簡単に取り付けられる!
こんにちはchessinuです。
バイクにUSB電源が取り付けてあると凄く便利ですよね。
ただ一口にUSB電源と言っても、色々なメーカーから色々な製品が発売されているので、実際に取り付けようと思ってもどれを選んだら良いのか迷ってしまいます。
なので今回はそんな感じで迷っている方にオススメできる?と思われる、「キタコUSB電源KIT(80-757-18290)」の取り付け方を紹介します。
ちなみになぜオススメするのかと言うと、他のメーカーの「汎用品」のUSB電源とは違い、こちらの製品は「GB350(GB350S)専用品」となっているので綺麗に取り付けることができるからです。
キタコUSB電源キットの紹介
今回GB350に取り付ける「キタコUSB電源KIT」を簡単に紹介します。
- メーカー
- 株式会社キタコ
- 税込価格
- 4,200~4800円
- 適合車種
- GB350&GB350S
- コネクタ形状 / ポート数
- USB Type-A / 2ポート
- 最大出力
- DC5V/2A(1ポートのみ使用時)
- 仕様
- 防滴仕様(非完全防水)
補足事項
【公式サイトリンク】
メーカー公式サイトで製品の「取り扱い説明書」がPDF形式で無料公開されているので、購入前にどのような感じで取り付けるのかが気になる方は、ぜひそちらを参考にしてから購入を検討してみてください。
キタコUSB電源キットを取り付けるのに使用する工具
GB350にキタコのUSB電源キットを取り付けるのに使用した道具を紹介します。
ただしこれはあくまでも自分が使用した道具なので、全く同じ物で作業をする必要はありません。
- 薄型ドライバー
- ソケットレンチ(10mm)
- 六角棒スパナ(5mm)
- 六角棒スパナ(6mm)
- カッターorハサミ
薄型ドライバー
今回取り付け作業をする上で、欠かすことのできない「最も重要」な工具です。
と言うのもGB350のメーターの裏側にある「ビス」をイジる必要があるのですが、その際にメーターとヘッドライトケースの隙間が「とても狭い」ので、普通のプラスドライバーを使用することができません。
なのでこの様な狭いスペースで作業をする場合には、薄型ドライバーが必要となります。
まとめ
以上で必要な道具の紹介は終わりとなります。
まぁハサミやカッターに関しては家にあると思うので、別途用意する必要があるのは「薄型ドライバー」と「ソケットレンチ(10mm)」と「六角棒スパナ(5mm&6mm)」になります。
薄型ドライバーに関しては分かりませんが、ソケットレンチや六角棒スパナ(5mm&6mm)に関しては100均でも売っているのでそちらを利用しても良いと思います。
GB350にキタコUSB電源キットを取り付ける
以下はGB350にキタコUSB電源キットを取り付ける作業の一連の流れになります。
文字にすると何やら難しそうに見えますが、実際に作業を行ってみると意外と簡単だったりします。
- バッテリーのマイナス端子を外す
- ヘッドライトケースを緩める
- メーター裏側の純正ビスを3本外す
- USB電源本体を取り付ける
- ヘッドライトを外す
- USBチャージャーコネクタを取り出す
- 配線作業&動作確認
キタコUSB電源キット取付作業~前編~
バッテリーのマイナス端子を外す
車体の電気関係をイジる際はショートを防ぐため、作業をする前に必ずバッテリーの「マイナス端子」をプラスドライバーで外しておきます。
ヘッドライトケースを緩める
先ほど紹介したとおり、GB350(GB350S)のメーター裏側とヘッドライトケースの隙間が狭くて作業しづらいので、ヘッドライトケースを緩めて「作業スペース」を確保する必要があります。
それでヘッドライトケースの「緩め方」に関しては不親切なことに取り扱い説明書には何も記載がないので、とりあえず自分が思いついた「2通りの方法」を紹介します。
まず一つ目は、ヘッドライトケースを固定している「ボルト2本」をソケットレンチ(10mm)で外す方法です。
ボルト2本を外し終えたら、ヘッドライトケースを手で動かして下にズラします。
