あると間違いなく便利!
こんにちはchessinuです。
バイクにリアキャリアを取り付けるだけで、バイクライフにおける「利便性」が格段に向上します。
ただ一口にリアキャリアと言っても複数のメーカーから製品が販売されているので、実際にどれを取り付けたら良いのか迷ってしまいますよね。
と言うことで今回の記事では、前半でGB350(GB350S)に取り付ける「リアキャリアの選び方」を紹介し、後半では実際に自分が購入した「リアキャリアの取り付け方」に関して紹介しています。
GB350にリアキャリアの取り付けを検討している方はぜひ参考にしてみてください。
GB350とGB350Sに適合しているリアキャリアの紹介
GB350に適合するリアキャリア
2021年8月中旬時点において、GB350に取り付けることができるリアキャリアは以下の「4種類」になります。もしこの他に適合する製品がある場合には、コメント欄などでご報告いただけると助かります。
追記(2021年12月)という形になりますが、GB350専用のリアキャリアが「アルキャンハンズ」と「ウイルズウィン」から新しく発売されたので「全6種類」となりました。
- エンデュランス(ENDURANCE)
- アルキャンハンズ(ALCANHANDS)
- ホンダ純正(HONDA)
- ワールドウォーク(World Walk)
- デイトナ(DAYTONA)
- ウイルズウィン(WirusWin)
そしてこれら4種類のリアキャリアを簡単に比較してみると、数値上では「エンデュランス製のリアキャリア」が一番性能が良くて値段も安いですね。
メーカー | 耐荷重 | 税込価格 |
---|---|---|
エンデュランス | 8.0kg | 19,800円 |
アルキャンハンズ | 6.0kg | 16,000円 |
ホンダ純正 | 5.0kg | 33,000円 |
ワールドウォーク | 5.0kg | 18,480円 |
デイトナ | 4.0kg | 22,550円 |
ウイルズウィン | ? | 19,800円 |
GB350Sに適合するリアキャリア
GB350Sに取り付けることができるリアキャリアは以下の「2種類」になります。(2021年9月下旬時点)
メーカー | 耐荷重 | 税込価格 |
---|---|---|
エンデュランス | 8.0kg | 21,780円 |
デイトナ | 4.0kg | 19,250円 |
リアキャリアの選び方
GB350(GB350S)に「サイドバッグ」を装備する方も多いと思いますが、基本的にはサイドバッグサポートとリアキャリアは「同じメーカーの製品」に統一した方が無難だと思います。
というのもそれぞれの製品でメーカーが違うと、どちらかがどちらかの「邪魔」をしてうまく取り付けられない可能性が出てくるからです。
まぁしかし、どうなるのかは実際に購入して組み合わせてみないと何とも言えませんが…。
エンデュランス製リアキャリア
先ほど紹介したとおり耐荷重が「8.0kg」もあるので、4つのリアキャリアの中では一番多くの荷物を載せることができます。
また「タンデムグリップ」も標準で付いてきて、しかも値段も比較的安いのでかなりお得な感じがあります。
ただし「デメリット」としては、タンデムグリップが必要ない人にとっては「邪魔な存在」でしかないということです。そもそもタンデムグリップがあると無駄に幅を取ってしまったり、デザイン的にも少し残念な感じになってしまいます。
なので個人的には「タンデムグリップ有」と「タンデムグリップ無」で、2種類に分けて販売してほしかったですね。
エンデュランスのリアキャリアは値段も安くて性能も良いので、そこだけが本当に勿体ない感じがします。
- 耐荷重 : 8.0kg
- カラバリ : ブラック
- 税込価格 : 19,800円
GB350Sに対応したキャリア
ちなみにエンデュランスから「GB350S」に対応したリアキャリアが発売されるそうです!
構造上の理由によりGB350Sにはリアキャリアは取り付けられないと言われていたので、これはGB350Sユーザーにとってはかなりの朗報ではないでしょうか?
