ネオクラシックにはネオクラシック!
こんにちはchessinuです。
近年はGB350やレブルやZ900RSのような、いわゆる「ネオクラシック」と呼ばれるバイクが流行っていますよね。
それでこのネオクラシックバイクに「似合うヘルメット」は何だろうと考えた結果、やはり同様の「ネオクラシックヘルメット」だと言う結論に至りました。
ということで今回はネオクラシックヘルメットではド定番中のド定番、これを購入しておけば「まず間違いない!」と思われるヘルメットをいくつか紹介します。笑
なのでどちらかと言うと自分のような「バイク初心者」で、初めてのヘルメットをどれにしようか迷っている人に向けた記事となっている感じです。
ちなみに記事内では、GB350(GB350S)とレブルの「ホンダ公式HP」で使用されているヘルメットについても紹介しています。
ヘルメットの選び方
まずそもそもヘルメットは何を「基準」にして選べば良いのか非常に分かりにくいので、とりあえず選ぶ上で大事だと思われる要素について紹介をしていきます。
- ヘルメットメーカー
- ヘルメットの種類
- ヘルメットの規格
- ヘルメットのデザイン
ヘルメットメーカー
国内外問わずバイク用のヘルメットを制作しているメーカーは色々あるので選ぶのに迷ってしまいますが、自分としては世界的にも有名で人気のある「国内3大メーカー(ARAI,SHOEI,OGK)」のヘルメットをおすすめします。(理由は後述)
- 国内メーカー
- ARAI
- SHOEI
- OGK KABUTO
- リード工業
- 海外メーカー
- HJC(韓国)
- BELL(アメリカ)
- SIMPSON(アメリカ)
- SHARK(フランス)
- AGV(イタリア)
ARAI(アライ)
1902年に新井氏が帽子屋を創業。そしてその後、法人化され現在に至る。
ARAIは国内における「超老舗」のヘルメットメーカーで、安全性能や品質に関しては国内外問わず世界中から厚い信頼があり、基本的にARAIのヘルメットを選んでおけば大きな間違いは起きないと個人的には思います。
なおARAIは頭をぶつけた際の保護性能に特に力をいれていて、安全規格として最高レベルのスネル規格よりも更に上の「ARAI規格」を独自に設定し、よりヘルメットの安全性能を追求しています。
ちなみARAIは安全性能が確保できないという理由から、一般乗車用の「半ヘル(半帽)」は製造・販売していないという徹底ぶり。
あとはヘルメット内部の通気性を高めて快適にする「ベンチレーションシステム」も優れています。
SHOEI(ショウエイ)
ARAIと並ぶ国内2大メーカーの一つであるSHOEIは、1954年にポリエステル会社として創業し、その6年後にバイク用のヘルメットを製造・販売開始しました。
やはり国内ライバル企業のARAIに負けず劣らずいい製品を出しているイメージで、海外においてはARAIよりも「シェア率」が高いとの情報もあります。
なお平成30年ぐらいにSHOEIがヘルメットの「対面販売」を重視する方針にしたことにより、ネット通販ではウェビックなどの正規認定販売店を除き、SHOEIのヘルメットが購入できなくなりました。
ハッキリ言ってめちゃくちゃ不便…。
OGK KABUTO(オージーケー・カブト)
国内3大メーカーの一つであるOGK KABUTOは、1948年に設立された大阪グリップ化工株式会社からヘルメット部門が分社化されてできました。
OGK KABUTOのヘルメットの特徴は「リーズナブルで高品質」と言われており、実際に他のARAIやSHOEIのヘルメットよりも価格が1~2万円ほど安く性能も良いので、コスパ面に優れています。
ちなみに名前の由来はわかりやすく、大阪(O)グリップ(G)化工(K)から来ています。
個人的な結論
まぁよほど海外メーカーに対してのこだわりがなければ、基本的には「国内メーカー」のARAI、SHOEI、OGK KABUTOのヘルメットを選ぶのが無難だと思います。
というのもまず日本人と外国人では「頭の形状」が異なり、具体的には日本人の多くは横に広くハチが張っているのに対し、外国人の場合は逆に横が狭く縦に長くなっています。(実は足の形状も全く同じ)
それで一応国内メーカーは日本人向けの仕様に合わせて作ってくれていることが多いです。
あと普通に国内メーカーの方がヘルメットそのものの「品質」が良いです。それとサポート体制も良し。
ヘルメットの種類
それでヘルメットメーカーはだいたい選び終えたので、次にヘルメットの種類(形状)をどれにするかについて考えていきます。
- ハーフキャップヘルメット
- ジェットヘルメット
- フルフェイスヘルメット
- システムヘルメット
- オフロードヘルメット
ハーフキャップヘルメット
ハーフキャップヘルメット(半ヘル・半帽)は装着していても視界が広く軽量なので「開放感」があり、またヘルメット自体の「着脱」も楽なことが特徴として挙げられます。(価格も安い)
