スマホナビ使用時に役に立つ!
こんにちはchessinuです。
皆さんは日常的に「スマホナビ」を使用していますか?
自分はもう、スマホナビが無くてはどこにも行けないぐらいに依存しています。
例えば近場や知っている場所であれば無くても問題はないのですが、距離に関わらず見知らぬ土地に「ツーリング」に行く時には何より大事な存在となります。
それでそのスマホナビを使用するには、スマートフォン本体を「固定する必要」があるのですが、意外とそれをどうやってやるのか知らない人も多かったりします。
ということで今回の記事では、スマホナビを使用するためにスマホホルダーを「GB350とGB350S」に取り付ける方法について紹介していきます。
スマホホルダーの選び方
それではまず始めにスマホホルダーの選び方について紹介をします。
そもそも一口にスマホホルダーと言っても色々とあり過ぎて、最初はどれを選んだら良いのか分からないと思います。
実際にECサイトで「バイク スマホホルダー」と検索をすると、それこそ色々な性能・デザインのスマホホルダーがわんさか出てきますからね。
でも基本的にスマホホルダーの選び方なんて以下の4つぐらいしか無いと考えています。
- 性能
- グリップ力
- 操作性
- 防振性
- 価格
- デザイン
- 取り付ける場所
性能
まず第一に何よりも優先するべきことは、「グリップ力」や「操作性」や「防振性」などの「性能」でなければなりません。
と言うのも、スマホホルダーは当然のことながら「スマートフォン」を挟んで使用します。
なのでもし「グリップ力」の弱い製品を使用してしまうと、走行中に「振動」などが原因でスマートフォンがホルダーから外れ、周りを巻き込んだ「大事故」に繋がりかねないからです。
例えばそれが一般道であれば、スマホを落としてもまだ拾いにも行けるのですが、「高速道路」で走行している時に落としでもしたらそれこそ一巻の終わりです。
だから絶対にスマホホルダーは、スマートフォンを強く挟んでくれる「グリップ力」を重視した方が良いというのは明らかですね。
また「操作性」に関しては、挟んだスマホを自分が見やすい「角度」に自由に調整できるかどうかということです。
中には挟んだらそのまま角度を変えられないスマホホルダーもあったりしますが、そういうのはめちゃくちゃ不便で使いづらいので避けた方が良いと思います。
そして「防振性」に関しては、走行中にスマホホルダーの振動が強いと挟んでいるスマホのカメラが「壊れる可能性」があるので、できるだけ揺れが少ない製品を選ぶ必要があります。
特に「iPhone」はめちゃ壊れやすいみたいなので注意!
価格
次に考えることはスマホホルダーの「価格」についてです。
一概に全てがそうだとは言えませんが、基本的に「価格と性能は比例する」と考えておいた方が良いです。
ちなみに価格の幅としては「1,000~10,000円」で、今回は高い製品(ラムマウント)と安い製品(Tiakia)をそれぞれ紹介します。
デザイン
個人的にスマホホルダーというのは、とにかく「性能」と「使い勝手」が何より大事だと思っているので、デザインなんてぶっちゃけ二の次三の次でどうでもいいって感じです。
スマホホルダーに関しては、デザインが良くて性能が悪いよりは、性能が良くてデザインが悪い方が絶対に良いと思います。
ただしあまりにダサいのは流石にアレですが…笑
取り付ける場所
スマホホルダーをバイクのどこに取り付けるのかにもよって、製品の選び方が変わってきます。
ただし基本的にスマホホルダーを取り付ける場所は「ハンドルバー」か「ミラー」のどちらかになり、個人的には「ミラー」に取り付ける方が、走行中にスマホのナビ画面が見やすいので好きだったりします。
スマホホルダーを取り付けるために必要な物
スマートフォンホルダーを取り付けるためには以下の道具が必要となります。
ただしこれは自分が取り付けた方法で使用した物であり、人によって取り付け方が違うので、あくまでも数ある中の「一つの方法」だと思って参考にしてください。
- スマホホルダー
- ラムマウント
- Tiakia
- バーホルダー
- 11mmスパナ
- 14mmスパナ
ラムマウント
米国で開発されたラムマウント製品はとても「頑丈で耐久性が高く」、軍事用としても採用されるほど高く評価されています。
バイク用品店に行けば必ずラムマウント製品が置いてあるぐらい人気があるので、ライダーの中でスマホホルダーと言えば、まず真っ先に思いつくのは「Ram Mounts(ラムマウント)」だと思います。
実際にもう何年もラムマウント製品を使用していますが、本当に使いやすく、そしてスマホを「強くホールド」してくれるので高速道路で走行していても落ちる心配が全くありません。
またラムマウントは色々なパーツを組み合わせて、様々な環境に対応させることができます。