耐荷重や色に関してはGB350版と変わりませんが、値段が2千円ほど高くなっています。
- 耐荷重 : 8kg
- カラバリ : ブラック
- 税込価格 : 21,780円
アルキャンハンズ製リアキャリア
アルキャンハンズ(ALCANHANDS)のリアキャリアが2021年12月下旬頃に発売されたのですが、この製品の最大の特徴は純正に近い「タンデムバー(グラブバー)」が付いているので、二人乗りする時やセンタースタンドをかける時に便利だと思います。
またエンデュランスに次ぐ「耐荷重(6.0kg)」があるのも良いですね。
ただしデメリットとしては「荷台」と「シート」がグラブバーによって「分断」されてしまっているので、大きな荷物を乗せる時に「邪魔」に感じるかもしれません。
- 耐荷重 : 6.0kg
- カラバリ : メッキ(シルバー)
- 税込価格 : 16,000円
ホンダ純正リアキャリア
メーカー純正品ということで車両デザインにマッチするリアキャリアになっており、また「ロープフック」を4ヶ所に装備してあるので安定した積載をすることができます。(画像のサドルバッグステーは別売品)
耐荷重は「5.0kg」と平均的な数値ですが、ホンダ純正品ということで「質」に関してはそれなりの信頼感はあります。ただしネックとしては「値段が高い」こと。
値段にさえ目を瞑れば良い製品だと思います。
- 耐荷重 : 5.0kg
- カラバリ : マットブラック
- 税込価格 : 33,000円
ワールドウォーク製リアキャリア
クラシックな雰囲気が特徴のホンダGB350のデザインにマッチする、「スクエア型」の天板が特徴のリアキャリアです。真上から加わる力の耐久性を高めるため、補強部分の設計に拘ったリアキャリアとなっています。
上から見た時にリアキャリアの荷台部分が「四角形(長方形)」になっているので、他のリアキャリアよりも荷物を載せた時に安定感があります。
また値段も一番安いので、検討してみてもいいと思います。
- 耐荷重 : 5.0kg
- カラバリ : ブラック
- 税込価格 : 18,480円
デイトナ製リアキャリア
デイトナ製のリアキャリアは耐荷重が「4.0kg」しかないので、他のメーカーと比べると「積載できる量」が一番少なくなります。
ただし他のメーカーのリアキャリアにはない「クロムメッキ加工されたシルバー色」があるので、車体とのデザインを優先する人などは購入を検討してみても良いと思います。
(追記 : ウイルズウィンとアルキャンハンズからもシルバー色のリアキャリアが発売されました)
実際にGB350に取り付けるとこのような感じになります。
ちなみに自分はこのデイトナのクラシックキャリアを購入しました!
- 耐荷重 : 4.0kg
- カラバリ : マットブラック/クロムメッキ
- 税込価格 : 22,550円
またエンデュランスに続き、デイトナからもGB350Sに対応した「マルチウイングキャリア」が販売される予定です。
- 耐荷重 : 4.0kg
- カラバリ : ブラック
- 税込価格 : 19,250円
ウイルズウィン製リアキャリア
ウイルズウィンからもリアキャリアが発売されたのですが、こちらは公式によると「SHAD(シャッド)」や「GIVI(ジビ)」などのリアボックスを固定するのに適した、「リアボック装着用ベースブラケット」を装備したタンデムバーと紹介がありました。
ただし「耐荷重」に関しては公式ページを含め、どこを探しても見つからなかったので少し不親切だなぁって感じました。
- 耐荷重 : 不明
- カラバリ : シルバー
- 税込価格 : 19,800円
GB350に取り付けるリアキャリアの紹介
開封の儀
それでは毎度恒例の「開封の儀」に付き合ってもらいます。
玄関前に置いてある配達ボックスの中に入る大きさではなかったので、配達員の人から直接手渡しで受け取りましたが意外に軽くてちょっと驚き。
中を開けてみると簡単な梱包がされたリアキャリアを発見。
中身はリアキャリア本体&付属品というシンプルな構成。
付属品について
付属品は「ボルト&カラー(スペーサー)」と「取り扱い説明書&保証書&ステッカー」だけです。
なおボルトとカラーに関しては、デイトナの「サドルバッグサポート」を同時装着する場合にのみ使用するので、自分には必要ありませんでした。
保証書とステッカーです。
取り扱い説明書に関しては、デイトナの公式ホームページからも無料で公開しているので、購入前に取り付け方などが気になる方は確認しておいてください。【公式リンク】
