人気沸騰間違いなし!?
こんにちはchessinuです。
ホンダから新型ダックス125が発売されることが正式に決定!
それでやはりこのバイクはハンターカブに匹敵する、いやそれ以上の「人気車種」になる可能性が高いので、今のうちから乗り出し価格や維持費用の大まかな計算をして、実際に購入するかどうかを検討しておいた方が絶対に良いです。
ということで今回の記事では、新型ダックス125の「価格」や「仕様」や「その他諸々」についてまとめてみたので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
ちなみに自分は既にホンダドリームで新型DAX125の予約をし、そして東京モーターサイクルショーに行って跨ってきました。笑
なお実際に跨った感想や実車の様子については、また別の記事で紹介したいと思っています。
(しかしこれは間違いなく売れる…)
新型DAX125の紹介
- 初代ダックス
- 名前の由来
- カラーバリエーション
- メーター
- エンジン音
- 変速方式
- 乗車姿勢&足つき
- 走行シーン
- カスタムパーツ
- 追加の新情報(3月24日)
- 追加の新情報(6月17日) ←NEW
初代ダックス
(昭和44年)1969年8月に、ホンダから初代ダックスにあたる「DAX HONDA ST50」が発売されました。
ちなみにWikipedia先生によると、このダックスホンダは「乗用車」にも搭載できるようにハンドルやステップが折り畳めたり、前輪が着脱可能だったり、燃料タンクを横にしても漏れないような構造になっていたそうです。(あと車体が凄くコンパクトサイズ)
それに比べると新型ダックス125は良くも悪くも「車格」があるので、昔のダックスを知っている人からすると「デカッ」って思うかもしれませんね。
まぁ新型と旧型では排気量をはじめとして何から何まで異なるので、当然っちゃ当然の話ですが…。
名前の由来
ダックスの名前の由来は、そのまま犬の「ダックスフンド」です。(見た目が胴長短足なので)
なお新型ダックス125の車体には、可愛いダックスフンドのマークがデザインされています。
また車体フレームにある縞模様は「犬の首輪」をモチーフにしているそうです。
カラーバリエーション
カラーバリエーションは「パールネビュラレッド」と「パールカデットグレー」の全2色展開となっていて、ホンダモーターサイクルジャパン(HMS)の社長の話によると、この色にした理由は男性だけではなく「女性」からの人気も獲得するためとのこと。
パールカデットグレーは遠目から見るとかなり「青」っぽい感じのグレーですね。それで2019年モデルのレブル250もこの色を使用していて、当時初めてバイク屋でそれを見た時にお洒落な色だなーって関心したのをふと思い出しました。笑
ちなみにパールネビュラレッドは、既に「スーパーカブC125」や「モンキー125」で使用されているので、バイク屋に置いてあれば色の具合を確認することができます。
またパールカデットグレーに関しても、既に「スーパーカブC125」や「レブル250」などで使用されている色なので、バイク屋で確認することができます。
メーター
新型ダックス125の純正メーターは「モンキー125」で使用されている物と全く同じで、速度計や燃料計はデジタル表示されますが、回転数を知る「タコメーター」やギアポジションを確認する「シフトインジケーター」はありません。
でもごちゃごちゃとした無駄な要素を省き、シンプルで見やすくお洒落なデザインが良いと思います。メッキが非常に格好いい!