唯一の弱点を挙げるとしたら、他のスマホホルダーに比べるとお値段の方はそこそこ高い感じです。
それで今回使用したラムマウント製品は以下のとおりで、おそらくこれが最もベーシックなラムマウントの取り付け方になると思います。
- ベース部分 : RAM-B-231U
- アーム部分 : RAM-B-201U
- グリップ部分 : RAM-HOL-UN10BU
ベース部分
まずは全ての土台となる「ベース部分」です。
このベース部分を「ハンドルバー」や「バーホルダー」に取り付けて固定します。(画像はバーホルダーに固定)
それで実際に「ハンドルバー」に取り付けてみて分かったのですが、ハンドルバーの直径が「φ22」ぐらいで、このベース部分の「RAM-B-231U」はφ12~25.4に対応した製品なので割とギリギリでした笑
アーム部分
この「アーム部分」は、ベース部分とグリップ部分を「接続」させるために使用します。
実際に接続するとこんな感じになります。
グリップ部分
一番大事なパーツと言っても良いのがこの「グリップ(マウント)部分」です。これでスマートフォンを直接挟むことになります。
このグリップ部分の挟む力が弱いと、走行中の振動などでスマートフォンが取り外れてしまいます。
実際にスマートフォンを挟んでみるとこのような感じになります。
更に付属品の「テザー」を使用することで、より強力にスマートフォンを動かないようにホールド(固定)してくれます。
ただしこれを装着すると取り外すのが若干めんどくさくなるので、高速道路走行などでの本当に必要な時にしか自分はつけていないです。
合計費用
スマホホルダーとしてラムマウントを使用する場合に必要な費用の合計を紹介します。なお製品の金額に関しては、現時点(5月上旬)におけるAmazon価格を参考にしています。
またこの後に紹介する「バーホルダー」を使用して、バイクに取り付ける場合にはバーホルダーの代金(1,500円)も別途で必要となります。
- ベース部分 : 1,800円
- アーム部分 : 1,600円
- グリップ部分 : 3,500円
- 合計 : 6900円
Tiakia
この「Tiakia(ティアキア)」はいわゆる「中華製スマホホルダー」と呼ばれ、Amazonで販売している中華製スマホホルダーの中では最も人気があります。
この製品の特徴は何と言っても「安くてコスパが良い」ということ。
先ほどのラムマウントは「複数のパーツ」を買わなければバイクに取り付けることができませんが、この「Tiakia」に関してはこれ一個(1,800円)を購入するだけOKです。(バーホルダーを使用する場合は別途必要)
ただし当然のことながら、性能で見ると圧倒的にラムマウントの方が上ではあります。
Daytona マルチバーホルダー
ラムマウントもTiakiaも単独で取り付けることはできるのですが、個人的には絶対に「バーホルダー」を使用した方が良いと思います。
色々と理由はあるのですが、例えば直接ハンドルに取り付けるとハンドルに傷が付いてしまったり、あとはスマホホルダーの位置が低すぎて走行中にスマホが見えにくかったりします。
色は「ブラック」と「クローム」の2色あるので好きな方を選んでみてください。(機能は変わりません)
実際にGB350にスマホホルダーを取り付ける
それでは実際に「GB350」にスマホホルダーを取り付ける作業を行っていきます。
先ほど述べたとおり、GB350にラムマウントとTiakiaを取り付ける方法は2パターンあるので、それぞれ順番に紹介していきます。
ただしどちらの方法にせよ、作業自体はめちゃくちゃ簡単なのですぐに取り付けることができます。
- ハンドルバーを利用して取り付ける
- バーホルダーを利用して取り付ける
ハンドルバーを利用して取り付けるパターン
Tiakiaを取り付ける
TiakiaをGB350のハンドルバーに取り付けるには、Tiakia本体だけで工具などは一切必要ないです。
作業自体はとてもシンプルで、後ろのツマミを緩めてハンドルバーに取り付けるだけです。
ハンドルバーに挟んだらツマミを締めて固定します。
Tiakiaを取り付けるとこんな感じになります。
更にTiakiaにスマートフォンを取り付けてみます。
スマホホルダーの裏側にあるツマミを調整することで、縦方向にも横方向にも自由に角度を変えることができます。
ただし注意点として、ハンドルバーの右側に取り付けるのはオススメしません。
理由は単純に「メーターが見えにくくなる」のと、「フロントブレーキリザーバータンクと干渉する」恐れがあるからです。
ラムマウントを取り付ける
ラムマウントをGB350に取り付けるには、先ほど紹介したラムマウント製品3つと11mmスパナが必要になります。
まずはベース部分を11mmスパナで固定します。
