スクープ!?
こんにちはchessinuです。
2022年の春頃に、ホンダからニューモデルの「新型スーパーカブ110」が発売されることは既に判明しています。
ただし未だにホンダから詳細な「仕様」や「価格」に関する正式な発表がないので、直接ホンダドリームのスタッフから資料を見せてもらったり、TwitterやInstagramなどの「SNS網」を駆使して調べてみたところ、色々な情報を掴むことができました!
ということで今回の記事は新型スーパーカブ110の乗り出し価格や発売日、また簡易的なスペック(仕様)について紹介をしてくので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
新型スーパーカブのスペック(仕様)
新型スーパーカブ110の「スペック(仕様)」についてはほぼ確定しているようで、よほどのことがない限り変更はないと思われます。
なお新型スーパーカブ110の更に詳しい情報については、3月28日に行われる正式発表までお待ち下さい。
- 車両型式
- カラーバリエーション
- マルチメーター
- キャストホイール
- チューブレスタイヤ
- ディスクブレーキ
- ABS
- 変速方式
- その他の噂
- カスタムパーツ
- 追加の新情報(3月19日)
車両型式
新型スーパーカブ110の車両型式は「JA59」です。
なお現行のスーパーカブ110の車両型式は「JA44」で、その前のスーパーカブ110の型番が「JA10」、更にその前のスーパーカブ110の型番は「JA07」となっています。
ちなみに現行モデルを含めたカブシリーズの車両型式は以下のとおりです。
- スーパーカブ110 : JA44
- クロスカブ110 : JA45
- CT125ハンターカブ : JA55
- スーパーカブC125 : JA58
- 新型スーパーカブ110 : JA59
- 新型クロスカブ110 : JA60
カラーバリエーション
新型スーパーカブ110(JA59)のカラーバリエーションに関しては、以下に挙げる「5種類」でほぼ決定している感じです。(ホンダドリームのスタッフから直接聞きました)
- グリーンメタリック
- ブルーメタリック
- ベージュ
- イエロー
- ホワイト
つまり新型の色に関しては現行のスーパーカブ110(JA44)と全く変わらない感じなので、ホンダ公式サイトで紹介している現行スーパーカブを見ておけば何となく想像がつくと思います。
ちなみにブルーメタリックに関しては「グリントウェーブブルーメタリック」と「アーベインデニムブルーメタリック」の2種類あるのですが、新型のスーパーカブでは画像左のグリントウェーブブルーメタリックを採用しています。
【ホンダ公式サイト】
マルチメーター
国外で発売されているスーパーカブと同様、「シフトインジケーター」や「時計」などが付いている多機能マルチメーターになる予定です。
なお下の画像は「タイ」で発売されているスーパーカブ(通称タイカブ)の純正メーターですが、ホンダドリームで見せてもらった資料では、まさにこの様な感じのデザインでした。
【画像引用元 : バイクの横輪様】
現行スーパーカブ110(JA44)の純正メーターと画像を並べて比較してみたのですが、皆さんはどのような感想をお持ちでしょうか?笑
まぁ個人的には純正シフトインジケーターがあるのは凄く嬉しいですが、ぶっちゃけデザインとしては現行タイプの方がスッキリしていて好きかも…。
キャストホイール
新型のスーパーカブ110は、現行モデルのスポークホイールから「キャストホイール」に変更となるようです。
ただしスポークホイールの見た目が好きな人は多く「根強い人気」があるので、ここら辺に関しては割りと「賛否」はありそうですが、個人的にはどっちでも良いかなって感じです。笑
下の画像は現行モデルのスーパーカブ110(J44)のスポークホイールです。
なお一口にキャストホイールと言っても色々なデザインがあるのですが、ホンダドリームで見せてもらった資料では、スーパーカブC125のキャストホイールに色も形状もかなり近い感じでした。
チューブレスタイヤ
キャストホイールへの変更に伴い、タイヤもチューブタイヤから「チューブレスタイヤ」に変更となるようです。
基本的にチューブレスタイヤはチューブタイヤよりもパンクしづらく、またパンクした際にも修理が楽になるので個人的には良いと思います。
ディスクブレーキ
ブレーキに関しても、現行モデルのドラムブレーキから「ディスクブレーキ」に変更となるようです。
ただしスーパーカブ125(C125)と同様に、フロントのみが油圧式ディスクブレーキで、リアはドラムブレーキのままだと思われます。
ABS
2018年10月1日以降に作られる二輪(原付二種)の「新型車」と、2021年10月1日以降に作られる二輪(原付二種)の「継続生産車」には、「ABS(Anti-lock Breake System)」か「CBS(Combined Breake System)」のどちらかを装備することが「義務化」されました。
それで今までネット上では新型スーパーカブのブレーキシステムは、「ABS」になるのか「CBS」になるのか熱い議論が交わされていましたが、どうやら「ABS」の採用で決着がついたようです。笑
変速方式
変速方式は現行スーパーカブ110(JA44)と全く同じ、自動遠心クラッチの4速リターン式シーソーペダル(停車時のみロータリー式)という仕様なのでクラッチレバーがなく、免許も「小型AT限定普通自動二輪」で乗ることができます。
現在普通のMTバイクに乗っている方は、カブシリーズ特有の変速方式やシーソーペダルに最初は少し戸惑うかもしれませんが、慣れてくると凄く楽しいですよ!
