いざという時に役に立つ!
こんにちはchessinuです。
バイクに付けた傷は将来の「思い出」になるなんて言われる方もいますが、自分の場合はたとえ「小さな傷」でもめちゃくちゃ気になって気になってしょーがないタイプなので、何としても傷から守り抜きたいと思っています。(バイクを売る時にも影響するし…)
ただGB350(GB350S)は「ネイキッドバイク」ということもあり色々と「剥き出しの状態」なので、転倒した際に大事なパーツを「損傷」する可能性が高いんですよね…。
なので今回の記事では、バイク転倒時に車体を保護するカスタムパーツについて考えてみました。
転倒した際に損傷しやすいパーツ
もちろん「倒れる場所」や「倒れ方」などその時の状況よっても変わってきますが、一般的にバイクが転倒した際に「破損」や「変形」しやすいパーツは以下のとおりです。(隣の数字はGB350の純正パーツの値段)
- 燃料タンク : 67,870円
- エンジン
- シリンダー : 41,690円
- Rクランクケースカバー : 14,960円
- Lクランクケースカバー : 10,945円
- ハンドル周り
- ミラー : 2,277円
- バーエンド : 400円
- ブレーキレバー : 1,450円
- クラッチレバー : 1,450円
- マフラー
- エキパイ : 64,350円
- サイレンサー : 36,300円
- 足周り
- ブレーキペダル
- シフトペダル
- ステップ
- ホイール周り
- フロントフォーク
- アクスルシャフト
- ブレーキキャリパー : 21,340円
まとめ
転倒した際に壊れたのがレバーやミラーなどの「小物」であればまだマシなのですが、燃料タンクやマフラーやエンジン周りの「大物」を壊すと高額なパーツ代金の他に、それを交換するための「作業工賃」も必要になるので、ここら辺に関しては何としても「死守」したいところではあります。
車体を保護するアイテム
走行中の転倒時または立ちごけをした際に、バイクの各パーツを保護してくれるアイテムを順番に紹介していきます。
ただし当然のことながらこれらを全て取り付ける必要はないのですが、こういうバイク用のアイテムがあるという「知識」を持っておくことで、今後のバイクライフで役に立つ時が来ると思います。
- 車体全体の保護
- エンジンガード
- ハンドルバーエンド
- ステップペダル
- エンジンの保護
- エンジンスライダー
- 燃料タンクの保護
- タンクパッド
- マフラーの保護
- マフラースライダー
- マフラーガード
- ハンドル周りの保護
- レバーガード
- ナックルガード
- 可倒式レバー
- フロントホイール周りの保護
- フォークブーツ
- アクスルスライダー
- キャリパーガード
- ブレーキペダルの保護
- ブレーキペダルカバー
車体を保護するアイテムの紹介 ~前編~
- 車体全体の保護
- エンジンガード
- ハンドルバーエンド
- ステップペダル
- エンジンの保護
- エンジンスライダー
- マフラーの保護
- マフラースライダー
- マフラーガード
- 燃料タンクの保護
- タンクパッド
車体全体の保護
エンジンガード
エンジンガードは名前に「エンジン」と付いていますが、転倒した際にはエンジンだけではなく、車体を「全体的に保護」してくれます。
ただし全てのパーツを「完璧」に保護してくれるわけではなく、例えば「マフラー」みたいな少しサイドに出っ張っている様なパーツは、倒れる場所にもよりますが普通に「傷」がついたりはします。(それでもエンジンガードが無いよりはだいぶマシですが…)
まぁ車体の保護だけで考えればエンジンガードが「最も効果的」なので、色々と保護対策を考えるのが面倒くさい場合には、とりあえずエンジンガードを一つ装着しておけば良いと思います。
なおGB350&GB350S専用のエンジンガードは「複数のメーカー」から販売されており、その「選び方」や「取り付け方」については、別の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
ハンドルバーエンド
ハンドルバーエンドはハンドルの「先端」に付いているパーツで、これの本来の役割はエンジンから来る「振動」を抑えることなのですが、実はもう一つ重要な役割があり、それは転倒した際に車体全体を保護することです。
転倒した際には他のパーツよりも先にハンドルバーエンドが地面や壁に当たるので、この部分が「頑丈」であれば全体的にダメージを減らすことができます。
