デザインを変えて気分転換!
こんにちはchessinuです。
GB350のシートカバーを今更変えようと思った理由に関してなんですが、実はとても単純で「何か似合わない!?」と思うようになったからです。
というのも、純正のままの「マットブラック塗装」のフェンダーであれば「ブラウン」のシートでも似合うのですが、自分の場合はフェンダーを「クロムメッキ加工」にしてあるので、全体的に何か違和感が生じてしまうんですよね…。
ということで思い立ったが吉日、早速GB350のシートカバーの色を変えてみることにしました!
GB350(GB350S)オーナーの方でシートカバーの「色」や「模様」などのデザインが気になっている方は、ぜひこちらの記事を参考にして交換してみてください。
純正シートやシートカバーの生地に関して
シートカバーの生地の種類
基本的にバイクのシートカバーに使用する「生地」は、以下の3種類から選ぶことになると思います。
- 本革
- 合成皮革
- PVC(ポリ塩化ビニル)
- PU(ポリウレタン)
当然のことながらそれぞれに「メリット・デメリット」はあるので、ここら辺に関しては専門の人が詳しく紹介しているのでそちらを参考にしてみてください。
ただここで簡単に要点だけ紹介しておくと、「本革」は名前のとおり動物の本物の革を使用しており、質感や耐久性などに優れていますがその分「高価」です。あと「手入れ」が合成皮に比べて面倒くさい感じで、特に「雨」や「湿気」などには気をつける必要があります。
それに対して「合成皮革(フェイクレザー)」と呼ばれている本革に似せた製品があり、その作り方によって「PVC(ポリ塩化ビニル)」と「PU(ポリウレタン)」に分類されています。
それでこの2つにも色々な違いがあり、基本的に本革により近い手触りや見た目なのが「PU」になるため、若干ですが「PU」の方が「PVC」より高価になります。
まぁ「細かい違い」については先ほど紹介したとおり、専門の人が紹介しているサイトや動画を参考にしてみてください。
ちなみに自分が今回使用したシートカバー生地は「PVC」です。
GB350の純正シートについて
GB350のシートを「シングル」や「タックロール」にカスタムしているのをYoutubeやSNSで見かけたのですが、とてもカッコよくてお洒落だったので、ああいう風にしてもいいなぁ~なんて思ったりもしました。
しかしGB350のシートの良い所を改めて考えてみると、やはりこのゆとりのある幅広でフラットなシートがもたらす安定した「積載性」だと思うんです。
なので自分はこの安定した積載性を変えたくはなかったので、あえて純正シートのまま「色」だけを変えることにしました。この積載性に関しては、「ツーリング」や「ソロキャン」に行くと有り難さが凄く実感できます。
社外品シートカバーについて
バイクシート神戸よりGB350専用の「タックロール仕様」のシートカバーが販売されており、「スポーツクラシック」と「ヨーロピアンスタイル」の2種類のデザインから選ぶことができます。
そしてそれぞれ縁(パイピング)の色が「ネイビー・レッド・ブラック」と3種類用意されています。(下の画像はヨーロピアンスタイル)
こちらはスポーツクラシックタイプのシートカバーです。
ちなみにシートカバーと縁(パイピング)の「色」に関しては、料金は変わらずに全34色の中から自分で選ぶことができます。
やはりこの製品の良いところは、純正シートの形をそのままに「外観だけ」をタックロール仕様に変更できるので、「機能性」を損なうことなくドレスアップが可能な点です。
また自分でシートを張り替えるのが面倒な場合は、バイクシート神戸の方に純正シートを送れば張り替えてくれる「有料サービス」もあるのでそちらを利用しても良いと思います。
なお「色」や「有料サービス」をどうするかについては、リンク先から直接店舗の方へ問い合わせて相談する形になります。
シートカバーを交換する方法
ここからはシートカバーに使用する生地の「決め方」や、シートカバーの交換に使用する「道具」や「作業手順」について紹介していきます。
- シートカバーの色の決め方
- シートカバーの交換に使用する道具
- シートカバーを交換する手順
シートカバーの決め方
GB350(GB350S)のシートカバーを交換すると言っても様々な「色」や「模様」のシートカバー生地があり、結局どれにすればいいのいかめちゃくちゃ迷ってしまうと思うので、そんな時に役に立つであろう(?)解決手順を紹介します。
- 画像編集ツールを使用する
- サンプル生地を購入する
- 生地を購入する
- シートに取り付ける
画像編集ツールを使用する
まず始めに「Photoshop(フォトショップ)」や「GIMP(ギンプ)」や「Paint(ペイント)」などの画像編集ツールを使用してシートカバーの色を加工(合成)し、GB350の車体とマッチするであろう色を数種類ほどざっくりと決めておきます。
サンプル生地を購入する
そして画像編集ツールでざっくりと色決めをしたら、次にその色の「サンプルの生地」を購入して確認します。
ちなみにそのサンプル生地を購入する場所は色々あるのですが、自分の場合はヤフーショッピングの「壁紙わーるどYahoo!店」で購入しました。
この「壁紙わーるど」は取り寄せ可能なサンプル生地のカラーバリエーションが多く、また価格も良心的で「一点35円・送料無料」となっているので、自分は一回の注文で頼める最大数の「10点」を350円で購入!