ちなみに今回の新型からシフトポジションインジケーターが付くので、いわゆる「幻の5速を踏む」ことが減るかもしれませんね。笑
その他の噂
おそらく新型の「スーパーカブ50」は出ないような感じです。
まぁスーパーカブ50のような「原付一種」に関しては、これからの厳しい排ガス規制などに対応させる開発コストを考えると、もはや販売するメリットなんて無きに等しいので消えゆく運命なんでしょうね…。(電動バイクに移行する感じで)
ただしあくまでも「噂レベル」なので、これが本当かどうかは現時点では不明ですが。
カスタムパーツ
新型スーパーカブ110(JA59)のカスタムパーツについて紹介した記事を書いたので、興味のある方はぜひそちらも参考にしてみてください。
追加の新情報(3月19日)
そしてついてにモーターサイクルショーが開幕し、新型スーパーカブに関する情報が色々と出てきました。
まず全体的な外観とざっくりとした仕様についての紹介です。
新型と旧型を比較してみると、見た目ではエンジンとホイールの形状、あとはリアキャリアがシルバーからブラックになっていますね。
それと油圧式ディスクブレーキになった影響で、ヘッドライト周りの所にブレーキホースを通すための穴が空いているのと、マスターシリンダーがあるのでウインカーが旧型に比べて飛び出しています。
ちなみに東京モーターサイクルショーに行って実物を拝見してきましたが、やはりスポークホイールからキャストホイールになっただけでも、だいぶ見た目の印象が変わりますね。
そして新型スーパーカブの新しいメーターについてですが、事前情報のとおりタイカブのメーターとほぼ同じ様な感じになりました。
実際に新型スーパーカブに跨った時のハンドル周りの様子です。
やはり横から見ると、ウインカーがかなり飛び出ているのが気になりました。
リアキャリアの色も旧型のシルバーからブラックに変更となりましたが、個人的には圧倒的にブラック塗装の方が好みですね。見た目が引き締まって格好いい!