走行中の振動で動かないようにきちんと固定します。
ベース部分を取り付けたら、次にアーム部分を若干緩めにして取り付けます。
最後にグリップ(マウント)部分を取り付けます。
そしてスマートフォンの角度を見やすいように調整して作業終了です。
先ほどのTiakiaよりも、遥かに自由に位置や角度を調整することができるのがラムマウントの魅力の一つですね。
バーホルダーを利用して取り付けるパターン
Tiakiaを取り付ける
まずは「デイトナ マルチバーホルダー」を先に取り付けます。
それでバーホルダーを取り付ける場所なんですが、今回はミラーと一緒に共締めします。
ミラーの取り外し方などについては、別の記事で詳しく紹介しているのでそちらを参考にしてみてください。
ということで、ここではそれに関しては省略して進めます。
ミラーを取り外したらバーホルダーと一緒に「共締め」します。
ミラーとバーホルダーの角度をそれぞれ調整したら、14mmスパナでナットを締めて固定します。
後は先ほどのハンドルバーと同じ様にしてTiakiaを取り付けます。
そしてスマートフォンを取り付けて完了です。後は自由に角度を見やすいように調整してみてください。
ラムマウントを取り付ける
ラムマウントも取り付け方は先ほどのハンドルバーの時と全く一緒で、マルチバーホルダーにラムマウントを取り付けるだけです。
そしてスマートフォンを取り付けます。
後は角度や高さを自由に調整して作業は完了となります。
どの方法にせよ、すぐに取り付けることができるので特に問題はないと思います。
その他のスマホホルダー製品について
自分は使用したことのない製品なのですが、他にも色々なタイプのスマホホルダーがあるので少しだけ紹介します。
- 防水ケース付きスマホホルダー
- 充電機能付きスマホホルダー
- QUAD LOCK(クアッドロック)
防水ケース付きスマホホルダー
こちらは名前のとおり、「防水ケース」が付属しているタイプのスマホホルダーです。急な雨などの際に役に立ちますね。
充電機能付きスマホホルダー
こちらも名前のとおり、「充電機能」が付属しているタイプのスマホホルダーです。
自分の使用しているスマートフォンが、「QI(チー)」などのワイヤレス充電に対応している機種であれば考えてみても良いと思います。
わざわざ「充電ケーブル」を用意する必要がないのも良いですね。
QUAD LOCK(クアッドロック)
クアッドロックはオーストラリアのメーカーで、製品専用のケースなどを使用してスマホを固定するようです。
ぶっちゃけ自分はこの製品の存在を全く知らなかったので、当然のことながら使用したこともなく何とも言えないのですが、その「スタイリッシュな見た目」や「機能性の高さ」から世界でも人気のあるスマホホルダー製品のようです。
スマホホルダーの取り付け方についての個人的な結論
長い間スマホホルダー(ラムマウント&Tiakia)を使用してきた上での「個人的な評価(結論)」を紹介して、この記事は終わりとなります。
スマホホルダーはどっちが良い?
性能だけで見れば圧倒的に「ラムマウント」の方が上です。これは誰に聞いても同じことを言うと思いますが、コスパで考えるならば「Tiakia」の方が良いです。
なのでどちらが良いのかは一概には言えないので、とりあえず「Tiakia」を購入してみて不満があれば「ラムマウント」を購入するのが良いと思います。
どこに取り付けるのが良いの?
これに関しては「ミラーと共締めする」というのが個人的な結論で、理由は単純に「走行中にスマートフォンが見やすい」からです。
例えばハンドルバーに取り付けて走行中にスマホナビを使用すると、画面を確認する時に一瞬目線を下にしなければいけないので危ないんですよね。
しかしミラーと共締めする場合には、走行中に見やすい位置(目線上)にスマートフォンが来るので、わざわざ目線を下に外す必要がなくなります。
ただしデメリットとしては、しっかりとスパナでミラーのナットを固定しておかないと、走行中の風や振動で「ミラーが緩んでしまう」ことです。
特に高速に乗る時には、念には念を入れて固く締めておく必要があります。
ちなみにミラー部分の締め付けに使用する「14mmスパナ」は、シート裏の車載工具入れの中にあるので一応確認しておいてください。
終わりに
まぁ冒頭で述べたとおり、今まで紹介してきた方法に関してはあくまでも「一つの手段に過ぎない」ので、色々と模索しながら取り付け方を考えてみてください。
まぁしかし基本的にはこの方法で問題ないとは思います。
それでは以上で「GB350とGB350Sにスマホホルダーを取り付ける方法」を紹介した記事は終わりとなります。
さようなら~
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