今、タイのバイクが超熱い!?
こんにちはchessinuです。
先日行われた東京モーターサイクルショーでぶらぶらと適当に見回っていたところ、偶然にも「GUNNNER(ガンナー)」という面白そうな海外メーカー(タイ)のバイクを発見!
それで気になったので実際に跨ったり軽く動かしたりしてみたのですが、これが意外にも悪くはない感じで真面目に欲しくなってしまいました。笑
ただし実際に購入しようと思っても海外メーカーの輸入バイクなので、取り扱い店舗や価格などが微妙に分かりにくい所があったりします。
なので今回はGUNNERについて色々調べてみたので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
GUNNER(ガンナー)の紹介
- GUNNERとは?
- スペック(仕様)
- 車両本体価格
- カラーバリエーション
- 走行シーン
- 販売店
- 納期の目安
GUNNERとは?
GUNNER(ガンナー)はフェニックスエンジニアリング(PHOENIX ENGINEERING)という、タイの新興メーカーが製造・販売しているバイクで、フェニックスエンジニアリング社にとっての日本への初輸出バイクが「GUNNER 50(50cc)」となっています。
(日本人チューナーが監修し、一台一台手作業で組み立てられているとのこと)
それでやはりこのバイクの最大の特徴は「バズーカ」の様なユニークなデザインをしている所にあり、街中で乗れば誰しもが振り返るような特別感や満足感を味わえるはずです。
ちなみに2021年ぐらいから50ccモデルのGUNNER 50が国内販売されたのですが、皆さんもよくご存知のとおり日本では原付一種だと「二段階右折」や「速度30km制限」などの面倒くさい法規制が多いですよね…。
なのでSNS上でユーザーから「原付二種モデル」も出してくれとの熱い要望を受け、フェニックスエンジニアリング社が100ccモデルのGUNNER100と、125ccモデルのGUNNER125をラインナップに追加したそうです。
なおGUNNER50とGUNNER100に関してはスペックが異なるだけでデザインはほぼ全く同じですが、GUNNER125に関しては「ダウンマフラー装着」や横型エンジンから「縦型エンジン」に変更されているので、他のGUNNERとは結構デザインが異なっています。
スペック(仕様)
先ほど紹介したとおりGUNNERは50cc、100cc、125ccの「3排気量」に分かれていて、当然のことながらそれぞれスペックが異なっています。
それで各GUNNERのスペックの詳細については販売元で分かりやすく紹介されているので、興味のある方はそちらを参考にしてみてください。
なおGUNNERのスペックや機能について詳しく紹介している動画もあります。
車両本体価格
GUNNERの車両本体価格は以下のとおりになります。
ただしコロナの影響から「部品価格の高騰」やコンテナ不足による「船賃値上げ」により、車両価格も「数万円単位」で値上がりすることもあるようなので、あくまでもこの価格は現在記事を書いている2022年4月上旬時点のものとなります。
車種名 | 税抜価格 | 税込価格 |
---|---|---|
GUNEER 50 | 238,000円 | 261,800円 |
GUNNER 100 | 268,000円 | 294,800円 |
GUNNER 125 | 328,000円 | 360,800円 |
カラーバリエーション
GUNNER 50とGUNNER 100のカラーバリエーションは全く同じで、イエロー・レッド・ホワイト・ブラック・ブルー・グリーンの「全6色」となっています。
GUNNER 125のカラーバリエーションはイエローとレッドの「全2色」となっていますが、もしかすると今後色が追加される可能性もあるような感じです。
走行シーン
実際のGUNNERの走行シーン&乗り心地に関しては、おそらくこちらの試乗インプレ動画が一番わかりやすいと思います。
販売店
GUNNERの輸入は大阪府貝塚市にあるマフラーメーカーとしても有名な「月木レーシング」が行い、それを全国の各販売代理店が各販売店へと卸しています。
ちなみに自分が住んでいる関東の場合は、千葉県にある「moto shop クロニクル」が関東エリア統括販売代理店となっていて、こちらに自分の住所を伝えると、最寄りのGUNNER販売店や試乗車設置店を紹介していただけるそうです。
(なお関西エリア統括販売代理店は月木レーシング)
まぁ現時点においてはGUNNERを取り扱っている販売代理店はまだまだ少ないのですが、今後徐々に増やしていく予定だと東京モーターサイクルショーのブースに居たスタッフから聞きました。
また他の探し方としては、大手バイク検索サイト「グーバイク」で調べるとGUNNER販売店舗が出てきます。
【グーバイク】
納期の目安
GUNNERの納期の目安に関してですが、その時の「在庫状況」によるとしか言えない感じです。
例えば注文を掛けた時に在庫があれば数週間程度で納車はされますが、もし在庫がない場合にはタイから船で運ばれて来るのを待つしか無いので、基本的には納車までに「3ヶ月以上」はかかるとのことです。
まぁコロナの影響もあり、これはGUNNERだけではなく他社のバイクも同じことなので仕方がないです。
ちなみにスタッフの話によると、GUNNER50とGUNNER100は割りと在庫があったりするらしいのですが、GUNNER125に関しては在庫が無い場合が多いため取り寄せまでに時間がかかるそうです。
乗り出し価格の紹介
今回はGUNNER50の乗り出し価格を紹介しますが、基本的には車両本体価格が異なるだけで、その他の諸費用に関しては全く同じだったりします。
