意外と緊張する給油作業
こんにちはchessinuです。
最近はスタッフさんが対応してくれる「有人」のガソリンスタンドもかなり減ってきたので、自分でガソリンを入れる「セルフ方式」のガソリンスタンドでも給油できるようにしておかなければなりません。
ただし初めて車やバイクを乗る人にとっては、「セルフ給油作業」って何をすればいいのかよく分からないと思います。(自分がそうだったので笑)
なので今回は「GB350(GB350S)の給油作業」に関することについて色々と紹介をしていきます。
最初のセルフ給油作業は誰しも緊張しますが、1回やってしまえば次からはもう「流れ作業感覚」で行うことができるようになるので、ぜひこの記事を読み終えたら自分でガソリンを入れてみてください。
燃費について
まず始めにGB350の「燃料」や「燃費」に関することについて紹介をします。
- 定地燃費値とWMTCモード値
- 燃料計目盛りの見方
- 燃料タンクの限度量
- 燃費の計算方法
定地燃費値とWMTCモード値
基本的に燃費の算出方法は「定地燃費値」と「WMTCモード値」の2種類あります。
定地燃費値は色々な条件が整った上での「理想上の燃費」で、以下の条件を満たした時の数値になります。
「平坦で真っ直ぐに舗装された道路を、60km/hの一定速度で走行し続けた時の燃費」
それに対してWTMCモード値は「発進、加速、停止」などを取り入れ、よりリアルな走行に近い数値を出したものになります。
つまり「WMTCモード値」が、その車両の「実際の燃費」に近い数値となります。
ちなみにGB350の定地燃費値は「49.5km/L」で、WMTCモード値は「41.0km/L」となっています。
燃料計の目盛りの見方
GB350の燃料タンク内にあるおおよその「ガソリン残量」を知るには、燃料計にある「目盛り」で確認をします。
それでこの目盛りが1つの状態で「点滅」し始めた時、燃料タンク内のガソリン残量は「約1.5L以下」になっています。
つまり燃費を適当に「40km/L」とすると、目盛りが点滅し始めてから「約60km」の距離を走行することができます。
逆に考えると60km程度しか走れないので、早めに給油をする必要があります。
燃料タンクの限度量
燃料タンクに入れていいガソリンの「限度量」は公式で決められていて、それは「フィラーネックの下端」までとなっています。
つまりここまで入れると「ガソリン満タン状態」となり、これ以上の量を入れるとガソリンが滲み出る恐れがあるそうです。
燃費の計算方法
GB350には「平均燃費計」と「瞬間燃費計」が付いているので、燃費の計算を自分でする必要はありません。
ただ燃料計が付いていないバイクの燃費はどうやって計算するのかと言うと、一般的には「満タン法」と呼ばれる方法で行っています。
燃料タンクキャップの開け方&閉め方
GB350の「燃料タンクキャップの開け方と閉め方」を知らないと給油することができないので、ここではその方法について紹介しておきます。
ただしめちゃくちゃ簡単なので安心してください。
開け方の手順
まず燃料タンクキャップの鍵穴に「鍵」を挿し込みます。
そして鍵を差し込んだら「右(時計回り)」に回します。
すると燃料タンクキャップが外れます。
閉め方の手順
まず燃料タンクキャップに書かれている「矢印」がハンドル側に向くように取り付けます。
そして燃料タンクキャップの両サイドを下方向に押します。
すると鍵がクルッと回りロックされます。
あとは鍵を引き抜けば終わりです。
実際にやってみるとめちゃくちゃ簡単なので、一度作業を行えばすぐに要領を掴めると思います。
ただし注意点として、燃料タンクキャップの取り付ける向きに気をつけてください。
実際にガソリンスタンドで給油作業をする
ここでは以下のガソリンスタンドでの給油作業方法を紹介します。
- 有人式ガソリンスタンド
- セルフ式ガソリンスタンド
センタースタンド or サイドスタンド
ガソリンスタンドで給油をする際に、バイクを「センタースタンド」と「サイドスタンド」のどちらで停めるかで、割と意見が別れていたりします。
まぁ基本的にはどっちでも良いのですが、センタースタンドをかけた状態で給油をした方がタンク内へ「ガソリン」を多く入れることができます。
ただし裏を返せば、ガソリンを入れすぎると走行中などに「漏れる可能性」があるので気をつける必要があります。
給油作業時にバイクから降りる or 降りない
セルフ方式のガソリンスタンドでは必ずバイクから降りることになりますが、有人式のガソリンスタンドではスタッフさんが給油してくれるので、基本的に降りなくても大丈夫だったりします。
ただし個人的にはどこでガソリンを入れるにせよ、「必ずバイクから降りて給油」をした方が良いと思います。