そしてもう一つのやり方は、ヘッドライトロアーステーを固定している「左右のボルト2本」を六角棒レンチ(6mm)で外して緩める方法です。
まぁ正直なところ、どちらの方法が良いのかは分からないので、各自好きな方法で作業を行ってみてください。
画像ではわかりにくいのですが、どちらの方法でも少しだけ作業スペースが広くなりました。
メーター裏側の純正ビス3本を外す
薄型ドライバーを使用して純正ビスを取り外します。
ある程度ビスが緩んだら、隙間に指を入れて回した方が効率が良いと思います。
3本の純正ビスを取り外しました。
ちなみに3本の純正ビスは、こんな感じでメーターを固定しています。
そして次に付属のステーやビスなどを使用して、USB電源本体を取り付けていきます。
キタコUSB電源キット取付作業~中編~
USB電源本体を取り付ける
付属のステーとビス3本とカラー3個を使用して、USB電源本体をメーターの横に取り付けていきます。
付属の取り扱い説明書に記載してある通りに組み立てておきます。
再び薄型ドライバーを使用してビスを締めます。
正面から見るとこんな感じになっています。
とりあえず一番面倒くさい作業は終わったので一安心。
ヘッドライトを外す
ヘッドライトケースの中にある「配線」をイジるには、一度ヘッドライトを取り外す必要があります。
ヘッドライトは左右2本のネジによって固定されているので、先ほど紹介したとおり六角棒スパナで外します。
左右2本のネジを外したら、ヘッドライトを取り外します。
ただし赤丸で囲まれている部分に「ヘッドライト6Pカプラ」があるので、これを抜く必要があります。
コネクタの下側にツメがあるので、それをグッと押しながら引き抜きます。
ヘッドライト6Pカプラを抜くとこんな感じになっています。
あまり無理に引っ張ると断線などをする恐れがあるので、きちんとツメを押しながら丁寧に作業を行ってください。
キタコUSB電源キット取付作業~後編~
USBチャージャーコネクタを取り出す
GB350には「USBチャージャーコネクタ」と呼ばれるオプション端子があり、主にUSBの電源を取る目的で利用されています。
ただしこれはフォグライトスイッチ3Pカプラの配線に絶縁テープで巻かれているので、これを自分でカッターなどで裂いて取り出す必要があります。
中にあるUSBチャージャーコネクタを傷つけないように、ハサミやカッターなどで絶縁テープを切り裂いて取り出します。
配線作業&動作確認
先ほど取り付けておいたUSB電源本体から伸びている配線を、ヘッドライトケース裏側に空いている穴から中へ通します。
そしてUSBチャージャーコネクタと接続させます。
繋げ方は「赤と赤」・「黒と緑」となっています。まぁそうじゃないと繋ぐことはできないので、間違えようがないとは思いますが一応念の為。
そして最初に外しておいたバッテリーのマイナス端子を元に戻し、USB電源の動作確認を行います。
あとは付属のタイラップなどで、配線を適当に固定すれば全ての作業は終了となります。
お疲れさまでした!
GB350にキタコUSB電源キットを取り付けた感想
まず取り付けた外観についてですが、可もなく不可もなくという感じです。
まぁ運転席から見ても特に異物感は無いと思います…多分。
また青色のLEDが照らしてくれるので、夜間に使用する時には差し込み口が見えやすくて良いですね。
ちなみに自分の場合はスマホの充電だけではなく、ドライブレコーダーの電源としても使用しています。
総評
とりあえず現時点においては安定して使用できています。
ただし気になる所を挙げるとすれば、USB電源の「ゴム蓋」を外す時にメーターが引っ張られて若干ガタつく感じがするのと、USB電源からUSB端子を外す時に若干抜きづらく感じる点ですね。
あとは「雨」が降ったらビニールなどを被せないと、USB電源が使用できなくなったりするのも面倒くさい感じがしますが、それ以外は概ね満足しています。
やはりツーリングなどをする際にUSB電源があるだけでも凄く便利なので、ぜひ皆さんもGB350(GB350S)に取り付けてみてはいかがでしょうか?
それではさようなら~
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