高い?安い?
こんにちはchessinuです。
この記事を見に来られた方の中には既にGB350(GB350S)に乗っている人、契約はしたけどまだ納車されていない人、または購入しようかどうかを検討している人など様々だと思います。
やはり車やバイクを購入した後にかかる費用は誰でも気になりますからね。
ということで今回は、GB350(GB350S)の「乗り始めて1年目~3年目までの維持費用」をざっくりとですが計算してみたので、各項目をそれぞれ比べながら参考にしてみてください。
前提条件
仮に同じバイクを乗っていたとしても、年間維持費というのは以下に挙げた「条件」により全く異なってきます。
なので今回この記事で出す年間維持費は、あくまでも「ある一人のGB350オーナーのケース」という感じで参考にしてみてください。
- 走行距離
- メンテナンス
- カスタムパーツ
- 任意保険
- 車検
- 駐車場
走行距離
年間の総走行距離が多ければ多いほど部品の「消耗」が激しくなり、そしてそれに伴い部品の「交換費用」も増加します。
例えばその典型的な例として挙げられるのが「タイヤ」で、まぁ乗り方や用途によってもだいぶ変わってくるので一概には言えませんが、一般的には「10,000km」ぐらいから交換を視野に入れておく必要があると言われています。
また他にも年間走行距離によって金額が変わる契約の「任意保険」があったり、あとは走行距離が増えると単純に「ガソリン代」も多くかかってくるので、やはり走行距離だけで考えてみても費用に大きな差が生じます。
メンテナンス
例えばエンジンオイルの交換やチェーン調整などの割と頻度の高い「基本的なメンテナンス」を、自分でやるのかバイク屋に任せるのかにもよって費用が大きく変わってきます。
当然のことながらバイク屋にメンテナンスを任せると部品代の他に「工賃」が発生し、しかもその部品代も自分でECサイトを利用して買うよりも割高になります。
ただし全て自分でメンテナンスできる人なんてほとんどいないので、基本的にはバイク屋に作業してもらう「頻度」の差という感じです。
カスタムパーツ
カスタムパーツに関しては、先ほどのオイル交換のようなメンテナンスとは違い「必須」ではないので、これをどうするかにもよって大きく費用が変わってきます。
例えば購入する人が多そうなエンジンガードは、どのメーカーでもだいたい「2~3万円」はします。
またモリワキから発売されているGB350(GB350)の専用マフラーは「約6万円」で、ナイトロンから発売されているGB350(GB350)の専用リアショックは「約10万円」もするので、このような製品を購入するかどうかでも全然違いますよね。
ただしカスタムパーツの場合はいらなくなったら「売れる」ので、ある程度の費用は埋め合わせることができます。
任意保険
各自で加入する任意保険に関しては、まず「ダイレクト型(通販型)」か「代理店型」で大きく保険料が変わり、あとは「年齢」や「オプション」などによっても全く異なってきます。
車検
GB350(GB350S)を新車で購入した場合は乗り出しから「3年目」に車検があり、これを自分で通す「ユーザー車検」で行うのか、それともバイク屋に任せるのかにもよって大きく費用が変わってきます。
ちなみにユーザー車検で通す場合の費用は「約2万円」ぐらいで、店に頼むとそこに整備作業料などを足して「約5万円~」ぐらいかかると思います。
駐車場
一軒家であれば庭があるので特に問題はないと思いますが、マンションやアパートなどの「賃貸物件」ではバイク駐車禁止の場合が多いので、どこか別にバイクを駐車しておく場所を確保する必要があります。
まぁ知り合いの家に駐車できるとかであれば無料なのですが、基本的には有料の駐車場やレンタル倉庫を借りることになるので、やはりこの駐車場の有無にもよって維持費用は変わってきます。
維持費用の項目
GB350の維持費として計算した項目は以下の通りになります。
ただし「カスタムパーツ代」に関しては、維持費用の項目に加えるとごちゃごちゃして分かりにくくなるので、今回の計算からは意図的に抜いておきました。
ちなみに現在までに購入したカスタムパーツ代に関しては「記事の最後」にまとめてあるので、興味のある方はそちらからご確認ください。
- 車検費用
- 駐車場代
- ガソリン代
- メンテナンス費用
- 保険料
- 任意保険料
- 自賠責保険料
- 税金
- 自動車重量税
- 軽自動車税
1年目の維持費用
GB350を購入して「1年目(2021年4月22日~2022年4月21日)」の維持費用をざっくりと計算してみました。
やはり1年目は「自賠責保険」と「自動車重量税」を3年分まとめて支払うので、どうしても高くなってしまいますね。
- 車検費用 : 0円
- 駐車場代 : 0円
- ガソリン代 : 21,000円
- メンテナンス費用 : 20,000円
- 1ヶ月点検 : 0円
- 6ヶ月点検 : ー
- 12ヶ月点検 : 10,000円?
