乗るしかない…このビッグウェーブに!
こんにちはchessinuです!
タイトル通り久しぶりに自作PCを組んでみる事にしました。
久しぶりと言ってもまだ数年しか経ってないのですが、その数年前たまたま本屋に置いてあった自作PC関連の本を読み
「もしかしてこれ既製品買うより直接パーツ買って自分で組み立てたほうが安くね?」
とふと考え、当時は全く自作に対する知識もPCパーツに関する知識も無かったのでネットや書籍等で色々調べひぃひぃ言いながら作ったのを未だに覚えています。
でも組み立てが終わりソフトをインストール後、実際にPCを起動して画面にデカデカとwindowsのロゴが表示された時は達成感に満ち溢れたのも同様に覚えています。
では話を現在に戻しますが、何故急にまた新しく自作PCを組もうと思ったのかと言うと
まさに今
CPU業界にビッグウエーブが来ています…
画像のビッグウエーブさんこと「ブッチ」さんではないのですが
このビッグウエーブに乗り遅れるわけにはいかないと、久々にジサカー(自作PCを好む者の愛称)としての血が騒ぎ今に至る訳です。
ちなみにそのビッグウエーブとはざっくり言うとAMD社製の次世代ハイスペックCPUである第三世代のRyzenが発表され、そして来る7月7日七夕に発売されるのが決定した事です。
そして丁度その時期に日本ではPayPay・d払い・linepayを筆頭に、QRコード支払い等のキャッシュレス市場シェア争奪戦における還元祭りが他方で起きており
また話題の次世代CPU発売との事で家電量販店やPCショップ等でも自作パーツの大幅な値下げやポイント還元祭りも発生。
また当時の国際政治情勢悪化などによりPCパーツの全体的な値上がりの噂まで広がり、更に日本では10月から増税が始まるやら何やら色んな条件が重なりすぎててもう疲れた…
まぁそういう事もあり今回を逃す手はない!!
自作PCに使うパーツ紹介
グダグダ話しましたが、それではこれから自作に使うパーツを簡単に紹介していきます。
CPU
まずは何と言っても自作PCの中心パーツであるCPUを紹介します。
第三世代のRyzenは全部で8種類の発売が発表され、その内購入候補は以下の物です。
※スマホ閲覧の方は横にスクロールして見てください。
コア/スレッド数 | 価格 | |
---|---|---|
Ryzen 5 3600 | 6/12 | 約2万5千 |
Ryzen 5 3600X | 6/12 | 約3万 |
Ryzen 7 3700X | 8/16 | 約4万前半 |
Ryzen 7 3800X | 8/16 | 約5万中盤 |
Ryzen 9 3900X | 12/24 | 約6万中盤? |
Ryzen 9 3950X | 16/32 | ??? |
ちなみに自分の主な用途は3つあります。
- PCゲームをできるだけ快適にプレイする。
- youtube等にアップロードするゲーム実況動画等を編集する。
- 比較的重いソフトウェアを作動させてもさほど苦にならないこと。
まぁ3に関してはアバウトな感じですが、1と2に関しては目的がハッキリとしています。
正直な話、以前自作したPCでもゲームはできるっちゃできるのですが、やはりゲームによっては画質やフレームレート等をかなり強めに制限する必要も出てきたりするので、やはりこのビッグウエーブに乗って最新の自作PCを組みあげたいです。
当然買うのはCPUだけではないので、他のパーツ費用等も考慮し最終的には画像にあった通りRyzen 7 3700Xを購入しました。
コスパ的に最後までRyzen 5 3600と悩んでいたのですが、結局は8コアの世界を体験してみたかったので3700Xにしました。(しかし3950Xもかなり気になる…)

グラフィックボード
そして次はゲームをする上ではCPUと同等、いやそれ以上と言っても過言ではないくらいに大事なグラフィックボードの紹介です。
現在使っている自作PCはAPU等ではないので当然グラボ(GTXシリーズ)を載せてありますが、しかしポイント還元祭りが行われているこの際なので、それを流用するつもりはなく新しいグラボを購入しました。
で、正直な話グラボに関してもCPUに関しても色々なサイトや動画で比較をしていますが他のパーツとの兼ね合いなどもあり、やはり最終的に買って動かさないと実際にはわからないというのが本音です。
なのでまぁ最初はコスパ的に玄人志向(通称クロシコ)製品も考えてはいたのですが、前にクロシコ製品で痛い目にあったのを思い出し今回は見送ることにしました。
そしてRTXシリーズに関して少し気になる情報がありまして、それが何かというと画面にインベーダーゲームの様な物が突然表示され完全に使えなくなる
「XO病」
という致命的なバグが報告されている事です。
なので今回は思い切ってグラボをRadeonにしAMD製品で揃えてみようかとも思ったのですが、たまたま通販サイトで大幅な値引き&ポイント付きで、「GIGABYTEのRTX2070super(OCモデル)」が売られていたのでこちらを購入しました。
superシリーズでも「XO病」は出るとの報告もあり、GIGABYTEの4年間保証は購入の大きな決め手となりました。