なのでGUNNER100の乗り出し価格を計算する場合には以下の金額に「+33,000円」、GUNNER125の乗り出し価格は以下の金額に「+99,000円」を単純に足せばいいだけです。
- 車体本体価格 : 261,800円
- 非課税 諸費用 : 10,590円
- 課税 諸費用 : 20,000円
- 任意保険料 : α
- 合計金額 : 292,390円+α
乗り出し価格について
最終的な乗り出し価格は、合計金額に各自で入る「任意保険料」をプラスして考えます。
ちなみにまだどのバイク保険にするのかをまだ決めていないのであれば、大手企業のSBIホールディングスが運営している、各保険会社の「バイク保険プラン内容の比較をしてくれるサービス」も有るので利用してみてください。
非課税諸費用の内訳
非課税諸費用の内訳は「自賠責保険」で、今回は「3年分(10,590円)」で計算をしてあります。
なお以下は125cc以下の自賠責保険料です。(参考までにどうぞ)
- 12ヶ月 : 7,070円
- 24ヶ月 : 8,850円
- 36ヶ月 : 10,590円
- 48ヶ月 : 12,300円
- 60ヶ月 : 13,980円
課税諸費用の内訳
課税諸費用の内訳は「検査・登録手続き費用(10,000円)」と「納車整備費用(10,000円)」を合わせた金額となっています。
なお先ほどの非課税諸費用(自賠責保険料)はどこで購入しても金額は同じなのですが、こちらの課税諸費用は各店舗によって手数料(人件費)が異なるので「数千円程度」の差が生じてしまいます。
まぁただし別にタイメーカーの輸入車だからと言って、国内メーカーのバイクと比べて特別に費用が高くなるということではなさそうです。
維持費用の紹介
GUNNER50を含む原付(50cc以下)の、購入初年度にかかる維持費用の項目をまとめると以下のとおりになります。
- 軽自動車税 : 2,000円
- ガソリン代 : 16,000円
- メンテナンス費用 : 10,000円~
- 駐車場代 : β
- 合計金額 : 28,000円+β
自賠責保険料と任意保険料
自賠責保険料と任意保険料に関しては、先ほど計算した乗り出し価格に含まれているので、維持費用からは差し引いて考えてあります。
軽自動車税
軽自動車税は「4月1日時点」においてバイクを所有している場合に発生する税金で、毎年4~5月に各市区町村から納税通知が所有者のもとに届き、「5月末日」までにコンビニや金融機関等を利用して納税を行う必要があります。
なおGUNNER100&GUNNER125は原付き二種(90cc超~125cc以下)なので、軽自動車税に関してはGUNNER50よりも400円高い「2,400円」となっています。
ガソリン代
GUNNER50の燃費は正式に公表されていないのですが、実際に走らせてみたところ「50km/L」ぐらいとの情報が某バイク屋さんのブログにあったので、今回は燃費を「50km/L」と仮定してガソリン代を出します。
また他にも平均的なライダーが1年間に走行する距離を「5,000km」と仮定し、更にガソリン価格を「160円/L」で計算をしてみました。
- 燃費50.0km/L
- 年間走行距離5,000km
- ガソリン価格160円/L
5000km÷50.0km/L=100L(5000km走るのに必要なガソリン量)
100L×160円/L=16,000円(5000km走るのに必要なガソリン代)
まぁ国内メーカーの原付きに比べると間違いなく燃費性能は劣りますが、そこまで悪くはないとも思います。(逆に言うと国内メーカーが優秀すぎるというか)
メンテナンス費用
基本的に購入初年度に行うメンテンスは「オイル交換」と「チェーン調整」ぐらいです。
それで仮に年間走行距離を5,000kmとした場合、エンジンオイル交換(約2,000円/回)とチェーン調整(約1,000円/回)を年3回。
そしてそれをGUNNERを購入した店舗でやってもらうと考えると、費用はだいたい「1万円ぐらい」だと思います。
年間維持費の結論
年間維持費用はバイク所有者の環境によっても異なりますが、基本的に初年度の維持費用は「5万円前後」ぐらいを目安に考えておけば良いと思います。
その他の費用
新規でバイク(GUNNER)を購入する人は、事前に最低限の「バイク用品」を揃えておく必要があります。
- ヘルメット
- バイク用グローブ
- プロテクター
- バイクカバー
ヘルメット
納車前にヘルメットを用意しておく必要があるのですが、初めてバイクに乗る場合にはどれを購入したら良いのか迷ってしまうと思います。
なので別の記事にてヘルメットの種類や選び方について紹介してあるので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
バイクグローブ
これに関しては特に装着義務はないのですが、できればバイク専用のグローブは用意しておいた方が良いと思います。
ということで自分が使用している「デイトナ製バイクグローブ」を紹介した記事があるので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
プロテクター
プロテクターに関しても装着義務はないので、必要に応じてという感じになります。
バイクカバー
バイクを保管するためのガレージがない場合には、「防犯」や「風雨除け」のために必ずバイクカバーを用意しておいた方がいいと思います。
終わりに
GUNNERは納車されるまでに時間がかかる可能性が高いので、それを待っている間に色々と準備をしておくと良いと思います。
まぁバイク用品を見ているだけでもワクワクしますからね。笑
それでは以上で「GUNNERの乗り出し価格や維持費」について紹介した記事は終わりとなります。
さようなら~