手軽にドレスアップ!
こんにちはchessinuです。
自分はバイクや車の「ブルーミラー」が格好良くて好きなので、ECサイトやバイク用品店などで社外品を探したのですが見つかりませんでした。
いや正確に言うとあるにはあったのですが、そのミラーが「新保安基準」に適合していなかったり、または見た目が好みでなかったりしたので駄目でした。
それで色々と考えた結果、それなら自分で純正ミラーに青色のフィルムを貼ればいいという結論に。
ということで今回の記事は、GB350とGB350Sのミラーにフィルムを貼る方法について紹介していきます。
GB350の純正ミラーについて
まず始めにGB350の純正ミラーについて2点ほど紹介しておくことがあります。
- ミラーのサイズ
- ミラーを取り外す方法
純正ミラーのサイズについて
GB350の純正ミラーの大きさに合わせて「フィルムをカット」するので、事前にメジャーなどでサイズを確認しておく必要があります。
それで実際にメジャーで計測してみると直径が「約10cm(100mm)」だったので、コンパスカッターをこのサイズに合わせてフィルムを切り抜いていきます。
車体からミラーを取り外す方法
まず黒いゴムカバーを上に持ち上げます。
そして14mmのスパナを使用して、上のロックナットを「時計回り」に動かして緩めます。
ちなみに14mmのスパナはシート裏の「車載工具入れ」の中に入っているので、そちらを利用して緩めても大丈夫です。
そしてある程度ロックナットを緩めたら、ミラーの柄の部分を持ってクルクルと「時計回り」に動かして外します。
もう片方のミラーも全く同じようにして取り外すことができますが、注意点としてはミラーを外した際に勢い余って下に落とさないように気をつけてください。
ちなみに社外品のミラーに交換する方法に関しては別の記事で詳しく紹介しています。
ミラーにフィルムを貼る目的
一般的に車やバイクのミラーにフィルムを貼る事で以下のような「効果」が得られます。
- 防雨(水)
- 防眩
- ドレスアップ
防雨(水)
一口に防雨と言ってもフィルムによって「親水性(しんすいせい)」と「撥水性(はっすいせい)」に分かれているのですが、そのどちらも雨によってミラーが見えづらくなることを防ぐ効果があります。
やはり雨天時にバイクや車に乗っていてミラーが見えなくなると運転していて怖いです…。
まぁ車の場合はサイドミラーの他にルームミラーもあるのでマシですが、バイクの場合はサイドミラー(バックミラー)しかないのでそれが見えないと危険ですからね。
防眩
防眩(ぼうげん)なんてあまり聞き慣れない言葉かも知れませんが、要はそのままの意味で外部からの光による「眩しさを防ぐ」ということです。
特に夜間走行時に後ろの車やバイクのライトがミラーに反射して見えづらくなったり、またはライトによって目が眩んで視界が奪われて危なかったりするので、光に対する対策というのも実は大事ではあります。
ドレスアップ
あとはミラーにフィルムを付けることにより見た目がカッコよくなるので、純粋に「ドレスアップ」に使用する目的としての需要もあります。
ミラーにフィルムを貼るのに使用する道具
基本的にフィルム以外の道具は100円均一ショップで揃えることができます。
- ブルーフィルム
- コンパスカッター
- 中性洗剤
- 霧吹き
- ヘラ
ブルーフィルム
Amazonで「松印」というメーカーが販売しているブルーフィルムを「約1,200円」で購入して使用しました。
これをGB350のミラーの形に合わせて「カット」して使用します。製品自体の値段は安いですが、作りはしっかりとしているので良いと思います。
こちらの製品のカラーバリエーションは全部で「5種類」あります。ちなみにこのフィルムには、先ほど紹介した撥水性も親水性もありません。笑
コンパスカッター
フィルムを純正ミラーの形に合わせて切り取るのに使用します。自分は「100円均一」の製品を購入して使用しましたが、特に問題はありませんでした。
中性洗剤
液性が「中性」の食器用洗剤を使用して「水溶液(石鹸水)」を作ります。
なお家に中性の食器用洗剤が無かったので、ホームセンターに売っていた100円のやつを購入しました。まぁ食器用洗剤は買っておいても無駄にはならないので良しとしましょう。笑
霧吹き
水溶液をミラーに吹きかける時に使用します。
ヘラ
