最終的にはこれに落ち着く
こんにちはchessinuです。
GB350に乗り始めてから初めての「冬」を迎えます。
バイクは一年を通して楽しめる乗り物ではありますが、やはり真冬にバイクに乗る場合には何かしらの「防寒対策」を行わければなりません。
それで防寒対策において特に「優先」すべきことは、走行中の雨・風・雪から「手」を保護することだと個人的には思います。
というのも寒さで手の感覚が麻痺すると、直結して「ハンドル操作」に影響が出てしまい危険ですからね。
なので今回の記事ではそれを防ぐために、「ネット上で大人気のハンドルカバー」をGB350に取り付けてみたので紹介します!
冬の防寒対策にハンドルカバーを選んだ理由
真冬の防寒対策として色々な方法が考えられますが、その中であえて「ハンドルカバー」を選んだ理由について紹介します。
- 防風性
- 費用
- デザイン
防風性
ライダーにとって「手」の防寒対策と言えば、真っ先に「グリップヒーター(通称グリヒ)」や「電熱グローブ」を想像すると思います。
まぁ確かにグリップヒーターって握っている「手のひら」は暖かいんですが、走行中の向かってくる風に対してはほぼ無力で、普通に指先や手の甲などは冷たくなってしまいます。
それに比べるとハンドルカバーは向かってくる風に対して力を発揮するので、手のひらだけではなく「手全体」を寒さから保護してくれます。
なので一番理想的な手の防寒対策としては「グリップヒーター+ハンドルカバー」で、この装備をすればもはや手を「コタツ」に入れてるみたいな状態になります。
ちなみに「電熱グローブ」は過去に使用していたのですが、充電時間が長い割に使用可能時間が短かったり、生地が厚手でハンドル操作がしづらくなったり等の経験があるので、個人的にはあまり好きではありません。(あと断線も多い印象)
費用
ハンドルカバーは大体どの製品でも「2~3千円」で購入できるので、グリップヒーターや電熱グローブに比べるとコスト面において導入しやすいと思います。
また製品を取り付ける作業においても、グリップヒーターは「配線」や「グリップ交換」の知識が必要となってくるので、ハンドルカバーに比べると敷居が高くなってしまいます。
デザイン
まぁ人によってはハンドルカバーが「ダサい」と思うかも知れませんが、自分の場合はむしろお洒落で可愛いと思いますし、何より見た目ばかりを気にして寒さを我慢する意味なんて全く無いと思います。
ハンドルカバーの紹介
今回GB350に装着するバイク用ハンドルカバーを紹介します。
- メーカー
- 大阪繊維資材株式会社(OSS)
- 製品名
- 防寒防水ハンドルカバー
- 素材
- ネオプレーン
- 価格
- 約2,500円
- カラーバリエーション
- 全4色
- 特徴
- ウエットスーツに使用される素材(ネオプレーン)で作られているため、防水性能や防寒性能に優れ、風雨から手を保護する。裏地には起毛素材を使用しているので保温力があり暖かい。
補足事項
カラーバリエーションは「ブラック・ブラウン・ネイビー・ブルー」の全4種類用意されていますが、 どの色もお洒落なので無駄に全種類欲しくなりますね。笑
散々悩んだのですが、自分はGB350の車体カラーのマットジーンズブルーに合わせて「ネイビー」を購入しました。
ちなみにその後、スーパーカブ用に「ブルー」も購入しました。
ハンドルカバー本体と付属品
OSSのバイク用ハンドルカバー本体と付属品について紹介していきます。
袋を開けて中身を確認してみると、「ハンドルカバー(左用×1,右用×1)」と「簡単な取り扱い説明書」が入っていました。
ハンドルカバーのサイド部分には、「クラッチ&ブレーキレバー」を入れる専用の穴(緑色の矢印)と、「ハンドルバー」を入れる専用の穴(赤色の矢印)があります。
また「ミラーの軸」を差し込んで、ハンドルカバーを固定するための穴もあります。ちなみに穴は上下で2ヶ所ありますが、そのバイクに合わせて好きな方を選びます。
