定期的なメンテンス作業
こんにちはchessinuです。
このバイクに乗り始めてからツーリングに行くのがより一層楽しくなりました。
でもツーリングや買い物に行った後、そのままチェーンを何もせずに長期間放置しておくと「様々なトラブル」が発生します。
なのでその予防策として、今回の記事ではGB350(GB350S)の「ドライブチェーンの清掃&注油作業方法」について紹介をしていきます。
また記事の最後に「ドライブチェーンカバーの取り外し方」についても紹介していますので、そちらも合わせて参考にしてみてください!
ドライブチェーンの注油に関して
それではまず始めに、ドライブチェーンへ注油をする際に知っておいた方が良い「知識」について紹介します。
- 注油をする時期
- 注油をするタイミング
- 注油をする目的(意味)
- 注油をする箇所
ドライブチェーンに注油をする時期
ドライブチェーンに注油をする時期に関しては、明確に「いつ作業をすれば良い」とかいう事は一切決まっていません。
ただしバイク業界で一般的に言われている目安としては、「走行距離500km毎」または「強雨天時」にチェーン注油を行えば良いという認識になっています。
なのでまぁ言われている通りの時期にチェーン注油を行ってもいいですし、または別に自分の気が向いた好きな時に作業をしても構わないと思います。(あまり期間は開けすぎないという条件で)
ちなみに自分の場合は言われている通り、「走行距離500km」を目安に注油作業を行うようにしています。
まぁ余り頻繁にやり過ぎても、かえってシール部分を痛めたりする気がするので適度に行うようにすれば良いと思います。
ドライブチェーンに注油をするタイミング
ドライブチェーンに注油作業を行った後にバイクに乗ると、せっかく注油したオイルがチェーンに馴染む前に飛び散ってしまう恐れがあるので、基本的に注油後は半日ぐらいそのまま寝かせておいた方が良いと言われています。
なので注油作業をする「タイミング」として推奨されているのは、ツーリングや買い物などをした「走行後に作業を行う」のが良いと思います。
また大手チェーンメーカー側でも「走行後のチェーンが適度に暖まっている時」に注油作業をすることで、チェーンに対してオイルの「浸透性」が高まり馴染みやすくなると紹介していました。
なおドライブチェーンの清掃頻度については、最低でも「注油2~3回につき1回」は必ずやった方が良いとされています。
ドライブチェーンに注油をする目的
ドライブチェーンに注油をする目的は、基本的にはチェーンの「摩耗」と「防錆(ぼうせい)」のためと言われています。
ただし最近の進化したドライブチェーン(シールチェーン)には「注油作業自体いらない」という意見の人もいますが、まぁそれぞれの人がそれぞれの理論を持っているのでどれが本当に正しいのか分かりません笑
ドライブチェーンの注油箇所
ではドライブチェーンの「どこに注油をすれば良いのか?」ということについてですが、一般的に注油が必要とされている部分は「2箇所」あります。
1つが「インナープレートとアウタープレートの間」になります。
それでもう1箇所は「ローラー」と「ローラーのインナープレートの間(隙間)」になります。
まぁしかしそこまでピンポイントに狙い神経質にやる必要もないので、この2箇所に注油することを意識しながら作業をすれば良いと思います。
ドライブチェーンの掃除に使用する道具
「GB350(GB350S)」のドライブチェーンの掃除に必要な道具を紹介します。
- チェーンクリーナー
- 三面チェーンブラシ
- ウエス
チェーンクリーナー
まぁバイクに使用するチェーンクリーナーのド定番と言えば、こちらの「KURE(呉) チェーンクリーナー」になると思います。
こちらのチェーンクリーナーは「ノンシールチェーン」はもちろんのこと、「シールチェーン」にも対応しているので、GB350に取り付けられているチェーン(シールチェーン)にも問題なく使用できます。
もしチェーンクリーナー選びで迷ったら、とりあえずこれを選んでおけば間違いないと思います。
ちなみに割と「速乾性」のあるチェーンクリーナーなので、吹きかけたらサッサと汚れを拭いてしまった方が良いと思います。
三面チェーンブラシ
ドライブチェーンにチェーンクリーナーを吹いて汚れを浮かした後に、「AZ製 三面チェーンブラシ」を使用してチェーンの掃除をします。
画像から分かるとおり、三面にチェーン掃除用のブラシが付いているので、チェーンをここに挟んでタイヤを回転させるだけで綺麗に掃除することができます。
もしくわ「柔らかめの歯磨きブラシ」を使用してもいいと思いますが、少し時間がかかってしまうのが難点です。
それでも細かい所まで掃除ができるので、三面チェーンブラシと合わせて使用してもいいと思います。