ミラーに貼り付けたフィルムから水抜きする時に使用します。こちらも100円均一で購入しましたが、特に問題はありませんでした。
まぁ別にヘラをわざわざ購入しなくても、例えば「クレジットカード」などで代替しても大丈夫だと思います。
以上でミラーにフィルムを貼るのに使用する道具の紹介は終わりです。
ミラーにフィルムを貼る方法
それでは次にミラーにフィルムを貼る作業の流れを紹介します。
- コンパスカッターで型紙を作る
- コンパスカッターでフィルムを切り取る
- ミラーに水溶液を吹きかけてフィルムを貼る
- ヘラで伸ばしながらフィルムの水を抜く
水溶液の作り方について
ミラーにフィルムがすぐに張り付かないようにするために、ミラーの鏡面部分とフィルムに「水溶液」を吹きかける必要があります。
それでその吹きかける水溶液の作り方をネットで調べてみたところ、一般的には「水200mlに対し中性洗剤を2~3滴入れる」とのことでしたが、それだと若干少ないような気がしたのでもう少し多めに入れておきました。
まぁ若干手間がかかるように感じますが、この水溶液の「有無」によって仕上がりに差が出てくるので、決して面倒くさがらずに水溶液を作って使用した方が良いと思います。
ミラーにフィルムを貼る作業~前編~
コンパスカッターで型紙を作る
まず始めにコンパスカッターで「型紙」を作って大きさを確認します。
先ほど紹介したとおりGB350の純正ミラーは直径が「約10cm」だったので、コンパスカッターをその目盛りにセッティングして紙を切り抜いてきます。
切り抜いた型紙をミラーの鏡面部分に合わせてみます。
それでもし大きさが合わなければ、コンパスカッターの目盛りを微調整して型紙を作り直します。
そして型紙の大きさが決まったら、その型紙を切り抜いた時の目盛りで「ロック(固定)」しておきます。
コンパスカッターでフィルムを切り取る
コンパスカッターの針でフィルムの中心に穴が空かないようにするために、小さく切った「ゴム」と、そのゴムを固定するための「3Mテープ」を針の下に敷いておきます。
フィルムを切り抜く際の「コツ」としては、コンパスカッターを動かすと言うより、コンパスカッターの刃を若干強めに押し付けた状態で、下のフィルムをぐるっと回すと綺麗にカットすることができます。
ちなみにフィルムは2枚構造になっているので、ミラーに貼る際には透明なフィルムを剥がす必要があるのですが、その透明なフィルムを貼ってある方が「裏面(鏡面側)」になります。
なのでフィルムを切り抜く際に使用する3Mテープやゴムは、必ず「裏面側」に取り付けるようにしてください。
ミラーにフィルムを貼る作業~後編~
水溶液を吹きかけてフィルムを貼る
フィルムを貼る前にミラーの鏡面を綺麗に「掃除」しておきます。
そして事前に作っておいた「水溶液」を、ミラーの鏡面とフィルムの裏面にたっぷりと吹きかけていきます。
フィルムを滑らせながら位置を決めていきます。
フィルムの位置が決まったら、「ヘラ」などを使用して中にある水分と空気を外側に押し出していきます。
シワや気泡ひとつなく、めちゃくちゃ綺麗に貼ることができました!
片方だけにフィルムを貼った外観です。
続いて反対側も同じようにしてフィルムを貼っておきます。
こちらもシワひとつなく綺麗に貼ることができました。
以上で全ての作業は完了しました。
全体の作業を通して特に難しいことはなかったのですが、強いて言うならフィルムをミラーの形に合わせてカットする所が若干面倒な感じでしたね。
GB350のミラーにブルーフィルムを貼り付けた外観と感想
外観
この画像だとフィルムを貼る前後の違いがよく分かると思います。
両方のミラーにブルーフィルムを貼り付けるとこんな感じです。
見た目は間違いなくカッコよくなったと思いますが、機能性としては果たしてどうなんでしょうか?笑
感想
GB350の純正ミラーにブルーフィルムを貼り付けた状態で夜間に路上走行してみましたが、確かにライトの眩しさは低減されたように感じるので「防眩効果」はあると思います。
ただ夜間のライトの眩しさは低減されるのですが、フィルムを貼ることで純正状態より鏡面の「暗さ」が増すので、若干ですが物や人が見えにくくなるのが欠点ですね。
まぁ見た目は良くなったと思うので、ここら辺に関しては「トレードオフ」として割り切るしか無い感じです。笑
それでは以上で「GB350(GB350S)の純正ミラーにフィルムを貼る方法」を紹介した記事は終わりとなります。
さようなら~