ただしGB350(GB350S)の純正バーエンドは本当にショボい「プラスチック製品」なので、納車されたらまず真っ先にこのバーエンドを交換した方が良いです。(ガチで)
実際に自分も速攻で「金属製」のバーエンドに交換しましたが、車体の保護だけではなく「ドレスアップ効果」もあるのでお得な感じがしますね。
なおバーエンドの交換方法に関しては、別の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。めちゃくちゃ簡単に交換できます。
ステップペダル
転倒した際にステップペダルはハンドルバーエンドよりも先に地面に当たるので、ここが頑丈であれば全体的にダメージを減らすことができるのですが、GB350(GB350S)の純正ステップでは少し弱い気がします。(形状もあまり良くない)
なのでここを「頑丈なステップペダル」に交換することで、車体全体を保護することができます。
エンジンの保護
エンジンスライダー
エンジンスライダーはバイクが転倒した際に車体を「滑らせる」ことで衝撃を逃し、エンジンやその他パーツを保護する機能があります。
それでGB350(GB350S)専用のエンジンスライダーはネットを探しても見当たらなかったので、以前別のバイクで付けていた「汎用」のエンジンスライダーを試しに装着してみたのですが、できればもう少し長さが欲しい感じですね。笑
それで他に良い取り付け場所はないのか色々と探してみたのですが、GBは「フレームの構造的」にあまり良い場所が見つかりませんでした…。
ということで汎用品ではなく「GB350&GB350S専用」のエンジンスライダーを探してみたところ、台湾のパーツメーカーのDIMOTIVから販売されているのを発見!
マフラーの保護
マフラースライダー
マフラースライダーもエンジンスライダーと同様に、転倒した際に車体を「滑らせる」ことでマフラーやその他パーツを保護します。
こんな感じでタンデムステップ部分の所に取り付けて使用します。
こちらも特にGB350(GB350S)の専用品はないのですが、一応GB350という名を付けている中華製の汎用マフラースライダーはありました。
「CXEPI」から5色展開で発売中。
「Nilnax」から6色展開で発売中。
マフラーガード
マフラーガードはマフラースライダーとは違い、エキパイやサイレンサーなどに直接取り付けて使用します。
マフラーガードには転倒の際の保護機能の他に、足が触れたりすることによる「火傷防止」や見た目の「ドレスアップ」もできるので、今回は試しに自分のGBにも取り付けてみました。
なおマフラーガードやマフラースライダーの装着方法に関しては、別の記事で詳しく紹介していますので、興味ある方はぜひそちらも参考にしてみてください。
燃料タンクの保護
タンクパッド
転倒の際に役立つのかはかなり微妙ですが、一応燃料タンクに貼り付けて傷から守るための「タンクパッド」というアイテムがあり、GB350(GB350S)専用のタンクパッドについてはワールドウォークから発売されています。
この製品の主な役割はニーグリップをした際に燃料タンクを傷つけないことや、ニーグリップをしやすくすることですが、転倒した際の当たりどころによっては保護してくれる可能性もなくはない感じです。
ちなみに製品は中硬度の「ゴム素材」で作られており、「耐熱性」や「非吸水性」に優れているので、季節や天候に関わらず使用できるそうです。
他には株式会社プロトから販売されている汎用品のニーグリップパッド(プロテクションパッド)もあります。
こちらはブラック(0SS-ZA-BUMPS13P)・グレー(0SS-ZA-BUMPS14P)・ブラウン(0SS-ZA-BUMPS15P)の3色展開になっています。
またデイトナからはタンクの背中部分に貼り付けるタンクパッドを販売されています。
車体を保護するアイテムの紹介 ~後編~
- ハンドル周りの保護
- レバーガード
- ナックルガード
- 可倒式レバー
- ホイール周りの保護
- フォークブーツ
- アクスルスライダー
- キャリパーガード
- ブレーキペダルの保護
- ブレーキペダルカバー
ハンドル周りの保護
レバーガード
元々レバーガードの本来の目的は、レース時の接触による「不意なブレーキへの入力」を防止するために作られたそうですが、公道でも車両や壁にぶつかった際に「ブレーキがロック」するのを防いでくれたりします。