ハンドルカバーの取り付け方に関しては付属の取扱説明書に詳しく載っていますが、工具もほとんど必要なくとても簡単な作業なのですぐに終わります。
ハンドルカバーを取り付ける作業手順と使用する道具
取り付け作業に必要な道具
GB350にハンドルカバーを取り付けるのに使用する道具は、シート裏の車載工具入れの中にある「14mmスパナ」だけで大丈夫です。
ちなみにこの14mmスパナは「純正ミラーの脱着」に使用します。
- ハンドルカバー本体×2
- 14mmスパナ
取り付け作業手順
GB350にバイク用ハンドルカバーを取り付ける手順は以下のとおりで、特に何も難しいことはなく簡単な作業になります。
- ミラーを取り外す
- カバーの穴にレバーを通す
- ミラーにカバーを固定する
- 紐を結んで固定する
GB350にハンドルカバーを取り付ける~前編~
ミラーを取り外す
まず始めにミラーを外しておく必要があるので、黒いゴムカバーを上に持ち上げて、ミラーロックナットを「14mmスパナ」で緩めます。
なおミラーロックナットは逆ネジ仕様なので、14mmスパナを「時計回り」に動かして緩めます。
ミラーロックナットを緩めたら、ミラーを時計回りに動かして取り外します。
カバーの穴にレバーを通す
次にハンドルカバーに開いているレバー専用の穴に「クラッチレバー」を通すのですが、このレバー専用の穴がレバー先の丸い部分より「小さい」ので少し強引に突っ込む必要があります。
まぁハサミなどで切る必要などはなく、指でちょっと拡げてあげれば入る感じです。
そして続いて「ハンドルバー」を専用の穴に差し込みます。
自分の場合はハンドルグリップを少し太めの「社外製品」に取り替えていたのですが、特に問題なく専用の穴に差し込むことができました。
GB350にハンドルカバーを取り付ける~後編~
ミラーにハンドルカバーを固定する
そして事前に取り外しておいたミラーをハンドルカバーの専用の穴に通して「一緒に固定」しますが、先ほど紹介したとおり、上下どちらの穴を使用してもOKです。
とりあえず今回は上の穴にミラーの軸を通して取り付けました。(下の穴の方が良かったかも)
そして14mmのスパナでミラーロックナットを締めて、ミラーとハンドルカバーを固定します。
紐を結んで固定する
最後にハンドルカバーの「紐」をミラーにしっかりと結んで完成です。あとは同じようにして「ブレーキ側のハンドル」にもカバーを取り付けておいてください。
以上でバイクにハンドルカバーを取り付ける全ての作業が終了しましたが、用意する工具もミラーの脱着に必要な14mmスパナだけなのでとても楽でした。
GB350にハンドルカバーを取り付けた感想
外観
それでは最後にGB350にハンドルカバーを取り付けた外観と感想を紹介します。
まぁGB350の車体カラーと合っているので、全体的な見た目の違和感は少ないと思います。まぁ真冬の寒さを防げるのであれば、ぶっちゃけ見た目なんてどうでもいいんですけどね。笑
実際にハンドルカバーの中に手を通してみましたが、良い感じに「保温感」があり、また手もスポッと抜けやすいので緊急時でも安心して使用できます。
感想
ハンドルカバーに手を入れた状態での「クラッチ操作」や「ブレーキ操作」に関しても、通常と変わらず特に問題はない感じです。
ただしクラッチレバー側の「ウインカー」と「ホーン」、またブレーキレバー側の「ハザード」と「スタータースイッチ」に関しては、事前にハンドルカバーに手を通した状態で位置を確認しておいてください。
それと最も大事な「防寒性」を確かめるために街中を走行してみたのですが、手に風を感じることが無いのでとても暖かく感じました。
まぁまだ冬本番前の秋なので実際にはどうなるのかは分かりませんが、ここにグリップヒーターを組み合わせれば、手の防寒に関しては全く問題ないと思います。
では以上で「GB350とGB350Sにハンドルカバーを取り付ける方法」について紹介した記事は終りとなります。
さようなら~
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