街中では主に「原付き」やハーレーなどの「アメリカンバイク」に乗る人が被っているのを見かけますね。
ただ正直なところ、半ヘルは転倒した際の「防御力が低すぎる」ので全くオススメはしません。転び方によっては顔が大根おろしみたいになります。頭もスイカみたいに…。
あと先ほど半ヘルには「開放感」があると言いましたが、ぶっちゃけ開放感なんかよりも遥かに「不快感」の方が強いです。
例えば走行中の「風切り音」はうるさいし、顔面に「昆虫アタック」されると危ないし、「ゴミ」は飛んでくるし、「排ガス」が直接顔にかかるし、無駄に「日焼け」はするし、夏は暑くて冬は寒いしで何も良いことはありません。(実体験に基づく)
なので半ヘルなんて絶対に選ばない方が良いです。
ただ「道交法」に従い被ってるということ以外は何の意味(価値)もないヘルメットで、世界的なヘルメットメーカーのARAIが決して半ヘルを作らないのはつまりそういうこと。
それと125ccを超えるバイクで「125cc以下限定の半ヘル」を被って事故にあった場合、その後の「保険費用」などにも影響が出る可能性もあるそうです。
ジェットヘルメット
一般的に頭頂部から後頭部にかけて覆われていて「チンガード(顎部分)」がないヘルメットを、ジェットヘルメット(ジェッペル)またはオープンフェイスヘルメットと呼びます。
要はフルフェイスヘルメットからチンガードを取り除いたイメージです。
ちなみにジェットヘルメットには最初から純正シールドが付いているタイプと、自分で好きな汎用シールドを後付けするタイプがあります。
やはり最初から純正シールドが付いているタイプの方がシールドの「フィット感」は上ですが、取り付けられる汎用シールドの多さは後付タイプの場合が圧倒的に勝っています。
それでフルフェイスと比べた場合のジェットヘルメットの良い点は、まずチンガードが無いので「着脱」が容易ということです。あとフルフェイスよりも視野はだいぶ広いので「圧迫感」や「窮屈感」が少なく、運転する際のストレスや不安も緩和されます。
またフルフェイスよりも「軽量」なので、首などにかかる負担も少ないです。
他には夏場は風が入って涼しいのと、喉が渇いたときの「水分補給」のしやすさも勝っていますね。
逆にフルフェイスと比べた場合のジェットヘルメットの悪い点は、やはりチンガードがないので転倒した際に「顎」を怪我する可能性が高いことです。
あと冬場は風が入ってくるので「寒い」のと、走行中における「風切り音」がうるさいのでバイクのマフラー音が聞こえにくかったりします。
ただし総合的に見ると凄くバランスの良いヘルメットなので、特に「バイクビギナー」の方にはジェットヘルメットをおすすめします。
フルフェイスヘルメット
フルフェイスヘルメットの最大の特徴は、やはり何と言っても走行中における「安全性」が高いということです。
あとは「防風性」にも優れており、風に対する抵抗が小さく風切り音も静かなため、高速道路などで「長時間の高速走行」をしていても疲れにくく、また冬場はヘルメットの内部が保温されるので暖かいです。
ちなみにYoutubeで「モトブログ」をやっている人のほとんどは、遮音性(防風性)の高いフルフェイスヘルメットを選択しています。
ただしデメリットしては先ほども紹介したとおり、視界が狭くなることにより圧迫感や窮屈感、またベンチレーションシステム(通気機能)があったとしても夏場は暑くて蒸れやすいです。
システムヘルメット
システムヘルメットはチンガード(顎部分)が「開閉式」となっているので、その時の状況に応じてフルフェイスヘルメットにしたりジェットヘルメットにしたりすることができます。
ただし実際に試着した印象としては、めちゃくちゃ「重い」です…。
やはり構造的に部品点数が増えるのでサイズが大きくなり、その分重たくなってしまうのが最大のデメリットですね。
まぁ良く言えばフルフェイスとジェッペルの「いいとこ取り」で、悪く言えば「中途半端」なヘルメットですね。
個人的にはナシ。
オフロードヘルメット
オフロードヘルメットは名前のとおり、主に未舗装の砂利道や林道などの「オフロード」を走るのに適したヘルメットで、前走者が巻き上げた泥や石を防ぐための「バイザー」が付いています。
またオフロード競技は身体やバイクを激しく動かすので呼吸をしやすくしたり、転倒した際の顎への衝撃を抑えたりする目的で、顎部分が長い独特な形状となっています。
ちなみにオフロードヘルメットにはノンシールドで顎が出ている「本格競技用タイプ」と、シールドが付いていて顎部分が出ていない「街乗りタイプ」があります。
なお安全性能はフルフェイスヘルメットと同等ぐらいにあります。
個人的な結論
理想としては春夏用&街乗り用のジェットヘルメットと、秋冬用&高速道路用のフルフェイスヘルメットを、それぞれ1個ずつ用意しておけば良いと思います。
ヘルメットの安全規格
