今日からチェスを始めよう!
こんにちはchessinuです。
さて前回の記事では超癖者のポーンについて集中的に解説しました。
今回の記事ではポーン以外の駒について解説していきます。
でも皆さんご安心ください!
ポーンに比べたら他の駒の動きやルールなんてめちゃくちゃ単純で簡単なんですよ。
ピース(駒)の説明
Chessで使用する駒は下記の6つになります。
前回はこの内のpawnについて解説しました。
今回は残りのKing・Queen・Bishop・Rook・Knightについて解説していきます。(※スマホ閲覧の方は★がある所は横にスクロールして御覧くださいm(__)m)
King(キング)
キング は王を表し、十字架と王冠の形をしている。
<Wikipediaより参照>
- 討ち捕られたら終わり=チェックメイト
- 将棋では「王」にあたる
- 始まりから終わりまでただ1個しか存在しない
皆さんはkingという名前からどの様な駒を想像しますか?
はい、もちろんその名の通り「王」なのでこの駒を取られたら負けです。
威厳のある名前で強そうですよね。
見ての通り動ける範囲がかなり狭いですね。
序盤は基本的に他の駒に護られながら行動をします。
ちなみにKingも局面が中盤~終盤になると自ら敵陣に乗り込み敵の王を打ち捕りに参加しに行くことがあります。
将棋を知っている方なら、将棋の「王」と全く同じ行動範囲や役割を持ちますので分かりやすいですよね。
以上でKingの解説は終わりです。
Queen(クイーン)
クイーン (Queen) は王妃(もしくは大臣、将軍)を表し、王冠 (tiara) の形をしている。
<Wikipediaより参照>
- 最強の駒
- 将棋の「飛車」と「角」を合わせた機動力を持つ
- 初期配置では1個
Queenを日本語訳すると「女王」ですね。
ただしChessにおいてはQueenのことは
「女王様」
と呼んだ方が良いです。
理由は単純、ChessではQueenは最強の駒だからです。
この後で解説するRookとBishopの行動範囲を足すとQueenになります。★
まさに最強の駒ですね。
将棋で例えると飛車と角が合体した駒です。
そう考えると、とてつもない駒なのが分かりますよね笑
逆に考えるとこの駒をもし意図せずに失うことがあった場合、実戦においてはほとんどのケースで投了します。
ですので大事に慎重に扱ってくださいね。
以上でQueenの解説は終わりです。
Bishop(ビショップ)
ビショップはキリスト教の聖職者である「僧正」を意味する。駒の形が司教冠に似ているためであろうという。
<Wikipediaより参照>
- (前後左右)斜めに動く
- 将棋では「角」の動きにあたる
- 初期配置では白マス黒マスに各1個ずつ計2個
ただ1つだけ注意点としては、初期配置では白マス黒マスに各1個ずつ配置されており、下の画像を見て分かる通り
初期配置が白マスならばずっと白マスに、黒マスならばずっと黒マスで生涯を終えることになります。
つまり言い換えると初期配置が白(黒)マス配置ならば黒(白)マスには絶対に移動はできません。
なので言い方としては白マスBishop・黒マスBishopとも言ったりします。
将棋では「角」と同じ動きですね。
以上でBishopの解説は終わりです。
Rook(ルーク)
ルーク (Rook) はChessの駒の一種。塔または城のような形をしている。城、戦車を表している。
<Wikipediaより参照>
- (前後左右)真っ直ぐに動く
- 将棋では「飛車」の動きにあたる
- 初期配置では右端と左端に各1個ずつの計2個
先程のBishopが前後左右斜めにしか移動できないのに対し
Rookは前後左右真っ直ぐにしか移動できません。
こちらも特に難しいことなんて何も無いですね。
ちなみにChessにおいてRookはQueenに次いで戦力の高い駒です。
将棋では「飛車」と同じ動きをします。
以上でRookの解説は終わりです。
Knight(ナイト)
ナイト(Knight) は騎士を表し、馬の頭の形をしている。
<Wikipediaより参照>
- Chessにおいて唯一、他の駒を飛び越える動きができる
- 将棋では前後左右に動ける「桂馬」にあたる
- 初期配置では2個
今回の記事で紹介した駒の中では最も変わった面白い動き方をする駒です。
その名や、見た目の通り馬に乗り前後左右の障害物をピョンっと飛び越えるイメージですね。
他の駒には無い特殊な動きなので、状況によってとても活躍する駒になります。
将棋では前後左右に動ける「桂馬」ですね。
以上でKnightの解説は終わりです。
Chessにおける駒の価値
今回紹介した駒のChessにおける価値はKingを抜かして考えるとこの様になります。
Queen>Rook>bishop≒Knight>Pawn
ただしこれらはあくまでも初期配置時の評価の目安としてだけ覚えておいてください。
と言うのも、中盤~終盤の状況によってはガラリと駒の価値が変わっていくからです。
またこの事は詳しく別のルール解説記事等で紹介していきたと思います。
終わりに
皆様、ここまでお疲れ様でした。そしてここからが本当の意味でのスタートです。
各駒の動き方を覚えたら次はChessの細かい部分のルールを勉強し
また、どの様に駒を動かしどの様な戦術や思考を持てば良いのかなどこの後も覚えること考えることは様々にあります。
今回、そのスタート地点に立つ上でこの記事が役立つ事ができていたら幸いです。
それではまた次の記事でお会いしましょう!!