネクタの場所に関しては、それぞれご使用されているマザーボードの取り扱い説明書を確認してみてください。

自分のマザーボード(MSI X570)の場合だと、下の画像の赤枠で囲ってある部分がフロントパネルコネクタになります。

またそれぞれのコネクタの配置に関しても、取り扱い説明書に載っているので確認しておいてください。

Beep Speakerについて補足

ちなみに「Beep Speaker」に関しては別のコネクタに差し込む必要があります。

自分の場合はフロントパネルコネクタ(JFP1)の近くにある「JFP2コネクタ」に接続します。こちらの方も各自で場所を確認しておいてください。

実際に製品を使用してみる

それでは実際に「アイネックス 実験用スイッチ・LEDセット KM-01」を使用してみたいと思います。

本来であればこの製品は、PCを使用していて何か不具合が起きた時や、PCを組み立てる前の動作確認などで使用します。

しかし自分の場合は特にPCに不具合が起きたわけでもなく、また既にPCを組み立て終わっているので、今回は単純に取り付けたLEDの光り方やビープ音の鳴り方などを紹介する感じになります。

フロントパネルコネクタに取り付ける

PCケースを開けフロントパネルコネクタ(JFP1/JFP2)を探します。

極性に気をつけてJFP1コネクタに接続していきます。結構ギュウギュウ詰めな感じですね。

次に「Beep Speaker」をJFP2コネクタに接続していきます。

そして「Power Switch」のボタンを押してPCを起動させます。

当然不具合などは無いので正常に起動し、それぞれのLEDが点灯します。緑色のPower LEDが画面越しでも分かるくらいかなり強く発光する感じですね。

若干目が痛い…笑

ビープ音の鳴り方(音色)

ちなみに「Beep Speaker」からでるビープ音はこんな感じの音で鳴ります。(正常起動時)

終わりに

実際に問題が起きないのに越したことはないのですが、しかし突然そういう時は訪れたりします。なのでいざ問題が発生した時、すぐに原因の追求および切り分けを出来るように準備しておいたほうが良いです。

また、PCを組む前の動作チェックなどでも役に立つので、何かしらの検査道具を一つ持っておくことをオススメします。

では以上で「アイネックス 実験用スイッチ・LEDセット KM-01」の使用方法及び使用したレビュー紹介記事は終わりとなります。

皆さんもぜひ活用してみてください！

さようなら～

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