それでヘルメットの「安全基準」に関する規格も色々あって非常にややこしいのですが、基本的には以下の安全規格を抑えておけば大丈夫なので、ここら辺について調べたことを簡単に紹介していきます。
- PSCマーク
- SG規格
- JIS規格
- SNELL規格
- ARAI規格
PSCマーク
PSCマークは「国」が定める安全基準に適合した製品に表示され、このPSCマークの貼り付けが無いと「乗車用」のヘルメットとして販売することができないので、言い換えれば取得必須の「販売許可マーク」みたいなものです。
なのでバイク用品店で販売している乗車用のヘルメットには必ずこのPSCマークは付いていますが、ネット通販で「観賞用」や「装飾用」として販売されているヘルメットにはこのPSCマークが付いていない製品も多いので、購入する際には注意が必要です。
SG規格
SG(Safe Goods)規格は「財団法人 製品安全協会」が定める安全基準に適合した製品に表示されます。
なお先ほどのPSCマークは乗車用のヘルメットを販売する際の「義務」でしたが、このSG規格の取得は「任意」となっています。
しかし基本的にPSCマークとSG規格は「同等程度」の安全基準なので、普通は両方取得して同じラベルに貼ってあります。
なおSG規格が付いた製品の「欠陥」によって怪我をした場合、消費者保護の立場から最高で1億円の「賠償措置」が講じられるそうです。
JIS規格
JIS(日本工業規格)は工業標準化法に基づいて定められている国家規格で、こちらもSG規格と同様に取得は任意となっています。
ただしJISは製品の「安全性」に特化した規格ではなく、あくまでも工業標準化を目的とした「生産性」に関する規格なので、SG規格のような製品不良による事故での賠償措置がありません。
ちなみにJIS規格はSG規格よりも安全基準は高いそうです。
SNELL規格
SNELL(スネル)規格はアメリカに本部がある「スネル記念財団」という、非営利団体が定めた安全基準に適合した製品に表示されます。
なおこのSNELL規格ができた理由は「ピーク・スネル」という人がバイクレース中の事故で命を落とし、その原因がヘルメットの安全性の「欠陥」だったということで、この様な事が二度と起きないように残された友人が設立したとのこと。
なので「衝撃吸収」や「貫通試験」において非常に厳しい安全基準を定めているので、このSNELLマークがついている製品は安全性に信頼があるのですが、それ相応にヘルメットの価格も高くなります。
ARAI規格
世界的なヘルメットメーカーのARAIが独自に定めている規格で、安全基準はSNELL規格と「同等以上」とされています。
個人的な結論
最低でも「JIS規格」には適合していて欲しい感じです。
ただし理想としてはJIS規格より上の、「ARAI規格」または「SNELL規格」に適合していてるのが望ましいと思います。
ヘルメットのデザイン
記事の冒頭でも紹介したとおり、GB350やレブルやZ900RSなどのようなネオクラシックバイクには、同じカテゴリーの「ネオクラシックヘルメット」が似合っていると思います。
ところでそもそもネオクラシックとは何か?ということですが、一応それらしい「定義」としては、外観は昔ながらの「クラシカル」なデザインだけれども、中身の機能・性能は「ネオ(最新)」という事になっています。
つまりネオクラシックヘルメットは、最新の性能を持つクラシカルなデザインのヘルメットという意味になります。
ではクラシカルなデザインのヘルメットとは何ぞやということですが、基本的にはヘルメットの表面に通気口などの突起物がなく、全体的に「ツルン」とした坊主頭のようなシンプルなデザインのヘルメットのことです。(定義にバラつき有)
ということで個人的な結論として、購入するヘルメットのデザインは丸くてツルンとした坊主頭みたいな感じです。笑
おすすめのネオクラシックヘルメットを紹介
ということで今まで紹介してきた「条件」をまとめると以下のとおりで、これらを全て満たしているヘルメットをいくつか紹介します。
なお他にも良さそうなヘルメットがあったら、随時更新して追加していきたいと思います。
- 国内3大メーカーのヘルメット
- ジェッペルとフルフェイス
- 規格はJISかSNELLかARAI
- デザインはクラシカル
- 機能・性能は最新
CLASSIC AIR
やはりネオクラシックジェットヘルメットのド定番といえばこの「ARAI CLASSIC AIR」で、実際に自分でも使用しているのですが、見た目、性能ともにめちゃくちゃ気に入っています。
- メーカー
- ARAI(アライ)
- 製品名
- CLASSIC AIR(クラシックエアー)
- 発売日
- 2020年3月19日
- 希望小売価格(税抜)
- ソリッドモデル : 37,000円
- グラフィックモデル : 43,000円
- 規格
- JIS規格
- 特徴