純正グラブバー(タンデムグリップ)との比較
純正グラブバーと比べると、クラシックキャリアはずっしりとした重さ(2.5kg)がありますね。
キャリア部分のサイズに関しては、デイトナ公式で紹介している数値と大体同じです。
製品自体は自分が想像していたよりも遥かに綺麗な「クロムメッキ」だったので、見た目だけに関して言えばほぼ「100点」をあげて良いと思います。
なのでもう少しだけ「耐荷重」があれば完璧でしたね。。。
クラシックキャリアを取り付ける作業に関して
GB350にクラシックキャリアを取り付ける作業の「手順」と、使用する「工具」について紹介します。
- 作業手順
- 工具
作業手順
まぁハッキリ言って紹介する必要がないくらい簡単な作業なので、おそらく「30分」もかからずに取り付けることができると思います。
- 純正シートを取り外す
- 純正グラブバーを取り外す
- クラシックキャリアを取り付ける
- ボルトをトルクレンチで締める
工具
「六角棒スパナ(5mm)」でシートを固定しているボルトを取り外します。
「六角棒スパナ(6mm)」で、純正グラブバーのボルトを取り外し&クラシックキャリアのボルトを取り付けます。
「トルクレンチ」を使用して、メーカー側から指定されている「トルク値」で締めるのに使用します。
六角棒スパナ(5mm)は車載工具にあるのでそちらを利用してもいいのですが、六角棒スパナ(6mm)に関しては100均などで各自用意する必要があります。
またトルクレンチに関しては持っていた方が絶対に良いのですが、もし持っていない場合は強すぎず弱すぎず…いい塩梅で締めてください。
実際にクラシックキャリアを取り付ける
純正シートを取り外す
それではまず始めに、GB350の純正シートを固定しているボルトを六角棒スパナ(5mm)で取り外します。
取り外したシートは汚れない場所に保管しておいてください。
純正グラブバー(タンデムグリップ)を取り外す
六角棒スパナ(6mm)で純正グラブバーのボルトを取り外していきます。
まずフックボルトから外します。
左右1本ずつ計2本のフックボルトを取り外します。
同じようにして各ボルトを取り外していきます。
そして左右3本ずつ計6本のボルトを取り外します。ちなみにこの「6本のボルト」はクラシックキャリアを取り付ける時に全て使用するので、絶対に失くさないようにしてください。
車体から純正グラブバーを取り外します。
毎回この手の作業をした時に困るのが、取り外したパーツを「保管する場所」ですね笑。
まぁ必要がないのであれば売ってしまってもい良いのですが、まだ使用する可能性もあるので一応箱にしまっておきます。
クラシックキャリアを取り付ける
先ほどの6本のボルトを使用して、デイトナのクラシックキャリアを取り付けていきます。
まだ全体的に「仮止め」な感じでいいです。
トルクレンチで締める
トルクレンチを使用して、6本のボルトを締め付けトルク「26N・m」で取り付けます。
こんな感じで締めておきます。
ただし一箇所だけクラシックキャリアの「フレーム」が邪魔で、どうやってもトルクレンチで締められないところがありました。
なのでここはトルクレンチの使用を諦めて、手の感覚に頼り「ほどよい塩梅」で締めておきました笑。
しょうがない!
GB350にリアキャリアを取り付けた感想と外観を紹介
それでは最後にデイトナのクラシックキャリアを取り付けた感想&外観を紹介して終わりとなります。
狙い通りフェンダーの「クロムメッキ」と相性が良く、とても似合っていると思います。(自画自賛)
リアキャリアの使用方法としては、リアボックスを置くかツーリングネットなどを利用して荷物を固定します。
自分の場合は先ほど紹介したとおり「GIVIのリアボックス(32L)」を装備して、駐車時のヘルメット入れとして利用しています。
基本的に「センタースタンド」はこの部分を持ってかけることになると思います。
ありきたりな感想にはなりますが、やはりリアキャリアがあるだけでめちゃくちゃ「便利」になりましたね。特に荷物の置き場に困っているGBユーザーの方は、ぜひリアキャリアの取り付けを検討してみてください。
そしてリアキャリアを取り付けたら、今度は「リアボックス」を装着しましょう!
それでは以上で、「GB350とGB350Sにリアキャリアを取り付ける方法」について紹介した記事は終わりとなります。
さようなら~
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