ホンダ公式で新型スーパーカブを紹介している動画あるので参考にしてみてください。
発売日と予約方法
新型スーパーカブ110の発売日と予約方法について紹介します。
- 発売日
- 予約
発売日
日頃お世話になっているホンダドリームのスタッフさんに話を聞いたところ、新型スーパーカブ110の正式発表は「3月28日(月)」に行われ、発売は「4月14日(木)」となったようです。
ちなみに以前聞いた時には正式発表が3月14日で、発売日は3月28日と言われたのですが…どうやらそれぞれ延期したような感じっぽいです。
正式発表 | 発売日 |
---|---|
3月28日(月曜日) | 4月14日(木曜日) |
予約
そして新型スーパーカブ110の予約に関しては、各店舗によってかなり対応にバラツキがあります。
例えばA店では3月28日の正式な発表が行われた後にできると聞き、別のB店に聞くと既に予約ができたりしました。なのでとにかく電話して聞いてみるのが一番良いです。
それと各店舗によって異なりますが、基本的に予約の際には「手付金」として1万円、または車両価格の10%(1割)ぐらい支払う場合もあります。あとは「ハンコ(三文判)」も必要だったりします。
なお途中で車両をキャンセルした場合、支払った手付金は返ってきますが、キャンセル料がかかる店舗もあるので事前に聞いておく必要があります。
まぁ近年のバイクブームやコロナの影響もあり、納車状況がめちゃくちゃ悪化しているので、本当に欲しい方は早め早めの行動を心がけたほうが良いと思います。
おそらく「初期ロット」から外れると、納車までに相当時間がかかる可能性有り…。
車両本体価格
新型スーパーカブ110(JA59)の車両本体価格(税抜)は「275,000円」で、現行モデルのスーパーカブ110(JA44)よりも「2万円」ほど価格が高くなりました。
また新型スーパーカブ110プロ(JA61)の車両本体価格(税抜)は「315,000円」で、現行モデルのスーパーカブ110プロ(JA42)よりも「4万円」ほど高くなりました。
しかし今回追加された装備の充実度を考えれば、両車とも「良心的な価格」に収まったと思います。
車種 | 車両価格(税込) |
---|---|
現行スーパーカブ110 | 280,500円 |
新型スーパーカブ110 | 302,500円 |
現行スーパーカブ110プロ | 302,500円 |
新型スーパーカブ110プロ | 346,500円 |
乗り出し価格
ホンダドリームで購入した旧型スーパーカブ110(JA44)の乗り出し価格を元にして、新型スーパーカブ110の「おおよそ」の乗り出し価格を計算してみました。
なお以下は店舗独自の「値引き」や「オプション」などは入れておらず、あくまでも「フラット」な金額で計算をしてあります。
(※スーパーカブ110プロの場合は、以下の合計金額に「+44,000円」)
- 車体本体価格 : 302,500円
- 非課税 諸費用 : 10,590円
- 課税 諸費用 : 20,350円
- 任意保険料 : α
- 合計金額 : 333,440円+α
乗り出し価格について
最終的な乗り出し価格は、合計金額に各自で入る「任意保険料」をプラスして考えます。
ちなみにまだどのバイク保険にするのかをまだ決めていないのであれば、大手企業のSBIホールディングスが運営している、各保険会社の「バイク保険プラン内容の比較をしてくれるサービス」も有るので利用してみてください。
非課税諸費用の内訳
非課税諸費用の内訳は「自賠責保険」で、今回は「3年分(10,590円)」で計算をしてあります。
なお以下は125cc以下の自賠責保険料です。(参考までにどうぞ)
- 12ヶ月 : 7,070円
- 24ヶ月 : 8,850円
- 36ヶ月 : 10,590円
- 48ヶ月 : 12,300円
- 60ヶ月 : 13,980円
課税諸費用の内訳
課税諸費用の内訳は「手続き代行費用(187,00円)」と「グッドライダー防犯登録費用(1,650円)」を合わせた金額となっています。
なお先ほどの非課税諸費用はどこで購入しても金額は同じなのですが、こちらの課税諸費用は各店舗によって手数料が異なるので「数千円程度」の差が生じます。
ただし手続き代行費用に関しては、自分で役所にナンバー登録の手続きに行けば「0円」になる場合が多いので、基本的にほとんどの人は自分でやります。(ただしここは店の収入源になる費用なので断られる場合も有り)
またグッドライダー防犯登録は何なのかということですが、要は警察のデータベースに加入者とバイクを登録しておくことで、盗まれた時に見つけやすくする「防犯システム」に登録するかどうかってことです。
登録すると下に番号が入ったステッカーが貼られます。(画像では番号を消しています)
ちなみにグッドライダー防犯登録は「任意」なので入らなくても良いのですが、基本的には入るように促されます。(見積もりにも自動で含まれている)
まぁそこら辺はそれぞれのご判断でお願いします。