また転倒した際にはレバーガードによりレバーが保護される場合もありますが、正直なところ純正レバーよりもレバーガードの方が「値段」が高かったりするので、実際には純正レバーの破損による「走行不可状態」を避ける意味合いの方が大きいような気がします。
それでまた謎の中華メーカーからGB350と名のついた製品が販売されていますが、基本的には「ハンドル内径」が合っていれば、ほとんどのレバーガードは取り付けることができます。(質はともかく)
ナックルガード(ハンドルガード)
ナックルガードはシールド部分で「風雨」や「飛来物」を防ぐのが主な目的となっていますが、レバーガードと同様に転倒した際のレバーの保護効果もある程度期待できます。
そして基本的にナックルガードは「ミラー部」に付属のステーで取り付ける感じなので、そのステーのネジ穴径が純正ミラーと合っていれば大体のナックルガードは取り付けることができ、また先ほどのレバーガードと組み合わせて取り付けることも可能だったりします。
可倒式レバー
可倒式レバーは通常のレバーとは異なり、転倒した際にレバーに対して「上方向」の力が加わると、レバー本体が「上」に逃げる構造になっているので、レバーが曲がったり破損して走行不可状態になるのを防ぐことができます。
それで専用品ではなく汎用品になりますが、GB350に対応した可倒式ブレーキレバーがアクティブから発売されています。
手の大きさなどに合わせて「多段階」にレバー位置の調整が可能な他、レバーを真っ直ぐに引くことができるため、指先の力が正確に伝わり安全にライディングすることができるそうです。
また台湾のパーツメーカー「DIMOTIV(ディモーティブ)」からも、GB350とGB350S専用のブレーキ&クラッチレバーセットが発売されました。
こちらの製品は全部で「3タイプ」あるのですが、手のサイズに合わせた「6段階調整機能」が付いているタイプ1が標準で、そのタイプ1に転倒した際の保護機能として「可倒式」を追加したのがタイプ2、そのタイプ2に長さ調整機能の「エクステンション」を追加したのがタイプ3となっています。
なおレバー本体の色とアダプターの色は「セット」になっているようで、自分で色を組みわせて選ぶことはできないようです。
6段階可倒式アジャストレバー(タイプ2)
エクステンション付6段階可倒式アジャストレバー(タイプ3)
ホイール周りの保護
フォークブーツ
フォークブーツはドレスアップ目的だけではなく、走行中の「飛び石」などによるフォークへの傷付きや、「ダスト」によるシールラバーへのダメージを抑制する効果があります。
また転倒した際のフォークへのダメージ軽減にも多少効果があると思ったので、一応ここで紹介しておきました。(まぁ無いよりはマシ程度だとは思いますが…)
ちなみにGB350に純正フォークブーツを取り付ける方法については、別の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
アクスルスライダー
アクスルスライダーはアクスルシャフト部分に取り付けることで、転倒した際にフロントフォークやスイングアームやアクスルシャフトの損傷を防ぐことを目的としています。
キャリパーガード
キャリパーガードは転倒した際に「キャリパー本体」が傷つくのを防ぐためのアイテムで、GB350とGB350Sに適合したキャリパーガードがエンデュランスから販売されています。
ブレーキペダルの保護
ブレーキペダルカバー
ブレーキペダルの上からカバーを装着することで、転倒した際にブレーキペダルの損傷を防ぐことができます。
まぁブレーキペダルカバーは色々あるのですが、自分は足型のタイプを取り付けたので、興味のある方はこちらの記事を参考にしてみてください。
個人的な結論
ここまで色々な車体保護アイテムを紹介してきましたが、ぶっちゃけ普通に乗って普通に転倒する分には「エンジンガード」だけでも必要十分な感じはあります。
ただし先ほども紹介したとおり、GB350(GB350S)の「純正ハンドルバーエンド」だけは速攻で取替えた方が良いです。(見た目的にも性能的にも)
まぁ人それぞれ考え方はありますが、個人的には以下のアイテムがあれば良いかな~って感じですね。
- エンジンガード
- マフラーガード
- ハンドルバーエンド
- ステップペダル
- 可倒式レバー
それでは以上で、バイクが転倒した際の車体保護に役立つカスタムパーツを紹介した記事は終わりとなります。
さようなら~