エンジン音
ホンダ公式動画で新型ダックス125の実際のエンジン音(排気音)を紹介しています。(イヤホンまたはヘッドホン推奨)
変速方式
新型DAX125の変速方式は自動遠心クラッチの4速リターン式シーソーペダルという仕様のため、クラッチレバーがなく「小型AT限定免許」で乗ることができます。
なお走行中はリターン式で操作しますが、停車中は4→N→1(1→N→4)と「ロータリー式」でギアチェンジができるので、記事によってリターン式と書いたりロータリー式と書いてあったりします。
まぁカブシリーズに乗ったことがある方は特に問題ないとは思うのですが、普通のMTバイクに乗っている方は変速方式やシーソーペダルに初めの内は少し戸惑うかもしれませんね。
ちなみに走行中に4速の状態なのに間違えてギアを1段階あげようとしてしまうことを、カブ界隈では通称「幻の5速を踏む」なんて言われていたりします。(エンジンが唸るだけで何も起きない…まさにまぼろし~♪)
特に新型ダックス125はシフトポジションインジケーターがないので、間違いなく最低一度は幻の5速を踏むことにはなると思いますよ。笑
乗車姿勢&足つき
ホンダ公式サイトで、新型ダックス125(シート高775mm)の身長別ライディングポジションを紹介しています。
こちらは日本人男性の平均身長170cmにおけるライディングポジションです。
こちらは日本人女性の平均身長160cmにおけるライディングポジションです。
バイクジャーナリストの柴田直美氏(160cm)による、新型DAX125の足つき&取り回しインプレ動画も公開されています。
走行シーン
実際に新型ダックス125に乗って走行している、ホンダ公式のプロモーション動画もあります。
ちなみに物凄くどうでもいい話ですが、動画内で父親と息子が被っているヘルメットはARAI CLASSIC MODのモダングレーとパイロットホワイトですね。笑
カスタムパーツ
新型DAX125のカスタムパーツについて紹介した記事を書いたので、興味のある方はぜひそちらも参考にしてみてください。
追加の新情報(3月24日)
そしてついにホンダから新型DAX125に関する「正式発表」が行われ、公式HPにその概要について紹介されているので参考にしてみてください。
【ホンダ公式HP】
追加の新情報(6月17日)←NEW
残念なことに「発売延期」となってしまいました…。
まぁ情勢が情勢だけに仕方がないので、ここは大人しく待つことにしましょう。
【ホンダ公式HP】
スペック(仕様)
国内仕様とは多少異なる可能性もありますが、ヨーロッパホンダが2023 EU modelとして「ST125 Dax」のスペック(仕様)について正式発表したのでそれを紹介します。
なお先ほど述べたとおり「国内仕様」の詳細なスペックについては、3月19日から始まるモーターサイクルショーで明らかになると思われます。
- 製造国
- タイ
- エンジン
- 4st SOHC 単気筒 125cc 2バルブ
- ボア×ストローク
- 50.0mm×63.1mm
- 変速方式
- 自動遠心クラッチ(4速リターン式)
- 燃料タンク&燃費
- 3.8L : 65.7km/L(WMTCモード値)
- 全長×全幅×全高
- 1760×760×1020(mm)
- シート高
- 775mm
- タイヤ
- 前120/70-12 : 後130/70-12
- ブレーキ
- 前後ディスクブレーキ(1チャンネルABS)
- 車両重量
- 107kg(装備)
- 最高出力
- 9.38ps/7000rpm
- 最大トルク
- 10.8N・m/5000rpm
- その他
- 倒立フォーク(φ31)。灯火類はフルLED。ロングストローク。チューブレスタイヤ。シーソーペダル。鉄製プレスフレーム(モナカフレーム)
追記(3月24日)
【ホンダ公式サイト】
ホンダ公式サイトに国内仕様の詳細なスペック(諸元)が公開されたので、興味のある方はぜひそちらも参考にしてみてください。
ただし見比べてみたところ、EU modelのスペックとほとんど変わりはありませんでした。
関連動画
既に新型ダックス125(ST125)の外観や仕様に関する、いくつかの動画が出ているので紹介しておきます。
有名バイクジャーナリストの谷田貝洋暁さんと、バイク声優の難波祐香さんによる新型ダックス125のインプレ動画です。個人的には一番参考になりました。
ちなみに谷田貝さんの身長が「172cm」で難波さんの身長が「160cm」なので、それを基準にして考えれば新型ダックス125の全体的なサイズ感がなんとなく分かるかもしれません。
こちらはこつぶさん(145cm)と言う女性モトブロガーの方が、ホンダモーターサイクルジャパン(HMJ)の社長と対談している動画です。