マザーボード
CPU、グラフィックボードときたら次はマザーボードですよね。
こちらはMSI社製のマザーボード「X570 Gaming pro carbon wifi モデル」です。
正直X570ではなくB450かX470の製品から選ぼうかとも思ったのですが、MSIのX570のマザボを購入するとキャンペーンにて水冷式クーラー(約9,000円相当)が全員貰え
しかも製品の感想を書くと$25(当時の為替レート$1=108円で計算し約2,700円)のSTEAMウォレットまで貰えるという大盤振る舞い!
更にCPUと同時購入で5,000円割引まで適用されるという事なのでもうこれしか無いでしょ!っと購入しました。
(※9月現在HDDアクセスランプ常時点灯等の不良により製品が回収されているようです。確かに自分のでも同じ現象が起きており今後の状況に応じて返品も考え中…)

メモリ
Micron社製のネイティブDDR4-3200メモリ16GB×2モデルです。
他のOCモデルも考えたのですが、正直ネイティブで3200が動くのなら自分には十分すぎる気がするのでとりあえずはこちらで様子を見てみます。
とりあえずOCとかは考えずに、安定性などを望む方ならばこちらを選択するのが良いかと思います。
SSD
SSDはNVMe接続タイプの物を試しにどんな感じなのか使用してみたかったので、評判の良いSamsung SSD 500GB 970 EVO Plusを購入しました。
実際使用してみるとやはり安定感は凄いありますね。ただぶっちゃけSATA接続タイプとそこまで大きな違いを今の所見いだせている感じは一切しません笑
ただNVMe接続タイプは発熱量が凄く熱くなりやすいと言うのを事前に聞いていたのですが、今のところ特別にその様には感じませんがこれはSamsungの製品だからなのでしょうか?

OSを入れる用のもう一つのSSDはMicron社製(Crucialブラウンド)のCrucial SSD 250GB MX500 を購入しました。
普通に安定性も良く何も問題なく使用できて満足なのですが、正直なところ250GBではなくもう少し余裕のある500GBを購入すれば良かったと今更ちょっとだけ後悔しています。
HDD
Western Digital社製の4TB・HDDです。
昔に比べ今はもうSSDの価格自体が安いのでHDDは必要ないかなぁとは思いつつもやはり何となく安心感があるので一応購入しました。
もしかしたらHDDを買うのはこれが最後になるかも知れませんね…
CPUクーラー
こちらの簡易水冷式CPUクーラーはMSIのマザーボード購入キャンペーンで貰えたCooler Master MasterLiquid ML240L RGB となります。
今までは空冷式のCPUクーラーしか使ったことがなかったので凄い楽しみです!
フルタワーケースを使用するので大きさ的にも余裕があり、また見た目もスタイリッシュでオシャレなのでPCを眺める時間が増えそうですね!
この製品の取り付け方などの詳しい記事はこちらになりますので是非御覧ください!
電源
電源は特に大事なパーツの1つなのでここは余りケチらずにCorsair RM850xを購入しました。
スペックに関しては
- 850W
- セミファンモデル
- 80PLUS GOLD認証
- 日本製コンデンサー使用
- フルモジュラーケーブル
まぁざっくりとこんな感じです。
個人的には特にフルモジュラーケーブルは外せないですね。
それと容量に関して、今まで使用していたのは550Wの電源でしたが今回はグラボの性能やその他のパーツも大幅にスペックアップしてるので余裕を見て850Wにしました。
ぶっちゃけ750Wでも十分すぎるかなーとは思ってたのですが今後の拡張性も考え決断しました。今の所は何も問題なく順調に作動しています。
PCケース
コルセア社製のフルタワーサイズPCケース「Corsair Graphite 780T White version」になります。白色がとてもオシャレで綺麗で大変気に入っています!
今まで使用していたのはミドルタワーサイズで、ぶっちゃけミドルタワーでも大きさ的には何も問題は無かったのですがフルタワーサイズも一度は使ってみたくて購入しました。
届いた商品を出してみるとやはり大きく、部屋の中では良い意味でも悪い意味でも存在感は抜群です。
今後の拡張も考えると部屋の広さに余裕があるならばフルタワーはおすすめですね。ただし持ち運びがめちゃくちゃシンドイですけど…
ちなみに自分はキャリーカートの上に乗せて置いてます。運ぶのにかなり便利ですよ笑