維持費
新型スーパーカブ110を含む原付二種の、購入初年度にかかる維持費用の項目をまとめると以下のとおりになります。
まぁ基本的に原付二種の維持費用はめちゃくちゃ安く、これがこの排気量クラスの「人気」を支え続けている理由でもあります。
- 軽自動車税 : 2,400円
- ガソリン代 : 11,800円
- メンテナンス費用 : 10,000円~
- 法定12ヶ月点検費用 : 11,000円~
- 駐車場代 : β
- 合計金額 : 35,200円+β
自賠責保険料と任意保険料
自賠責保険料と任意保険料に関しては、先ほど計算した乗り出し価格に含まれているので、維持費用からは差し引いて考えてあります。
軽自動車税
軽自動車税は「4月1日時点」においてバイクを所有している場合に発生する税金で、毎年4~5月に各市区町村から納税通知が所有者のもとに届き、「5月末日」までにコンビニや金融機関等を利用して納税を行う必要があります。
ガソリン代
新型スーパーカブの燃費(WMTCモード値)は「67.9km/L」で、平均的なライダーが1年間に走行する距離を「約5,000km」とし、更にガソリン代を「160円/L」で計算をしてみました。
- 燃費 : 67.9km/L
- 年間走行距離 : 5,000km
- ガソリン価格 : 160円/L
5000km÷67.9km/L=73.6L(5000km走るのに必要なガソリン量)
73.6L×160円/L=11,800円(5000km走るのに必要なガソリン代)
新型スーパーカブ(JA59)は旧型スーパーカブ(JA44)よりも燃費が「0.9km/L」ほど良くなったので、5000km走った場合のガソリン代も200円ぐらい安くなりました。
メンテナンス費用
購入初年度に必要なメンテナンスは人によって多少異なりますが、基本的に「オイル交換&フィルター交換」と「チェーン調整」ぐらいだと思います。
なので今回はそれを基準にして、「ホンダドリーム」で作業を行ってもらった場合の工賃(部品代込)を調べてみました。
- エンジンオイル交換 : 2,000円
- オイルフィルター交換 : 2,000円
- ドライブチェーン調整 : 1,400円
仮にエンジンオイルの交換を年に3回、エンジンオイルフィルターの交換を年に1回、ドライブチェーンの調整を年に2回行ったとすると、購入初年度のメンテナンス費用は「約10,000円~」ぐらいになります。
ちなみにホンダドリームの作業工賃に関しては、以下の公式リンクを参考にしてみてください。
12ヶ月点検(法定点検)
ホンダの新車バイクには「2年間」のメーカー保証が付帯されるのですが、その保証修理(メーカー保証)を受けるためには、有料の「法定12ヶ月点検」をバイク屋(基本的には購入店舗)で行う必要があります。
それでその新型スーパーカブの12ヶ月点検費用に関してですが、以下のホンダドリーム公式サイトの情報を参考にして、Bコースの「11,000円~」で計算をしました。
年間維持費の結論
年間維持費用はバイク所有者の環境によっても異なりますが、基本的に初年度の維持費用は「5万円前後」ぐらいと考えておけば良いと思います。
その他の費用
新規でバイク(新型スーパーカブ)を購入する人は、事前に最低限の「バイク用品」を揃えておく必要があります。
- ヘルメット
- バイク用グローブ
- プロテクター
- バイクカバー
ヘルメット
納車前にヘルメットを用意しておく必要があるのですが、初めてバイクに乗る場合にはどれを購入したら良いのか迷ってしまうと思います。
なので別の記事にてヘルメットの種類や選び方について紹介してあるので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
バイクグローブ
これに関しては特に装着義務はないのですが、できればバイク専用のグローブは用意しておいた方が良いと思います。
ということで自分が使用している「デイトナ製バイクグローブ」を紹介した記事があるので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
プロテクター
プロテクターに関しても装着義務はないので、必要に応じてという感じになります。
バイクカバー
バイクを保管するためのガレージがない場合には、「防犯」や「風雨除け」のために必ずバイクカバーを用意しておいた方がいいと思います。
まとめ
とりあえず新型モデルのスーパーカブ110について「分かっている範囲」で一通りまとめてみましたが、これからどんどんと「詳細な情報」が出てくると思うので、また何か分かり次第こちらの記事も「随時更新」していきます。
ちなみに自分は現行のスーパーカブ(JA44)から「乗り換え」を検討している感じです。
それでは以上で「新型スーパーカブの価格や維持費やスペック」について紹介した記事は終わりとなります。
さようなら~
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