と言うのもタンク内へガソリンを注いでもらっている時に、バランスを崩して転んだりしたら大惨事に成りかねませんからね。
そもそもこのGB350は「足付き」がそこまで良いバイクではないので、何かの拍子にバランスを崩す可能性も十分に考えられます。
なので給油作業してもらう際には必ず降りた方が良いと思いますが、ここら辺は各自の判断にお任せします。
有人式ガソリンスタンドでの給油作業
まず始めにセルフ方式ではない、一般的な有人式ガソリンスタンドでの給油方法について紹介をします。
こちらはガソリンスタンドに入るとスタッフさんが寄って来て、給油するガソリンの「種類」、及び「量(L)」や「金額」を聞いてくるので、事前にどうするのかを決めておく必要があります。
では実際にガソリンスタンドへ行きます。
ガソリンスタンドの所定位置に留め、エンジンを切った状態で待機します。
するとスタッフさんが来るので、バイクに入れるガソリンの種類(油種)や金額や量を伝えます。
具体的にはレギュラー(油種)で満タン(量)や、レギュラー(油種)で1000円分(金額)という感じ答えます。
自分でバイクの燃料タンクキャップを開けてもいいですし、スタッフさんが開けてくれる場合もあります。
今回はスタッフさんが開けてくれました。
すると給油作業が始まります。
それで給油作業が終わったらスタッフさんが金額を言うので、その時にお金を支払うことになります。
クレジットカードで支払っても良いのですが、基本的には現金で支払った方が喜ばれたりします。
お金を支払ったらバイクのエンジンをかけて出発し、ガソリンスタンドでの給油作業は全て完了となります。
まぁこちらの一般的なガソリンスタンドでの給油作業に関しては、スタッフさんが対応してくれるので特に問題はないと思います。
セルフ式ガソリンスタンドでの給油作業
次に「セルフ方式」のガソリンスタンドでの給油作業方法について紹介をします。
先ほどのスタッフさんが対応してくれるガソリンスタンドとは違い、お金の支払いから給油作業まで全部自分で行うことになります。
まずは先ほど同じ様にガソリンスタンドに行き、給油ノズルがある所定の位置にエンジンを切って停めます。ちなみに今回は「センタースタンド」をかけた状態で給油をします。
そしてタッチパネルモニターの所で入れるガソリンの「油種」、及び「金額」や「量」や「支払い方法」について選択をしていきます。
まず「支払い方法」をどれにするかタッチパネルを押して選択します。
基本的に自分は「クレジットカード」で支払うことがほとんどです。
次にガソリンの「油種」や「入れる量」を選択します。
今回はGB350なので油種は「レギュラー」。そして入れるガソリンの量に関しては「満タン」を選択しました。
ちなみに「満タン」と書いてありますが別に満タン給油をする必要はなく、途中でタンクから給油ノズルを抜いても、その入れた分の金額がカード会社に請求されるだけなので大丈夫です。
もちろん「金額(円)」や「数量(L)」で指定しても良いです。
そしてタッチパネルで油種や量を選択し終えたら「静電気除去シート」を触ります。
そして事前にバイクの「燃料タンクキャップ」を先ほど紹介したように取り外しておきます。
取り外した燃料タンクキャップを専用スペースに載せておきます。
そしてレギュラーと表示されている「給油ノズル」を手に取ってガソリンを入れていきます。
給油口にノズルを奥まで差し込み、指でトリガーを引いて給油をします。
満タン付近になると、給油ノズルの先端にある「センサー」が反応して自動で給油が止まりますが、一応自分の目でも確認しながらガソリンを入れてください。
燃料タンクにガソリンが溢れてしまったら、置いてあるタオルで必ず拭き取っておいてください。ガソリンを拭かずに放置しておくと、タンクの「塗装」が剥がれてしまう恐れがあります。
あとは燃料タンクキャップを元に戻し、エンジンをかけて給油作業は全て完了です!
文字や画像で説明すると必要以上に長く感じると思いますが、実際の給油作業は「数分程度」ですぐに終わります。
ガソリン携行缶について
近場であれば特に問題はないと思いますが、長距離ツーリングなどの際には「ガス欠予防策」として、必ず1つは「ガソリン携行缶」を持っていた方が良いと思います。
それで自分がお勧めするガソリン携行缶を紹介した記事もあるので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。
それでは以上で「GB350(GB350S)の給油作業」に関する記事は終わりとなります。
さようなら~
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