- その他諸経費 : 10,000円
- 保険料 : 49,390円
- 任意保険 : 38,000円
- 自賠責保険 : 11,390円
- 税金 : 5,700円
- 自動車重量税 : 5,700円
- 軽自動車税 : 0円
- 合計 : 96,090~円
維持費用の内訳
車検費用
新車を購入した場合の車検は登録から3年目の「2024年」に行うので、車検費用はまだ発生しないため「0円」です。
駐車場代
一戸建てで駐車する庭があるので駐車場代は「0円」です。
ガソリン代
GB350が納車された「2021年4月22日」から、現在記事を書いている「2021年12月26日」までの総走行距離は「約3,200km」となっており、おそらく一年後の「2022年4月21日」までの走行距離は「約5,000km」ぐらいになると思います。
それでGB350のカタログ燃費(WMTCモード値)は「41.0km/L」なので、仮にガソリン費用を「150円/L」として計算をすると、GB350で「5,000km」を走るのに必要なガソリン代は「約18,000円」になります。
ちなみにメーカー側のカタログ数値ではなく、実際の自分のGB350のメーターに反映された平均燃費は「35.0km/L」だったので、これで計算をしてみると必要なガソリン代は「約21,000円」でした。
メンテナンス費用
納車初年度に自分が行ったメンテナンスは以下のとおりです。
まぁ走行距離が「5,000km」ぐらいでは特にやることもなく、基本的なメンテンナンスが中心となる感じですね。
- エンジンオイルの交換×2
- オイルフィルターの交換×1
- ドライブチェーンの調整
- タイヤの空気圧調整
- 車体の清掃
それで自分の場合はこれらの作業を全てセルフで行ったため工賃に関しては「0円」でしたが、当然のことながら「パーツ代」は必要となります。
ただし作業をするための「工具」は揃えてあったので、純粋なパーツ代だけを計算すると、「オイル+フィルター+Oリング」で「約6000円」、あとは掃除に使用する製品が「約4,000円」なので全部足すと「10,000円」ぐらいになると思います。
ちなみに「1ヶ月点検」はオイル交換をお願いしなかったため無料で、「6ヶ月点検」に関してはそもそも受けなかったので費用はかかっていません。
なお「12ヶ月点検の費用」はまだ受けてないので正確には分かりませんが、自分の場合はおそらく「1万円前後」ぐらいになるだろうと予想します。
※「1ヶ月点検」と「12ヶ月点検」と「24ヶ月点検」を受けないと無料保証が切れる?っぽいので要注意!
任意保険料
東京海上日動の保険に団体割引を適用させて加入しているので、普通に加入するよりもだいぶ費用は安くなっています。
自賠責保険料
先ほど紹介したとおり、任意保険料は納車時に3年分をまとめて支払うので「11,390円」となります。
税金
納車初年度に支払う税金は「自動車重量税」と「軽自動車税」ですが、GB350が納車されたのが4月2日以降なので、今年度分の「軽自動車税」に関しては支払う必要がありません。
なので今年は納車時に3年分の「自動車重量税」を支払うだけとなります。
2年目の維持費用
GB350を購入して「2年目(2022年4月22日~2023年4月21日)」の維持費用をざっくりと計算してみました。
自分の場合は乗り始めてから2年目が一番安くなると予想。ただしタイヤの交換をするとなると、メンテナンス費用としてここに「+3万円」ぐらい必要になる感じですね。
- 車検費用 : 0円
- 駐車場代 : 0円
- ガソリン代 : 21,000円
- メンテナンス費用 : 16,000 円~
- オイル&フィルター交換 : 6,000円
- 24ヶ月点検 : 10,000円~
- 保険料 : 26,000円
- 任意保険料 : 26,000円
- 自賠責保険 : 0円
- 税金 : 6,000円
- 自動車重量税 : 0円
- 軽自動車税 : 6,000円
- 合計 : 69,000~円
維持費用の内訳
車検費用
2年目なので車検費用は「0円」です。
駐車場代
引っ越していない限り初年度と同じ「0円」です。
ガソリン代
とりあえず初年度と同じ「5,000km」で計算をしてみました。
メンテナンス費用
24ヶ月点検の費用が分からないので適当に「10,000円」としておきます。