実際に届いたサンプル生地の大きさは「約13cm×約18cm」ぐらいの大きさで、合成皮革の「触り心地」や「色」の確認には十分な大きさでしたね。
ちなみに生地の材質は先ほど紹介したとおり「PVC(ポリ塩化ビニル)」です。
さてこの届いた10種類の生地の中から選ぶ必要があります。自分の中では絶対に「グレー系」が似合うと思っていたので、色々な濃さのグレーを取り寄せて比較してみました。
それで本当にガチでめちゃくちゃ悩みまくったのですが、最終的に取り寄せたサンプル生地の中で一番濃い「ダークグレー(ディープグレー)」にすることにしました。パチパチパチ
でもこの「ブルーグレー」も捨てがたい…なんて思ったり。
もちろんネットショップで買うのではなくホームセンターなどの「実店舗」に直接見に行くのも良いと思いますが、ネットショップに比べると生地のカラーバリエーションが遥かに少ないのが欠点だったりします。
生地を購入する
そしてサンプル生地の中から気に入った色の生地を購入し、GB350のシートに取り付けていきます。
ちなみに届いた生地の大きさは「137cm×100cm」で費用は「約2,000円(税込)」でした。ちょっと大きいですが、購入できる最低の長さが「100cm」からなので仕方なし。
色は先ほど紹介したとおり、サンプル生地の中で一番濃い「ダークグレー」です。
イメージ的にはこんな感じになる予定です!
さんざん悩んだのですがとてもカッコよくなったので、最終的にこの色を選んで正解だったと思います。
あぁ早く完成品を装着したいですね~。
シートカバーの交換に必要な道具と交換手順
必要な道具
- シートカバー生地
- タッカー
- マイナスドライバー
- ペンチ
シートカバー生地
各自でシートカバーの交換に使用する生地をお好みで選んでください。
タッカー
シートにシートカバーを取り付ける際に使用します。自分はダイソーで500円のタッカーを購入しましたが、これで十分だと思いました。
純正シートに使用されているステープルが「5~6mm」ぐらいなので、そちらに合わせて「6mmのステープル(針)」も100均で一緒に購入しておきました。
マイナスドライバー
シートに打ち付けてある純正ステープルを緩めるのに使用します。
ペンチ
マイナスドライバーで緩めたステープルを取り外すのに使用します。
作業手順
- 車体からシートを取り外す
- 純正シートカバーを取り外す
- カバーを加工に出す
- GB350に装着する
シートカバーの交換作業
車体からシートを取り外す
まず始めに車体からシートを取り外します。
六角棒スパナ(5mm)を使用してボルト1本を外すだけの作業なのでとても楽です。
そしてシートを固定している「ステー」が邪魔なのでいったん取り外しておきます。
ソケットレンチ(10mm)を使用して2本のボルトを取り外します。
また後で使用するので、失くさないように保管しておいてください。
純正シートカバーを取り外す
次に純正シートカバーを取り外すために、シートの裏側にある「ステープル」をマイナスドライバーやペンチなどで抜いていきます。
ステープルの抜き方はとても簡単で、マイナスドライバーを「グッ」と下に押し込みテコの原理で持ち上げる感じです。
この作業をひたすら繰り返していきます。
とりあえずステープルを半抜け状態にしたまま作業を続けていきます。
そしてある程度溜まってきたら「ペンチ」でステープルを抜いていきます。
全部で「66本?」ぐらいのステープルで留めてありました。もし数え間違えていたらすいません。笑
最後にシートカバーをシートから取り外します。
シートカバーを加工に出す
それで当初は購入したシートカバーをそのままスタッカーで取り付けようと思っていましたが、しかし冷静に考えてみると「ステッチ」も何も入っていないと、見た目が「ツルツル」で凄く寂しい感じになってしまうので、やはりプロに純正シートと同じように加工してもらうことにしました。
まぁ素人作業ではどうしても「シワ」や「たるみ」が付いてしまうので、やはりお金を出してプロにやってもらった方が後々を考えると良いと思います。
ということでネットであれこれ検索してみると、自宅の近くで安くシートカバーを加工してくれる個人経営店を発見したので、そちらにシートカバー生地とシートを持って行きお願いすることに。
ちなみに費用は税込で「約4千円弱」で納期は「約1~2週間」だそうで、自分が思っていたよりも意外と早く仕上げてもらえるようなので、何とか紅葉シーズンには間に合いそうで一安心。笑
GB350に新しいシートカバーを取り付けた感想と外観
それでは完成した新シートカバーを紹介します。
裏側も同じような感じで縫ってもらいました。
あとはこれをタッカーでシートに装着するだけです。
そしてGB350にシートを取り付けるとこんな感じです。
シートカバーをグレーにしたことで、冬でも似合う「クール」な印象になりました。
個人的にはめちゃくちゃカッコよくなったと思うので、シートカバーを交換して大正解でした。
皆さんも自分の好きな「色」や「柄」のシートカバーにしてみてはいかがでしょうか。
それではさようなら~
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