【動画リンク】
こちらは茅ケ崎みなみさん(150cm)と言う女性モトブロガーの方が、ホンダモーターサイクルジャパン(HMJ)の社長と対談している動画です。
【動画リンク】
ホンダ公式サイトが新型ダックスの「デザイン」や「機能」を簡単に紹介している動画です。
【動画リンク】
発売日と予約方法
発売日
日頃お世話になっているホンダドリームのスタッフさんに聞いたところ、正式発表は「2022年3月24日(木)」に行われ、発売日は「2022年7月21日(木)」となっているそうです。
※先ほど紹介したとおり、発売延期となりました。(いつになるのかは一切不明)
正式発表 | 発売日 |
---|---|
3月24日(木曜日) |
予約方法
そして新型ダックス125の予約に関しては、各店舗によってかなり「マチマチ」な感じです。
例えばA店では3月24日の正式な発表が行われた後にできると聞き、別のB店に聞くと既に予約ができたりしました。なのでとにかく電話して聞いてみるのが一番良いです。
それと各店舗によって異なりますが、基本的に予約の際には「手付金」として1万円、または車両価格の10%(1割)ぐらい支払う場合もあります。あとは「ハンコ(三文判)」も必要だったりします。
なお途中で車両をキャンセルした場合、支払った手付金は返ってきますが、キャンセル料がかかる店舗もあるので事前に聞いておく必要があります。
ちなみに自分は3月20日にホンダドリームでパールカデットグレーを予約してきたのですが、既にパールネビュラレッドが15台、パールカデットグレーが10台ほど予約が入っていました。(ドリーム関東系列全体で)
車両本体価格
同じく先ほどのホンダドリームのスタッフさんに聞いてみたところ、新型ダックス125の車両本体価格は税込みで「44万円」とのこと。
やはり同排気量で似たようなスペックのクラシックバイク兄弟、CT125ハンターカブやモンキー125やスーパーカブC125の車両本体価格(税込)も全てきっちり「44万円」なので、それに合わせてきた感じですね。
車種名 | 税抜価格 | 税込価格 |
---|---|---|
新型DAX125 | 400,000円 | 440,000円 |
乗り出し価格
新型ダックス125の乗り出し価格を紹介します。
なお以下の乗り出し価格は店舗独自の「値引き」や「オプション」などは入れておらず、あくまでも「フラット」な金額で計算をしてあります。
- 車両本体価格 : 440,000円
- 非課税 諸費用 : 10,590円
- 課税 諸費用 : 20,350円
- 任意保険料 : α
- 合計金額 : 470,940円+α
乗り出し価格について
最終的な乗り出し価格は、合計金額に各自で入る「任意保険料」をプラスして考えます。
ちなみにまだどのバイク保険にするのかをまだ決めていないのであれば、大手企業のSBIホールディングスが運営している、各保険会社の「バイク保険プラン内容の比較をしてくれるサービス」も有るので利用してみてください。
非課税諸費用の内訳
非課税諸費用の内訳は「自賠責保険」で、今回は「3年分(10,590円)」で計算をしてあります。
なお以下は125cc以下の自賠責保険料です。(参考までにどうぞ)
- 12ヶ月 : 7,070円
- 24ヶ月 : 8,850円
- 36ヶ月 : 10,590円
- 48ヶ月 : 12,300円
- 60ヶ月 : 13,980円
課税諸費用の内訳
課税諸費用の内訳は「手続き代行費用(18,700円)」と「グッドライダー防犯登録費用(1,650円)」を合わせた金額となっています。
なお先ほどの非課税諸費用はどこで購入しても金額は同じなのですが、こちらの課税諸費用は各店舗によって手数料が異なるので「数千円程度」の差が生じます。
ただし手続き代行費用に関しては、自分で役所にナンバー登録の手続きに行けば「0円」になる場合が多いので、基本的にほとんどの人は自分でやります。(ただしここは店の収入源になる費用なので断られる場合も有り)
またグッドライダー防犯登録は何なのかということですが、要は警察のデータベースに加入者とバイクを登録しておくことで、盗まれた時に見つけやすくする「防犯システム」に登録するかどうかってことです。
登録すると下に番号が入ったステッカーが貼られます。(画像では番号を消しています)
ちなみにグッドライダー防犯登録は「任意」なので入らなくても良いのですが、基本的には入るように促されます。(見積もりにも自動で組み込まれている)
まぁそこら辺はそれぞれのご判断で。
維持費用
新型ダックス125を含む原付二種の、購入初年度にかかる維持費用の項目をまとめると以下のとおりになります。
