シンプルに格好いい
こんにちはchessinuです。
2022年2月上旬、ついに憧れの「キャブトンマフラー」を装着することができました!
まぁ純正マフラーの音質もデザインも好きなのですが、やはりGB350(GB350S)のようなクラシカルなネイキッドバイクにはキャブトンマフラーが似合うと思うので、気分転換も兼ねて変えてみることに。
ということで今回の記事ではGB350にキャブトンマフラーを「装着する方法」や、実際のキャブトンマフラーの「排気音」などについて紹介しています。
GB350&GB350Sにキャブトンマフラーを取り付けようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
キャブトンマフラーについて
- 名前の由来
- マフラーの形状
- 排気音の特徴
名前の由来
1923年に名古屋市の内藤正一さんが「みづほ自動車製作所」を起こし、そしてそこで1927年に同氏が開発した「キャブトン第一号」というバイクに付いていたマフラーが起源となっているようです。(Wikipedia参照)
ちなみにその「キャブトン」とは何ぞや?って話ですが、要は販売元である中川幸四郎商店が大阪にあったので、「Come And Buy To Osaka Nakagawa(大阪中川まで買いに来て!)」の頭文字を取って「CABTON」になったそうです。(へぇ~)
なお1956年に、みづほ自動車製作所は経営苦により倒産してしまったのですが、そこで作られたキャブトンマフラー自体の魅力は色褪せることなく、現代にまでそのデザインや名称が引き継がれています。
マフラーの形状
基本的にエキパイとの接続口(排気入口)と排気出口の直径が同じで、サイレンサー中央部分だけが太くなっています。
排気音の特徴
パイプ径の細さや排気出口の形状による独特の「破裂音」や、一発一発の鼓動を強く感じる「鼓動音」が特徴として挙げられるそうです。
ちなみにキャブトンマフラー販売メーカーが「実際の排気音」を紹介しているので、興味のある方はそちらも参考にしてみてください。
キャブトンマフラーの紹介
GB350に装着するキャブトンマフラーについて簡単に紹介します。
- メーカー
- 大和ステンレス
- 税込価格
- 41,.800円(ステンレス製 鏡面仕上げ)
- 47,300円(スチール製 耐熱ブラック塗装)
- 音量
- 近接89.9dB
- 車検
- 非対応
- 特徴
- 水平タイプなので積載量UP。オプションで化粧カバーと音量変更可能。簡易取扱説明書付き。
化粧カバー
エキパイとサイレンサーの接続部分を隠すための「化粧カバー」は付属していないので、必要な方は別途購入する必要があります。
ただし純正化粧カバーは「6,600円(税込)」と結構いいお値段するので、自分は汎用の安いマフラーガードの購入を検討しています。
それでとりあえずデイトナのマフラーガードが使えそうな感じ…?
音量変更
マフラー交換による「排気音の大きさ」が気になる方は、純正マフラーより静かな音量に変更することができます。(別途2,500円)
他メーカーのキャブトンマフラー
大和ステンレス以外にも、「アールズギア」からGB350&GB350Sに対応しているキャブトンマフラーが販売されています。
こちらは大和ステンレスのキャブトンマフラーとは違い、水平ではなく「跳ね上がっているタイプ」で、さらに先細の「テーパー形状」になっています。
まぁここら辺は完全に「好みの問題」になってくるのですが、自分は圧倒的に大和ステンレスのキャブトンマフラーの形状が好きだったので、購入する際に迷うことはありませんでした。
ちなみに大和ステンレスの方が「大きなサイズ」のサイドバッグ(サドルバッグ)を使えるというのも、地味に大きなメリットだと思います。
キャブトンマフラーの購入方法
購入手順
大和ステンレスのキャブトンマフラーを購入するまでの流れは以下のとおりです。
- 大和ステンレスに注文のメール
- 大和ステンレスから返信
- クロネコのスタッフに代金を支払う
注文メールを送る
大和ステンレスのキャブトンマフラーはAmazonや楽天などのECサイトでは販売していないので、直接大和ステンレスにメールを送って注文をすることになります。
それで注文をする際にはメールの内容欄に以下のことを記載しておきます。
- 名前
- 郵便番号
- 住所
- 携帯番号
- 希望製品
- 支払い方法
- 受け取り方法
大和ステンレスからの返信
製品の注文メールを送ると、大和ステンレスから「購入ありがとう!」的な折返しのメールが送られてきます。(自分の場合は2~3日後にメールが届きました)
そして後日、製品の出荷案内メールが送られてきます。(自分の場合は注文から1週間後に届きました)
代金を支払う
クロネコヤマトの配達員に「カード」または「現金」で支払うことになります。(営業所止めの場合はそちらのスタッフに支払います)
ちなみに大和ステンレスのキャブトンマフラーの「支払額の内訳」は以下のとおりです。
- 総支払額 : 44,858円
- 製品 : 38,000円
- 送料 : 2,180円
- 代引 : 600円
- 税金 : 4,078円