- ベンチレーションシステムが優秀。帽体にスーパーファイバーを使用。内装は外して洗える。カラーバリエーションは全10色。
カラーバリエーション
単色の「ソリッドモデル 4色」と模様のある「グラフィックモデル 6色」の計10色が用意されていますが、バイク用品店のスタッフの話によると、圧倒的に単色のソリッドモデルの方が人気があるそうです。(自分も単色購入)
規格
一応表記ではJIS規格となっていますが、実際には重さ3kgのストライカを、JIS規格の1.5倍の高さ(3m)から落とす「SNELL規格」と同等の試験をクリアしているそうです。
素材
また帽体(帽子の素材)には、通常のグラスファイバーよりも繊維密度、引っ張り強度、圧縮強度が優れている特殊なグラスファイバーを、更に改良して作られたARAI独自の「スーパーファイバー」が使用されています。
機能
(クラシック)エアーという名前のとおり「ベンチレーション」に優れていて、走行風の負圧を利用して頭部にこもる熱気を効率よくエキゾーストダクトから排出させる構造(エアフローライナ・ベンチレーション)となっています。
なおこの構造を採用したことでヘルメットの表面上に無駄なダクトを設けずに済むので、クラシカルなツルッとしたデザインを維持することができます。
また内装を取り外して洗えるので、ヘルメット内部を常に清潔に保つことができます。
オプション
オプションとして純正バイザー、純正シールド、交換用内装パッドを別途購入することができます。
関連動画
なおクラシックエアーについて詳しく紹介しているアライ公式の動画があるので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
実際に使用した感想
自分はCLASSIC AIRの「アイスブルー」という色を購入したのですが、やはり安物のヘルメットと違って「フィット感」が凄くあり、長時間装着していても圧倒的に疲れにくいです。
またベンチレーションもよく効いていて、夏場におけるヘルメット内部の蒸れを和らげてくれている感じがしました。
あとは「インカム」に対応した内部構造になっているので、プロに頼らず自分で簡単に装着することができます。
ただしちょっと気になるのは、たまに後ろのエキゾーストダクト部分が服に引っかかる時があります(特に冬場の厚着時)。笑
それとGB350の「素敵なマフラー音」が風切り音によって打ち消されて聞こづらいのですが、まぁこれはCLASSIC AIRがどうこうではなく、ジェットヘルメットの仕様なので諦めます。
まぁソレぐらいですね。それ以外はほぼ満足していますよ。
J・O
この「J・O(ジェイ・オー)」というヘルメットは、先ほど紹介したCLASSIC AIRの「SHOEI版」みたいなイメージで良いと思います。
- メーカー
- SHOEI(ショウエイ)
- 製品名
- J・O(ジェイ・オー)
- 発売日
- 2016年
- 希望小売価格(税抜)
- ソリッドモデル : 34,000円
- グラフィックモデル : 42,000円
- 規格
- JIS規格
- 特徴
- CJ-3シールド採用。内装は外して洗える。カラーバリエーションは全10色。
特徴
J・Oには3段階調節機能を持った「CJ-3シールド」が初期装備されていて、標準色のクリア以外にもダークスモークやイエローが用意されています。
それでなぜこのヘルメットを紹介したのかと言うと、ホンダ公式サイトのGB350とレブルで使用されているからです。笑
なおこのモデルが被っているのはJ・Oの「ラットグレー」なんですが、残念なことにこの色は2020年10月30日をもって「廃番」となってしまいました。
RAPAIDE NEO
やはりネオクラシックフルフェイスヘルメットの先駆者であり定番と言えば、このARAIの「RAPIDE NEO(ラパイドネオ)」が真っ先に思い浮かび、GB350やRebelのオーナーでも使用している人がマジでめちゃくちゃ多いです。
それで物凄くざっくり言うと、このRAPIDE-NEOは先ほど紹介したCLASSIC AIRの「フルフェイス版」で、例えばRAPIDE-NEOとCLASSIC AIRで使用されているベンチレーションシステムや帽体素材なんかもほぼ同じだったりします。
- メーカー
- ARAI(アライ)
- 製品名
- RAPIDE-NEO(ラパイド・ネオ)
- 発売日
- 2018年12月
- 希望小売価格(税抜)
- ソリッドモデル : 48,000円
- グラフィックモデル : 56,000円
- 規格
- SNELL規格・JIS規格
- 特徴
- 口元にある3本スリットが象徴的。安全性能やベンチレーションシステムが優秀。帽体にスーパーファイバーを使用。内装は外して洗える。カラーバリエーションは全17色。
Glamsterとの比較
自分もそうだったから分かるのですが、次に紹介するSHOEIのグラムスターとARAIのラパイドネオで悩む方が本当に多い!