- 軽自動車税 : 2,400円
- ガソリン代 : 12,160円
- メンテナンス費用 : 10,000円~
- 法定12ヶ月点検費用 : 11,000円~
- 駐車場代 : β
- 合計金額 : 35,560円+β
自賠責保険料と任意保険料
自賠責保険料と任意保険料に関しては、先ほど計算した乗り出し価格に含まれているので、維持費用からは差し引いて考えてあります。
軽自動車税
軽自動車税は「4月1日時点」においてバイクを所有している場合に発生する税金で、毎年4~5月に各市区町村から納税通知が所有者のもとに届き、「5月末日」までにコンビニや金融機関等を利用して納税を行う必要があります。
まぁ「節税対策」として3月に納車ができる場合でも、意図的に4月2日以降にずらして「登録」してもらう人もいたりします。
ガソリン代
新型ダックス125の燃費(WMTCモード値)が「65.7m/L」で、平均的なライダーが1年間に走行する距離を「5,000km」と仮定し、更にガソリン価格を「160円/L」で計算をしてみました。
- 燃費 : 65.7km/L
- 年間走行距離 : 5,000km
- ガソリン価格 : 160円/L
5000km÷65.7km/L=76.0L(5000km走るのに必要なガソリン量)
76.0L×160円/L=12,160円(5000km走るのに必要なガソリン代)
まぁおそらく新型ダックス125もかなり燃費の良いバイクになるとは思うので、現在のガソリン価格が高騰しているご時世を考えると非常に有り難いですね。
メンテナンス費用
購入初年度に必要なメンテナンスは人によって多少異なりますが、基本的に「オイル交換&フィルター交換」と「チェーン調整」ぐらいだと思います。
なので今回はそれを基準にして、「ホンダドリーム」で作業を行ってもらった場合の工賃(部品代別)を調べてみました。
- エンジンオイル交換 : 2,000円
- オイルフィルター交換 : 2,000円
- ドライブチェーン調整 : 1,400円
仮にエンジンオイルの交換を年に3回、エンジンオイルフィルターの交換を年に1回、ドライブチェーンの調整を年に2回行ったとすると、購入初年度のメンテナンス費用は「約10,000円~」ぐらいになります。
ちなみにホンダドリームの作業工賃に関しては、以下の公式リンクを参考にしてみてください。
12ヶ月点検(法定点検)
ホンダの新車バイクには「2年間」のメーカー保証が付帯されるのですが、その保証修理(メーカー保証)を受けるためには、有料の「法定12ヶ月点検」をバイク屋(基本的には購入店舗)で行う必要があります。
それでその新型ダックスの12ヶ月点検費用に関してですが、以下のホンダドリーム公式サイトの情報を参考にして、Bコースの「11,000円~」で計算をしました。
年間維持費の結論
年間維持費用はバイク所有者の環境によっても異なりますが、基本的に初年度の維持費用は「5万円前後」ぐらいを目安に考えておけば良いと思います。
その他の費用
新規でバイク(新型ダックス125)を購入する人は、事前に最低限の「バイク用品」を揃えておく必要があります。
- ヘルメット
- バイク用グローブ
- プロテクター
- バイクカバー
ヘルメット
納車前にヘルメットを用意しておく必要があるのですが、初めてバイクに乗る場合にはどれを購入したら良いのか迷ってしまうと思います。
なので別の記事にてヘルメットの種類や選び方について紹介してあるので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
バイクグローブ
これに関しては特に装着義務はないのですが、できればバイク専用のグローブは用意しておいた方が良いと思います。
ということで自分が使用している「デイトナ製バイクグローブ」を紹介した記事があるので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
プロテクター
プロテクターに関しても装着義務はないので、必要に応じてという感じになります。
バイクカバー
バイクを保管するためのガレージがない場合には、「防犯」や「風雨除け」のために必ずバイクカバーを用意しておいた方がいいと思います。
終わりに
これから大人気バイクになるであろう新型ダックス125は納車されるまでに時間がかかる可能性が高いので、それを待っている間に色々と準備をしておくと良いと思います。
まぁバイク用品を見ているだけでもワクワクしますからね。笑
それでは以上で「新型ダックス125(ST125)の乗り出し価格や維持費」について紹介した記事は終わりとなります。
さようなら~