ウエス
チェーンクリーナーを吹いた後に三面チェーンブラシで掃除をし、最後に残ったクリーナー拭き取るために「ウエス」を使用します。
ちなみにウエスの材質に関しては、紙製(ペーパー)よりは「布製のウエス」の方が繊維などが残らなくていいと思います。
ドライブチェーンに注油するのに使用する道具
KURE スーパーチェーンルブ
チェーンクリーナーと三面チェーンブラシで掃除をしてチェーンを綺麗にした後に、最後の仕上げとして「チェーンオイル」を注油していきます。
それでこれも「チェーンオイル」としては定番中の定番商品である、「KURE(呉) スーパーチェーンルブ」を選びました。
やはりKURE製品は品質が良く信頼性もあるので、基本的にチェーンオイル選びに迷ったらとりあえずこれを選んでおけば間違いないと思います。
ちなみにこのスーパーチェーンルブも、「ノンシールチェーン」と「シールチェーン」の両方に対応しているので、GB350のドライブチェーンに使用しても全く問題はありません。
実際にGB350のドライブチェーンの清掃&注油作業をする
それでは「GB350(GB350S)」のドライブチェーンの清掃&注油作業を始めていきます。
作業自体はとても簡単ですが、一応手順的なことを紹介しておきます。
手順
- チェーンクリーナー吹きかける
- 三面チェーンブラシで掃除する
- ウエスでクリーナーを拭き取る
- スーパーチェーンルブを吹きかける
清掃&注油作業開始!
チェーンクリーナーを吹きかける
まず始めにGB350のセンタースタンドを立て、ギアを「N(ニュートラル)」に入れます。
そして床(地面)が汚れないように、「新聞紙またはトレー」をドライブチェーンの下にセットしておきます。
自分は面倒くさいのでやっていないのですが、「ブレーキ」や「タイヤ」にチェーンクリーナー(オイル)が引っかからないように新聞紙やクリアファイルなどでガードしておくことで、より安心して作業できると思います。
そしてチェーンクリーナーを「チェーン全体」に吹きかけます。
ちなみにチェーンクリーナーに付属する注油ノズルの先端を、「への字」に曲げてやるとチェーンに吹きかけやすくなります。
それでチェーンクリーナーをどこから吹き始めたのか?という「目印」を、何でも良いので作っておいてください。
自分の場合はチェーンの「黄色い塗装」を始点にし、リアタイヤを回しながら「1~2周程度」チェーンクリーナーを噴射しました。
三面チェーンブラシで掃除をする
チェーンクリーナーを全体的に吹きかけ終えたら、次に「三面チェーンブラシ」または「歯ブラシ」で掃除をしていきます。
ただこの記事を書いている時点(5月上旬)においては、まだ新車ピカピカ状態なので、全然チェーンは汚れてはいませんが笑
最後に「ウエス」を使用して、チェーンに残ったクリーナーや汚れを拭き取ります。
スーパーチェーンルブで注油をする
そして最後の仕上げにスーパーチェーンルブで注油作業をしていきます。
そして先ほど紹介した「チェーンの注油箇所」を狙い、リアタイヤを回しながら1~2周程度噴射します。
以上でドライブチェーンの掃除&注油作業は終了ですが、注油したオイル(ルブ)が飛散してしまうので、最低でも30分ぐらいはバイクに乗らない方が良いと思います。
ドライブチェーンカバーの取り外し方
ドライブチェーンの掃除や注油をするのに「カバー(ケース)」を取り外す必要は一切ありませんが、一応参考のためにGB350(GB350S)の「ドライブチェーンカバー」の取り外し方について紹介をします。
GB350(GB350S)のドライブチェーンカバー(ケース)を取り外すには、画像の赤丸部分にある「2つのボルト」を外す必要があります。
2本のボルトを取り外す工具に関してですが、それぞれ「10mmスパナ」または「10mmレンチ」を使用します。
2本のボルトを取り外したら、チェーンカバーを「横(右)にスライドさせる」ような感じで取り外します。
ではなぜ横にスライドさせるようにするのか?と言うと、チェーンカバーを「反対側から覗いてみる」とすぐに理由が分かります。
要は車体側とカバー側の「コの字型のゴムフック」みたいなのが、お互いにくっついて取り付けてあるんですよね。なのでこれを横にスライドさせて取り外す感じになります。
それで取り外してみるとこんな感じです。
いつかチェーンを交換する際などに必要な知識になると思うので、ぜひ覚えておいてください!
それでは以上で「GB350とGB350Sのドライブチェーンの掃除&注油方法」に関する記事は終わりとなります
さようなら~
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