それで基本的な性能(保護性,遮音性,通気性…etc.)はラパイドネオの方が高いと言われています。
ただしハッキリ言ってそこまで気にするような大きな性能差ではないので、シンプルに「デザイン」と「被り心地」で選ぶのが限り無く正解に近いと思います。(どちらを購入してもほぼ間違いはないかと)
ちなみにラパイドネオとグラムスターを比較した分かりやすい動画もあるので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
参考画像
まずソリッドモデル(単色)です。個人的にはグレーとカーキが好きですね。
こちらはグラフィックモデル(模様付き)ですが、基本的にはソリッドモデルの方が人気があって品薄な感じです。
特徴
ラパイドネオの機能や特徴の詳細に関しては、ARAI公式サイトに分かりやすくまとめてあるのでそちらを参考にしてみてください。
Glamster
先ほど紹介したARAIのRAPIDE NEOの対抗馬として、ライバル企業のSHOEIが投入したネオクラシックフルフェイスヘルメットがこの「Glamster(グラムスター)」です。
なおこちらもGB350やRebelやZ900rsなどの、ネオクラシック系バイクオーナーから超人気のあるヘルメットとなっていて、実際に自分もグラムスターのラグナブルーを購入して使用しています。
- メーカー
- SHOEI(ショウエイ)
- 製品名
- Glamster(グラムスター)
- 発売日
- 2020年9月16日
- 希望小売価格(税抜)
- ソリッドモデル : 43,000円
- グラフィックモデル : 51,000円
- 規格
- JIS規格
- 特徴
- 高い剛性を確保しつつ軽量化を実現。安全性能やベンチレーションシステムが優秀。内装は外して洗える。カラーバリエーションは全8色。
参考画像
グラムスターのグラフィックモデル(Glamster RESURRECTION)。どれもめちゃくちゃ格好いいですね…人気があるのも理解できます。
ソリッドモデルもシンプルで格好いいですよね。
それで先ほど紹介したとおり自分はGB350の車体カラーに合わせ、ソリッドモデルのラグナブルーを購入しました。
ちなみにホンダ公式サイトのGB350Sに乗車しているモデルが被っているヘルメットは、このグラムスターのマットブラックです。
特徴
グラムスターの機能や特徴の詳細に関しては、SHOEI公式サイトに分かりやすくまとめてあるのでそちらを参考にしてみてください。
ヘルメットを購入する際の注意点
- 頭のサイズを計測してもらう
- 必ず一度は試着する
- ネット通販とバイク用品店
- SNSを活用する
頭のサイズを計測してもらう
自分の頭に合うヘルメットのサイズを知るには、頭の外周だけではなく、縦や横の大きさも計測する必要があるので、なるべくバイク用品店の専門スタッフに計測してもらった方が良いと思います。
必ず一度は試着する
またネットの画像や動画だけを見て判断するのではなく、必ずバイク用品店で実物の「質感」や「被り心地」を確認してください。
ネット通販とバイク用品店
バイク用品店で買うよりも、ネット通販で買う方が安く済むケースが多いです。
ただしバイク用品店で購入するメリットも多く、例えば専門スタッフによるヘルメットのフィッティングサービス(微調整)や、眼鏡を入れるスリット部分の調整などを行ってくれます。
SNSを活用する
TwitterやInstagramなどにアップされているヘルメットの画像を参考にしたり、また気になることがあれば直接聞いてみるのもいいと思います。
終わりに
ヘルメットを選ぶ際にはバイク用品店へ行ってスタッフに相談をする。そして実物を見る。被る。
これが大事だと思います。
それでは以上で「ネオクラシックバイクに似合うヘルメットを紹介」した記事は終りとなります。
さようなら~