いざという時のための知識
こんにちはchessinuです。
今回の記事はBIOS(UEFI)設定画面でスクリーンショットを撮る方法について解説します。
BIOSのスクリーンショットを撮る機会なんてほとんど無いと思うかも知れませんが
例えば
- PCに不具合が生じた際、購入店舗やメーカー側にBIOS設定画面の画像を送る。
- 設定方法がわからない時にコミュニティーサイトなどで画像を貼って教えてもらう。
- 自分で設定した内容を見返す。
など、意外と役に立つ場面が存在しますので知っておいて何も損はありません。
スクリーンショットを撮るまでの一連の流れ
BIOS(UEFI)画面のスクリーンショットを撮る手順は以下のとおりです。
手順
スクリーンショットを撮るのに必要な物(USBメモリ)
では早速スクリーンショットを撮る方法についてですが、事前に用意しなくてはいけない物が一つあります。
それは「USBメモリ」です。
容量は別に何GBでもいいのですが、参考までに自分が撮ったデータを確認すると「1枚あたり約2.3MB」でしたので
100枚撮ったと仮定しても約230MB程度だと考えると「16GB~32GB」ぐらいの物でいいと思います。
ちなみにUSBメモリはBIOS設定画面のスクリーンショット専用に一つ持っておくと良いです。
と言うのもこの後にフォーマットという作業をする必要があり、その都度いちいちデーターを入れ替えたりするのも面倒だと思いますし
なにより間違えて中に入っていた「データを消してしまう可能性」も無いとは言えません。
そもそもUSBメモリ自体凄く安いので保険のために新しく買ってみてはいかがでしょうか。
USBメモリを決められたファイルシステム(FAT32)にフォーマットする
それでは用意したUSBメモリを【FAT32】というファイルシステムにフォーマットしていきますが、下記の点に注意してください。
フォーマットをすると中にあるデータが全て消えてしまうので、必ずUSBメモリの中にデータが入っていないことを事前に確認してから作業を行ってください。
まずUSBを挿した状態で下記の順に移動します。
- Windows Explorer
- PC
- デバイスとドライブ
その中から自分が使うUSBメモリの上にカーソルを置き右クリックをし、その中にあるフォーマットを選択します。
そうするとこの様な画面が出てくるのでファイルシステムのところでFAT32を選択します。
アロケーションユニットサイズに関しては「標準のアロケーションサイズ」を選んでおいてください。
クイックフォーマットにチェックを入れて【開始】をクリックします。
するとこの様な警告文が出てきますのでそのまま【OK】を選択します。
そしてフォーマット完了画面が出てくるので【OK】をクリックして終わりです。
BIOS(UEFI)を起動し設定画面へ行く
BIOS設定画面へ行く方法に関しては、それぞれのPC環境によって違うのでここでは特に触れませんが
基本的には電源ボタンを押しPC起動直後に【F2キー】か【Deleteキー】を押すことによってBIOSを起動させ設定画面へ行くことができます。
正確な方法に関しては付属のマニュアル(取扱説明書)などで各自ご確認ください。
実際にスクリーンショットを撮ってみる!
それでは実際にBIOS(UEFI)設定画面のスクリーンショットを撮ってみましょう。
撮り方はめちゃくちゃ簡単です。
スクリーンショットを撮りたい画面で【F12キー】か【Print Screenキー】を押すと撮ることが出来ます。
もしこれらのキーで撮れない場合は、各自メーカーサイトで調べるか購入店舗で問い合わせるなどをしてご確認ください。
手順
以下は自分が使用しているMSI製マザーボード(X570)で流れを説明していきます。
USBを接続した状態で電源をボタンを押し、PCを起動直後に【Deleteキー】を連打します。
するとBIOSが起動し自動的に設定画面へと移ります。
そしてスクリーンショットを撮りたい適当な画面で【F12キー】を押します。
【Select USB device】という表示が出てきますので自身が使用するUSBを選択します。
選択すると次に【Please enter filename to save】という表示が出てきます。
これはスクリーンショットを保存する際のファイル名ですので、変更する場合は各自で設定してみてください。通常はデフォルトのままで良いと思います。
その後【Store snapshot successfully】という撮影成功の表示が出てきて終わりとなります。
撮影した画像はUSBメモリの中に、「BMP」という画像形式で保存されていますのでご確認ください。
そしてこちらが実際のスクリーンショット画像です。
終わりに
長々とした説明になってしまいましたが、手順さえ分かれば簡単にスクリーンショットを撮ることができますので必要に応じて撮影してください。
以上でこの記事は終わりになります。
また別の記事でお会いしましょう!
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