純正マフラーとの比較
GB350の純正マフラーと大和ステンレスのキャブトンマフラーを簡単に比較してみました。
- サイズ
- 重さ
- その他
大きさ
純正マフラーの長さが「約570mm」で、大和ステンレスのマフラーの長さが「約630mm」でした。
純正マフラーの直径(3点計測平均)が「約32mm」で、大和ステンレスのマフラーの直径(一番太い箇所)が「約28mm」でした。
純正マフラーの出口の直径が「約44mm」で、大和ステンレスのマフラーの出口の直径が「約37mm」でした。
重さ
純正マフラーの重さが「約3.4kg」で、大和ステンレスの重さが「約3.0kg」でした。
その他
純正 | 大和 | |
近接音量 | 86dB | 88.9dB |
税込価格 | 36,300円 | 41,800円 |
形状 | メガホン | キャブトン |
材質 | ステンレス | ステンレス |
キャブトンマフラーの取り付けに関して
使用する道具
GB350のマフラー交換作業に使用した道具は以下のとおりです。
- メガネレンチ(12mm)
- ソケットレンチ(12mm)
- ガスケット
GB350のサイレンサーとエキパイの繋ぎ目に使用するガスケットの純正型番は「18391-MN5-650」で、希望小売価格は税込で「1,144円」となっています。(GB350Sも同じ)
ちなみにホンダ純正パーツを使用しても良いのですが、キタコから「18391-MN5-650」に対応しているガスケットが販売されているので、そちらを利用しても良いと思います。(価格はこちらの方が若干安い)
作業手順
GB350のマフラーを交換するための作業手順は以下のとおりです。
なお今回はサイレンサーだけを交換する「スリップオンマフラー」なので、作業自体はすぐに終わると思います。
- 純正マフラーを取り外す
- ガスケットを交換する
- キャブトンマフラーを装着する
キャブトンマフラーの取り付け作業
純正マフラーを取り外す
まず始めにサイレンサーとエキパイを固定している「マフラーバンド」のボルト(12mm)を緩めておきます。(締め付けトルクは17N・m)
次にサイレンサーを吊り下げて固定している「ボルト(12mm)」と「ナット(12mm)」を外します。(締め付けトルクは25~27N・m)
あとはエキパイからサイレンサーを引き抜くだけです。
そして引き抜いたサイレンサーから「マフラーバンド」を外しておきます。(キャブトンマフラーの取り付けに使用)
ガスケットを交換する
それでマフラー交換の際にはガスケットを「新品」に取り替えろとの指示があるのですが、実際に見た限りでは「厚み」もありまだまだ全然使えそうなので、とりあえず今回はイジらずにそのままキャブトンマフラーを装着することにしました。
ちなみにSNSで探してみたところ、実際にガスケットを交換している方(Mapppppy様)もいました。【Twitterリンク】
なおガスケットが「固着」して外せない場合には、それ専用の「ガスケットリムーバー」という有名な製品もあります。
キャブトンマフラーを取り付ける
そしていよいよキャブトンマフラーを装着するのですが、特に難しいことは何もなく、純正サイレンサーを取り外した手順と「逆の手順」で取り付けていくだけです。
それではまず「マフラーバンド」をキャブトンマフラーに取り付けておきます。
次にキャブトンマフラーをエキパイに接続し、吊り下げ用ステーをボルトとナットで固定します。
あとはトルクレンチで各部を指定の「締め付けトルク(N・m)」で固定しておきます。
以上でキャブトンマフラーの取り付け作業は全て完了しました。
とても簡単だったと思います。
キャブトンマフラーを装着した感想
GB350にキャブトンマフラーを装着して走った感想と、実際の排気音を紹介してこの記事は終わりとなります。
- メリット
- 音の迫力が凄い
- 見た目が格好いい
- デメリット
- 振動が割とある
メリット
まず見た目に関してですが、純正マフラーよりもリア周りがスッキリして格好良くなったと思います。
そしてアイドリング音に関してですが、スマホの騒音測定アプリによる数値では純正が「86~87dB」で、キャブトンマフラーが「88~89dB」ぐらいだったのでほぼ誤差の範囲だと思います。
純正マフラーのアイドリング
キャブトンマフラーのアイドリング
ただし実際に乗ってみると、一発一発の「パンチ力」の強さが純正マフラーとは明らかに違いましたね。
まぁこればかりは実際に装着して乗ってみないと本当に伝わりづらいんですが…。
デメリット
音と見た目は最高なんですが、純正マフラー時代にはあまり気にならなかった「振動」が増えたのは何となく感じます。(やはり良くも悪くもパンチ力が強いせい…?)
例えば乗っていて「手がむず痒く」なったり、スマホホルダーが振動で揺れていたりしたので、決して気の所為とかではないと思います。
まぁこれが個人的に思う唯一のデメリットですね。
以上でGB350にキャブトンマフラーを取り付けたレビュー記事は終わりとなります。
さようなら~
この記事が気に入りましたら、下のアイコンをクリックしてSNSシェアの方をお願いします!