任意保険料
何も起きなければ前年より等級が一つ上がり、保険料が30%OFFになるので「26,000円」になります。
自賠責保険
初年度にまとめて支払っているので「0円」です。
税金
自動車重量税は初年度にまとめて支払っているため「0円」です。
なので軽自動車税の「6,000円」を支払うだけとなります。
3年目の維持費用
GB350を購入して「3年目(2023年4月22日~2024年4月21日)」の維持費用をざっくりと計算してみました。
購入先のホンダドリームからもらった資料によると、自分のGB350は発売日の「2021年4月22日」に新車登録をされたようなので、満了日の「2024年4月21日」までに車検を受ける必要があります。
まぁ一般的には満了日の「1ヶ月前(3年目の終わり)」ぐらいを目安に車検を受けますが、当然のことながら「4年目以降」に乗らない方は車検費用を除いて考えてください。
- 車検費用 : 50,000円
- 整備費用など : 35,000円
- 自賠責保険料 : 9,270円
- 自動車重量税 : 3,800円
- 印紙代 : 17,00円
- 任意保険料 : 22,800円
- 駐車場代 : 0円
- ガソリン代 : 21,000円
- メンテナンス費用 : ?円
- 軽自動車税 : 6,000円
- 合計 : 99,800~円
維持費用の内訳
車検費用
車検費用は「整備費用」と「法定費用(自賠責+重量税+印紙代)」を合わせたものになります。
自分の場合は「ユーザー車検」で通すことはないと思うので、おそらく車検費用としては「50,000円~」ぐらいはかかると思います。
ちなみに例として「NAPS」の車検費用は大体こんな感じになっています。更にこちらの詳細を知りたい方は【NAPS公式HP】からご確認ください。
任意保険料
何も起きなければ前年より等級が一つ上がり、保険料が40%OFFになるので「22,800円」になります。
駐車場代
引っ越していない限り初年度と同じ「0円」です。
ガソリン代
とりあえず初年度と同じ「5,000km」で計算をしてみました
メンテナンス費用
不明なので「空白」にしておきます。
税金
2年分の自動車重量税「3,800円」と軽自動車税の「6,000円」を納めます。
まとめ
GB350に乗り出して「1~3年目」までの維持費用を分かりやすいようにまとめてみました。
あとはこれに購入した「カスタムパーツの費用」を加えると、おおよその維持費用が分かってくると思います。
- 1年目の維持費用
- 96,090円
- 2年目の維持費用
- 69,000円
- 3年目の維持費用
- 99,800円
- 3年間の維持費用の合計
- 264,890円~
カスタムパーツ代について
このカスタムパーツの費用を計算するのが中々面倒くさいのですが、とりあえず現時点までに購入した物を思いつく範囲で計算してみました。
ただしECサイトの「ポイント」で購入した物も多いので、実際に支払った金額はもっと少なくなると思います。ちなみにどうでもいい話ですが、ポイントが美味しい「ヤフーショッピング」にはめちゃくちゃお世話になっています。笑
- フェンダーメッキ加工 : 40,000円
- シートバッグ : 2,0000円
- リアキャリア : 20,000円
- ドラレコ : 15,000円
- USBソケット×2 : 7,000円
- タコメーター : 6,000円
- グリップヒーター : 5,000円
- リアショック : 5,000円
- シートカバー : 5,000円
- Fスプロケ : 5,000円
- ハンドルグリップ : 3,000円
- ハンドルカバー : 3000円
- ビキニカウル : 3000円
- ステップ : 3,000円
一応ざっくりとした金額を出してみましたが、この他に購入した小物パーツも入れると「約15万円」ぐらいになるので、だいたい「1ヶ月に2万円」ぐらいをパーツ代に使ってる感じですね。(そう考えると大して高くない気もする)
やはり前後フェンダーを「クロムメッキ加工」に出した費用が大きく影響しましたが、出来上がりには満足しているので後悔は全くないです。笑
それでは以上で「GB350とGB350Sの年間維持費用」について紹介した記事は終わりとなります。
さようなら~