モニター
ゲーム用途のモニター「ASUSゲーミングモニター 27インチ VG278QR」を購入しました。
スペックに関しては
- 27インチ/ TN液晶(1920×1080 FHD)
- 応答速度0.5ms/リフレッシュレート144hz
- G-SYNC Compatible/AMD FreeSync(Adaptive-Sync)対応
この様な感じです。
自分のゲーム環境はFHD・60~144fps設定ぐらいであまりキツめにはしないので、このくらいのスペックでも必要十分だと思います。
サイズに関しては今まで24インチサイズのモニターを使用していたのですが、もうワンサイズ大きさが欲しかったの27インチサイズにしました。今のところ凄く満足しています。
ただ2枚並べて使うなら24インチサイズの方が良いと個人的には思いました。
OS
Microsoft Windows 10Homeです。 USBフラッシュメモリモデルの物です。
キーボード
logicoolのキーボード「k-270」です。
スペックは
- 接続方式 : 無線(ワイヤレス)接続
- キースイッチ : メンブレン
- キーレイアウト : 日本語108
- Unifying : 対応
最初に使用した時は押した感覚が少し柔らか過ぎて失敗したかなぁ…なんて思っていたのですが、使っている内にどんどん慣れてきて今では大のお気に入りです。
しかも2,000円以下で買えた物なのでコスパ的にも大満足しています!
グリス
CPUグリスとして使用したのはこちらの「MX-4」で、「シルバーグリス」や「Kryonaut(熊さんグリス)」などと並んで人気のある製品です。
性能はもちろんのこと他のCPUグリスと比べても「粘度」が低いため、AMDのCPUクーラーの取り外し時によくありがちな「すっぽん」をしにくいという利点があります。
まぁあくまでも”すっぽんしにくい“というだけなので、CPUクーラーを取り外す際には事前に重めのエンコードなどをして、CPUを温めてからグリスを緩くして取り外すのが理想ではありますが。(自分は毎回そうしています)
また「非導電性」ということで、マザーボードの電子回路に付着してもショートする恐れが無いのもお勧めポイントの一つです。
ということで自分の様な自作PC初心者でも取り扱いやすいため、もしCPUグリスでどれを購入したら良いのか迷っている方にはお勧めします。
- 低粘度
- 非導電性
- 大容量4g
- 初心者~上級者
- 熱伝導率 : 8.5W/m・K
熱伝導シート
熱伝導シートはこちらの「Innovation Cooling IC Graphite Thermal Pad 40×40 IGC40」を使用。
Amazon.co.jpではあまり人気やレビューはありませんが、Amazon.comの方では熱伝導シートの中では一番人気が有るようです
小物
取り付けの際に使用した小物類です。
グリス拭き取り用ウエットシート
Ryzen 7 3700xを購入した時に付属してきた、空冷CPUクーラーの「Wraith Prism」に元々付いているCPUグリスを拭き取るために「アイネックス グリス拭き取り用ウェットシート GS-CLN」購入しました。
最初から付いているグリスは余り質が良くないので、自分のお気に入りのCPUグリスを付けるために拭き取る人はかなり多いかと思います。
Wraith Prismには結構しっかりとグリスがベチャ塗りされていましたが、2枚ほど使用して綺麗に拭き取ることができました。
静電気対策用手袋
PCの組み立て時には必ず「静電気防止手袋」をした方が良いです。
ちょっとした静電気でも回路全体にダメージが行き、データどころか最悪の場合、起動すらしなくなる可能性もあります。
特に冬場での作業では静電気などが発生しやすいので、絶対に着用して作業するようにしましょう。
終わりに
とりあえず使うPCパーツの簡単なご紹介は一通り終わりました。
組み上がったPCは別の記事にてご紹介します。
それではまたお会いしましょう!
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